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90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック

90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック
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90年代アメリカのヒップホップシーンといえば、黄金期と言われています。

当時活躍したラッパーたちの中には、今も一線で活躍しているアーティストはもちろん、今では音楽シーンをけん引する名プロデューサーとして知られるアーティストもたくさん居るんですよね。

さらには、この世を去って、今ではレジェンドとして語り継がれているアーティストもたくさん。

この記事では、彼らが残した90年代ヒップホップの名曲を一挙に紹介していきますね。

ヒップホップクラシックとして今もなお色あせることのない名曲をご堪能ください。

90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック(1〜10)

It Was A Good DayIce Cube

ヒップホップというと、争いが絶えないイメージや、怖いイメージを持っている方も多いと思います。

たしかにその通りで、90年代はとくにラッパー同士の争いが絶えない時代でした。

そんな中リリースされたのが、『It Was A Good Day』。

こちらの手掛けたのは、俳優としても有名なラッパーの、アイス・キューブさん。

この曲には、争いのない日常こそが幸せだというメッセージが込められています。

当時の時代背景を知れば知るほど、この曲が心に刺さるはずです。

Keep Their Heads Ringin’Dr. Dre

Dr. Dre – Keep Their Heads Ringin’ (Official Video) [Explicit]
Keep Their Heads Ringin'Dr. Dre

ウェストコーストヒップホップを代表するプロデューサー、ドクター・ドレーさんが手掛けた楽曲は、映画『Friday』のサウンドトラックとして1995年3月にリリースされました。

パーティー会場を盛り上げる音楽の力と、自身のライフスタイルを巧みに表現した歌詞が印象的です。

Gファンクサウンドの特徴である重厚なベースラインと心地よいシンセサイザーの音色が、The Sequenceの『Funk You Up』からのインターポレーションと見事に融合しています。

本作は商業的にも成功を収め、ビルボードHot 100チャートで10位を獲得。

同年のMTVビデオ・ミュージック・アワードで最優秀ラップビデオ賞を受賞しました。

夜遊びの定番として愛され続けており、気分を上げたい時や友人とドライブする際におすすめの一曲です。

Juice (Know The Ledge)Eric B. & Rakim

強烈なベースラインがリスナーに衝撃を与える『Juice(Know The Ledge)』。

ヒップホップの黄金期に活躍し、今もなおラップの神として崇められる存在のラキムさんが、エリック・B・アンド・ラキムというユニットとしてリリースした楽曲です。

この曲は1992年に公開された自主差別などの黒人問題を絡めた、青春クライムムービー『Juice』の表題曲として起用されています。

次々に打ち出されるリリックに、思わず耳を奪われる1曲です。

Still D.R.E. ft. Snoop DoggDr. Dre

USのヒップホップを学んでいく上で避けては通れない名曲、『Still D.R.E. ft. Snoop Dogg』。

ドクター・ドレーさんがスヌープ・ドッグさんをフィーチャーした本作は、1999年リリースの作品でありながら、現在でも多くのヘッズや一般リスナーから愛されています。

最近の若い方にとっては、2022年に開催された「第56回NFLスーパーボウルハーフタイムショー」のパフォーマンスが記憶に新しいのではないでしょうか?

西海岸特有のスタイルとバイブスが感じられる本作は、まさにノリの良いヒップホップの典型と言えるでしょう。

ぜひチェックしてみてください。

California Love feat. Dr. Dre2Pac

2Pac – California Love feat. Dr. Dre (Dirty) (Music Video) HD
California Love feat. Dr. Dre2Pac

90年代には、多くのヒップホップスターが誕生しました。

その中でも、真っ先に思い付くのが2Pacさんです。

90年代のヒップホップシーンは、彼が作ったといっても過言ではありませんよね。

そんな2Pacさんの代表曲の一つが『California Love feat. Dr. Dre』。

2Pacさんが釈放後、初めてリリースした曲としても印象深いです。

ちなみに大規模なロケをして撮影された、映画のようなMVには、クリス・タッカーさんが出演しているんですよ。

Ruff Ryders’ AnthemDMX

2021年にこの世を去ったDMXさん。

『Where the Hood At』などの楽曲で知られるレジェンドですよね。

そんなDMXさんも、90年代は若手の一人にすぎませんでした。

そんな彼の人気を不動のものとしたのが『Ruff Ryders’ Anthem』です。

ヒップホップの曲の中でも、かなり過激な歌詞なのですが、多くの人に受け入れられ、初登場で音楽チャート1位に。

最終的に500万枚を売り上げる、大ヒットとなりました。

常に一定のペースをきざむトラックにも注目して、聴いてほしいと思います。

C.R.E.A.M.Wu Tang Clan

Wu-Tang Clan – C.R.E.A.M. (Official HD Video)
C.R.E.A.M.Wu Tang Clan

現在も第一線で活躍しているヒップホップグループ、ウータンクラン。

90年代は、彼らが登場した時代でもあります。

彼らが90年代にリリースした名曲といえば、『C.R.E.A.M』です。

2000年代以降も、多くのアーティストがこの曲をカバーしていますよね。

メッセージ性の強い歌詞が受け入れられず、リリース当時は、あまり売り上げは伸びませんでした。

しかし、じょじょにヒップホップファンの間で口コミが広まり、今では誰もが知るクラシックになりました。