80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲
80年代、世界の音楽シーンに鮮烈なデビューを飾った女性アーティストたち。
そのデビュー曲は時代を超えて、今なお多くの人々の心に響き続けています。
パワフルなロックボーカルから繊細なバラードまで、様々な魅力を放つ彼女たちのファーストソングの数々。
きらびやかなステージ衣装とともに、強い個性を放ち、音楽界に新たな風を巻き起こしました。
今回は、80年代に世界中の音楽ファンを魅了した、輝かしいデビュー曲の数々をご紹介します。
あの頃の感動が、また胸に蘇ってくるはずです。
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80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲(11〜20)
Bring Me Some WaterMelissa Etheridge

アメリカ出身のシンガーソングライター、メリサ・エセリッジさんが1988年に放った衝撃のデビュー曲です。
ブルースを基盤にした荒々しいギターサウンドと、魂を絞り出すようなかすれたボーカルが聴く者の心を鷲掴みにしました。
ティナ・ターナーさんを引き合いに出して絶賛されたのを覚えている、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
恋人への嫉妬と苦しみを叫ぶ歌詞は、あまりにストレートで胸が痛くなるほど。
この一曲でグラミー賞にノミネートされ、彼女の伝説が始まりました。
燃えるような情念が込められた歌声に、今も心を揺さぶられる方は多いのではないでしょうか?
Buffalo StanceNeneh Cherry

スウェーデン出身のネナ・チェリーさんが1988年に放った、世界に衝撃を与えたデビュー曲が『Buffalo Stance』です。
ヒップホップの力強いビートに、一度聴いたら耳から離れないキャッチーなシンセのメロディが絡み合います。
「金目当ての男なんていらない」と高らかに宣言する歌詞は、誰にも媚びないタフで自立した生き方を体現していて、多くの人々の心をわしづかみにしました。
当時妊娠中にもかかわらず、堂々と踊り歌うミュージックビデオの姿も印象的ですよね。
何ものにも縛られず自分らしくありたいと願うそのパワフルなメッセージに、今聴いてもなんだか勇気が湧いてくるのではないでしょうか?
Let the Music PlayShannon

アメリカ出身のシャノンさんが1983年に放った、80年代ダンスフロアを揺るがすデビュー曲です。
シンセサイザーと強烈なビートが鳴り響くこの曲は、その後の音楽ジャンルを変えたほど画期的!
「シャノン・サウンド」と呼ばれたエレクトロニックな響きは、今聴いても全く色あせませんよね。
でも実は歌詞の世界では「音楽に身を任せたいのに、好きな人が見てるから踊れない…」という、じれったくて切ない恋心が歌われているんです。
最高にクールなトラックの上で歌われる、このシャイな気持ちのギャップがたまりません。
フロアの熱気の中で、好きな人の視線を意識してドキドキした経験のある方なら、思わずうなずいてしまうのでは?
Steady OnShawn Colvin

アメリカ合衆国出身のシンガーソングライター、ショーン・コルヴィンさんのデビューアルバム表題曲です。
アルバムはグラミー賞を受賞し、彼女の輝かしいキャリアの幕開けとなりました。
歌詞には、ご自身の個人的な葛藤や回復への道のりが織り込まれているのだとか。
冷静ながらも芯の強さを感じる歌声と、爪弾かれるアコースティックギターの繊細な音色が、絶妙にマッチしていますよね。
「しっかり進め」と静かに語りかけるこの曲は、人生の困難な局面で、ただ励ますのではなく、隣でそっと支えてくれる親友のようです。
つらい時に聴くと、心が少しだけ軽くなる、そんな不思議な力をもった一曲ではないでしょうか?
Marlene On The WallSuzanne Vega

85年発表のアルバム「Suzanne Vega」収録。
59年生まれ。
ニューヨーク州出身の歌手。
87年にリリースした「Luka」などのヒットで日本でも人気の高いシンガーのデビューシングルです。
彼女らしいアコースティックギターの音色と少し低めの彼女の歌声が印象的な一局です。
DannyTiffany

87年発表のアルバム「Tiffany」収録。
71年生まれ。
カリフォルニア州出身の歌手、女優。
16歳でメジャーデビューを果たした彼女のファーストシングルです。
この曲の入ったアルバムからは2曲のナンバーワンヒットを記録していますが、この曲は全く売れませんでした。
そんなに悪い曲とは思わないんですけどね。
80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲(21〜30)
Your AlibisLisa Stansfield

イギリス出身のリサ・スタンズフィールドさんが、15歳で発表した記念すべきデビューシングルです。
後にソウルフルな歌声で世界を魅了する彼女ですが、1981年発表のこの曲では、ニュー・ウェイブとポップが融合したサウンドを聴かせてくれます。
浮遊感のあるシンセの音色と、まだあどけなさが残る彼女の歌声が絶妙にマッチしていますよね。
「あなたの言い訳」という少し背伸びしたタイトルとは裏腹に、メロディからは若さゆえの危うさと純粋さが同居しているよう。
この原石の輝きこそが、後の世界的な成功への序章だったと感じさせる、そんな魅力的な一曲です。





