80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲
80年代、世界の音楽シーンに鮮烈なデビューを飾った女性アーティストたち。
そのデビュー曲は時代を超えて、今なお多くの人々の心に響き続けています。
パワフルなロックボーカルから繊細なバラードまで、様々な魅力を放つ彼女たちのファーストソングの数々。
きらびやかなステージ衣装とともに、強い個性を放ち、音楽界に新たな風を巻き起こしました。
今回は、80年代に世界中の音楽ファンを魅了した、輝かしいデビュー曲の数々をご紹介します。
あの頃の感動が、また胸に蘇ってくるはずです。
80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲(1〜10)
Let the Music PlayShannon

アメリカ出身のシャノンさんが1983年に放った、80年代ダンスフロアを揺るがすデビュー曲です。
シンセサイザーと強烈なビートが鳴り響くこの曲は、その後の音楽ジャンルを変えたほど画期的!
「シャノン・サウンド」と呼ばれたエレクトロニックな響きは、今聴いても全く色あせませんよね。
でも実は歌詞の世界では「音楽に身を任せたいのに、好きな人が見てるから踊れない…」という、じれったくて切ない恋心が歌われているんです。
最高にクールなトラックの上で歌われる、このシャイな気持ちのギャップがたまりません。
フロアの熱気の中で、好きな人の視線を意識してドキドキした経験のある方なら、思わずうなずいてしまうのでは?
Steady OnShawn Colvin

アメリカ合衆国出身のシンガーソングライター、ショーン・コルヴィンさんのデビューアルバム表題曲です。
アルバムはグラミー賞を受賞し、彼女の輝かしいキャリアの幕開けとなりました。
歌詞には、ご自身の個人的な葛藤や回復への道のりが織り込まれているのだとか。
冷静ながらも芯の強さを感じる歌声と、爪弾かれるアコースティックギターの繊細な音色が、絶妙にマッチしていますよね。
「しっかり進め」と静かに語りかけるこの曲は、人生の困難な局面で、ただ励ますのではなく、隣でそっと支えてくれる親友のようです。
つらい時に聴くと、心が少しだけ軽くなる、そんな不思議な力をもった一曲ではないでしょうか?
Stop Your Fussin’Toni Childs

アメリカ出身のシンガーソングライター、トニ・チャイルズさんが1988年に放ったデビュー曲です。
ロックを基盤にワールドミュージックの要素を大胆に取り入れたサウンドは、当時とても斬新でしたよね。
アフリカの太鼓やカリブの風を感じさせるレゲエ調のリズムが、聴いているだけで心を解放してくれます。
感情的になる相手へ「もう大騒ぎするのはやめて」と歌う歌詞が、彼女のハスキーで大地のような深みのある歌声と重なって、すごく印象的。
ごちゃごちゃした悩みも、この曲の持つ大きなグルーヴに身を任せれば、なんだか乗り越えられそうな気がしてくる、そんなパワーを秘めた名曲です。
80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲(11〜20)
Girls Just Want To Have FunCyndi Lauper

長い下積みを経てソロ・デビューを果たした時、シンディ・ローパーはすでに30歳を超えていました。
遅咲きのデビューとなりましたが、ファースト・シングル曲『ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン』の大ヒットは、いまさら説明するまでもありませんよね。
女性の社会的地位へ向けた女性賛歌として、多くの共感を集めました。
もちろん、シンディのエネルギッシュで伸びやかな歌声とメロディは、老若男女問わず、いつでも聴く人を元気にしてくれますよ。
Only In My DreamsDebbie Gibson

87年発表のアルバム「Out of the Blue」収録。
70年生まれ。
ニューヨーク州出身のシンガーソングライター。
16歳という若さでメジャーレーベルからデビューした彼女のファーストシングルです。
ポップでキャッチーな若さ溢れるメロディラインが、とてもいい感じに仕上がっているナンバーです。
Knocked OutPaula Abdul

88年発表のアルバム「Forever Your Girl」収録。
62年生まれ。
サンフランシスコ出身の歌手、ダンサー。
Janet Jacksonの振付師を担当していたこともある彼女の歌手デビューナンバーです。
ダンサーの彼女らしいダンサブルでキャッチーなポップメロディが鳴り響く楽曲に仕上がっています。
Tell It to My HeartTaylor Dayne

87年発表のアルバム「Tell It to My Heart」のタイトルトラック。
62年生まれ。
ニューヨーク州出身の歌手。
80年代後半にデビューシングルのこの曲がいきなりヒットし、スターダムを駆け上がったアーティストです。
軽快でダンサブルなメロディに乗せたソウルフルな歌声がいい感じに仕上がっています。