90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック
90年代アメリカのヒップホップシーンといえば、黄金期と言われています。
当時活躍したラッパーたちの中には、今も一線で活躍しているアーティストはもちろん、今では音楽シーンをけん引する名プロデューサーとして知られるアーティストもたくさん居るんですよね。
さらには、この世を去って、今ではレジェンドとして語り継がれているアーティストもたくさん。
この記事では、彼らが残した90年代ヒップホップの名曲を一挙に紹介していきますね。
ヒップホップクラシックとして今もなお色あせることのない名曲をご堪能ください。
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90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック(21〜30)
Jump AroundHouse Of Pain

1991年から1995年にかけて活躍したヒップホップトリオ、ハウス・オブ・ペイン。
活動期間は比較的短めな彼ら。
当然、リリースした曲数も少ないのです。
それでも今なお根強い人気を誇っているのは、『Jump Around』という曲の素晴らしさに由来するところが大きいでしょう。
同じ単語を繰り返す中毒性の高いサビは、一度聴いたら耳から離れません。
それだけでなく、リリックの一言ひとことに、パンチラインと呼べるようなインパクトがあります。
Can’t Truss ItPublic Enemy

社会問題に切り込むことで知られる、ヒップホップグループ、パブリック・エナミー。
彼らが人種差別をテーマに制作したのが、『Can’t Truss It』です。
中毒性のあるトラックののせて放たれる、衝撃的なリリックの数々が、多くの音楽ファンをとりこにしました。
ちなみにMVも人種差別をテーマにした内容で、ユーモラスかつ、ダークな雰囲気に仕上がっています。
また、MVと合わせて見ると、歌詞がより深く理解できるはずですよ。
90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック(31〜40)
SabotageBeastie Boys

アメリカのハードコア・パンクバンドが前身のビースティ・ボーイズのメンバーはマイクDさん、MCAさん、キング・アドロックさんの3人。
のちにヒップホップへの完全移行を遂げ、90年代以降のストリートカルチャーに大きな影響を与えました。
アルバム『Ill Communication』に収録された『Sabotage』はそんな彼らの1994年のシングルヒット曲です。
ベースの強烈なリフとヒップホップのクールさが完璧に融合した勢いのある楽曲で、スパイク・ジョーンズ監督による刑事ドラマ風のコミカルなミュージックビデオも話題になりました。
N.Y. State of MindNas

重たくて気だるいビートで幕を開けるナズさんの代表曲『N .Y.States of Mind』。
ナズさんのデビューアルバムにして名盤と言われるアルバム『Illmatic』に収録されている1曲です。
ヒップホップではサンプリングという、既存の曲から一部を引用し、それを組み合わせる手法でトラックを作ります。
サンプリング元には何を選んでもいいのですが、当時はジャズの曲からサンプリングすることが人気になりました。
たとえばこの曲ではジョー・チェンバースさんの『MInd Rain』、ドナルド・バードさんの『Flight Time』というジャズの楽曲が使用されています。
ジャズとラップという一見合わない組み合わせが新たな文化を生み出しました。
RegulateWarren G

ウエストコースト・ヒップホップといえば必ずと言っていいほど名前が上がるのがウォーレン・Gさん。
Gファンクというヒップホップのサブジャンルをドクター・ドレーさんやスヌープ・ドッグさんとともに開拓した伝説的なラッパーのひとりです。
そんなをウォーレン・Gさんの代表曲『Regulate』はヒップホップの中でも外せない名曲です。
勢いで、怒りを表現するラップとはまた違った、クールなラップで聴き心地の良さが印象的な1曲です。
Jazz (We’ve Got)A Tribe Called Quest

黒人の歴史を主体とした音楽性で知られるヒップホップ・クルー、ネイティブ・タンズ。
一時代を築き上げたクルーとして知られていますね。
そんなネイティブ・タンズの中心的存在だったグループが、こちらの『Jazz (We’ve Got)』を歌っているア・ドライブ・コールド・クエストです。
この曲はジャズベーシストのロン・カーターさんとタッグを組んだ名盤『The Low End Theory』に収録されています。
乾いたウッド・ベースとア・ドライブ・コールド・クエストの強いメッセージを秘めた硬派なラップの相性はバツグンです。
Tonight’s Da NightRedman

現在もヒップホップシーンの第一線で活躍し続けるレッドマンさん。
彼を一躍スターに押し上げたのがファーストアルバム『Whut』です。
このアルバムには数多くの名曲が収録されているのですが、中でもインパクトが強いのが、『Tonight’s Da Night』。
内容はレッドマンさんの自己紹介ソングという感じなのですが、その攻撃的な内容は多くの人に衝撃を与えました。
また、ちなみにリリックの中には、音楽ファンならわかるような小ネタや引用が含まれています。
とくに90年代の洋楽が好きな方ならニヤりとしてしまうのではないでしょうか。