80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲
80年代、世界の音楽シーンに鮮烈なデビューを飾った女性アーティストたち。
そのデビュー曲は時代を超えて、今なお多くの人々の心に響き続けています。
パワフルなロックボーカルから繊細なバラードまで、様々な魅力を放つ彼女たちのファーストソングの数々。
きらびやかなステージ衣装とともに、強い個性を放ち、音楽界に新たな風を巻き起こしました。
今回は、80年代に世界中の音楽ファンを魅了した、輝かしいデビュー曲の数々をご紹介します。
あの頃の感動が、また胸に蘇ってくるはずです。
80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲(21〜30)
Pickin’ Up PiecesBrenda K. Starr

アメリカ、ニューヨーク出身のブレンダ・K・スターさんが1985年に放ったデビューシングルです。
当時、映画出演をきっかけに音楽シーンに登場した彼女のパワフルな歌声は、とても印象的でしたよね。
重厚なビートとシンセが鳴り響く最先端のフリースタイル・サウンドに乗せて歌われるのは、失恋から立ち直る強い女性の姿。
心のカケラを拾い集めて再出発するという歌詞に、勇気をもらった方も多いのではないでしょうか?
後に“ディーバ・オブ・サルサ”と称される彼女の、輝かしいキャリアの原点となったダンス・ナンバーです!
Show Me the WayRegina Belle

アメリカ出身のレジーナ・ベルさんは、ソウルとジャズが溶け合う甘美な歌声を武器に、80年代に鮮烈なデビューを飾りました。
1987年にリリースされた「Show Me the Way」は、その才能を世に知らしめた記念すべき一曲です。
夜の都会を思わせるメロウで落ち着いたサウンドは、当時の「クワイエット・ストーム」の流行を象徴していますよね。
愛する人への道を示してほしいと歌う歌詞と、ささやくように、そして時に力強く訴えかける歌声は絶妙にマッチしています。
恋に迷い、答えを探す切ない気持ちに、思わず自分の経験を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか?
I Could BeSinitta

音楽一家に生まれ、イギリスとアメリカを拠点に活躍したシニッタさんの記念すべきデビューシングルです。
1983年に発表されたこの曲は、80年代の空気を詰め込んだようなシンセポップ。
きらびやかなサウンドと心弾むビートは、後の彼女の世界的ヒットを予感させますよね。
「私ならあなたの特別な人になれるかもしれないのに」。
そんな自信と期待が入り混じった思いを、ダンスフロアから熱い視線で送っているような情景が浮かびます。
この曲でクラブシーンの注目を集め、ポップスターへの道を歩み始めたシニッタさん。
この一曲に、後の輝かしい活躍の原石が隠されているのかもしれませんね。
Good TraditionTanita Tikaram

ドイツ生まれ、イギリス在住のシンガーソングライター、タニタ・ティカラムさんのデビューシングルです。
この曲が発売された1988年当時、彼女はまだ19歳!
若さとは対照的な、深く落ち着きのある歌声と知的な歌詞の世界観が、絶妙にマッチしていますよね。
フォークロックの陽気なリズムに、デクシーズ・ミッドナイト・ランナーズのメンバーによる軽快なヴァイオリンの音色が重なり、まるでヨーロッパの街角でお祭りに遭遇したかのような楽しい気分にさせてくれます。
家族の「良き伝統」を歌うこの曲は、時代を超えて心に温もりを届けてくれる、そんな一曲と言えるのではないでしょうか?
All Night With MeLaura Branigan

82年発表のアルバム「Branigan」収録。
52年生まれ。
ニューヨーク州出身の歌手。
80年代に「Self Control」などのヒットを連発して人気者の仲間入りを果たした彼女のデビューシングルです。
ミドルテンポのウェットなメロディがグッとくるバラードナンバーです。
Looking For A New LoveJody Watley

87年発表のアルバム「Jody Watley」収録。
59年生まれ。
ロサンゼルス出身の歌手。
Shalamarという音楽グループを脱退後、発表したソロ第1弾シングルです。
ディスコサウンドを想起するようなデジタルサウンドに合わせて歌う彼女の歌声がいい味を出しているシングルです。
Touch Me (I Want Your Body)Samantha Fox

86年発表のアルバム「Touch Me」収録。
66年生まれ。
ロンドン出身の歌手。
モデルとして活動していた彼女の歌手デビューシングルです。
この曲はいきなり本国イギリスだけでなく、アメリカでもヒットを記録し、歌手としても名声を手に入れました。
ポップセンスあふれるメロディが耳に心地良いシングルです。