RAG MusicHIPHOP-Rap
おすすめのヒップホップ・ラップ
search

90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック

90年代アメリカのヒップホップシーンといえば、黄金期と言われています。

当時活躍したラッパーたちの中には、今も一線で活躍しているアーティストはもちろん、今では音楽シーンをけん引する名プロデューサーとして知られるアーティストもたくさん居るんですよね。

さらには、この世を去って、今ではレジェンドとして語り継がれているアーティストもたくさん。

この記事では、彼らが残した90年代ヒップホップの名曲を一挙に紹介していきますね。

ヒップホップクラシックとして今もなお色あせることのない名曲をご堪能ください。

90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック(1〜10)

Party Up (Up In Here)DMX

DMX – Party Up (Up In Here) (Enhanced Video, Edited)
Party Up (Up In Here)DMX

怒りとフラストレーションを露わにした荒々しいラップと、火災報知器のような印象的なビートが強烈なインパクトを放つ作品です。

情熱的なパフォーマンスと攻撃的なリリックが見事に調和し、聴く者の心を揺さぶります。

1999年12月発売のアルバム『…And Then There Was X』に収録され、翌年にシングルカットされました。

映画『60セカンズ』『ビー・バッド・ボーイズ』にも採用され、DMXの代名詞ともいえる楽曲へと成長。

興味深いことに、当初DMXは制作に消極的だったものの、結果的にキャリアの代表作となりました。

エネルギッシュなサウンドと力強いメッセージ性から、モチベーションを高めたい時やワークアウト中のBGMとして絶大な効果を発揮する一曲です。

If I Ruled The World (Imagine That) feat. Lauryn HillNas

Nas – If I Ruled the World (Imagine That) (Official HD Video) ft. Lauryn Hill
If I Ruled The World (Imagine That) feat. Lauryn HillNas

自由と解放への強い願いを、郷愁を誘うメロディとグルーヴィーなビートに乗せて描いた傑作です。

豊かな表現力とメッセージ性の高いリリックで、理想の世界を鮮やかに描き出しています。

ストリートの厳しい現実を見つめながらも、希望に満ちた未来への想いを優しく歌い上げる心温まる名曲となっています。

ローリン・ヒルさんのソウルフルなコーラスが、楽曲の魅力をさらに引き立てています。

1996年6月にリリースされたナズさんのアルバム『It Was Written』からの1枚で、アメリカのBillboard Hot 100で53位を記録。

1997年のグラミー賞では最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞にノミネートされました。

本作は、心が疲れているときや、明日への活力が欲しいときにぴったりです。

夜のドライブや、一人で物思いにふける時間のお供としても素晴らしい1曲となっています。

Who Am I? (What’s My Name?)Snoop Dogg

1993年に放たれたウェストコーストヒップホップの歴史的傑作。

ジョージ・クリントンさんのファンキーなサンプリングをベースに、スヌープ・ドッグさんの独特なフロウとメロディアスなライムが絶妙に融合した黄金のGファンクサウンドが響き渡ります。

その滑らかでゆったりとしたリリックには、ロングビーチのストリートライフや、世界に向けて自身の存在感を堂々と宣言する力強いメッセージが込められています。

アルバム『Doggystyle』に収録された本作は、ビルボードHot 100で8位を記録。

ファブ・ファイブ・フレディ監督のミュージックビデオも話題を呼び、スヌープ・ドッグさんのデビューを華々しく飾りました。

パーティーシーンで盛り上がりたい時や、西海岸のチルな雰囲気に浸りたい気分の時におすすめです。

90年代洋楽ヒップホップまとめ。黄金期のクラシック(11〜20)

Changes ft. Talent2Pac

アメリカの社会問題に真正面から向き合い、人種差別や貧困、警察の暴力など重要なテーマを鋭く切り込んだ傑作が誕生しました。

2パックさんが描く痛烈な社会批判は、当時のアメリカ社会の現実を映し出す鏡となり、今なお色褪せることのない普遍的なメッセージを持っています。

Bruce Hornsby & The Rangeの『The Way It Is』をサンプリングした印象的なピアノ・リフに乗せて、社会変革への願いが力強く歌われています。

1998年10月にリリースされ、ビルボードチャートで32位を記録。

2000年にはグラミー賞にもノミネートされ、ヒップホップの金字塔として高い評価を受けています。

音楽を通じて社会の在り方を考えたい方、90年代ヒップホップの真髄に触れたい方におすすめの一曲です。

Mo Money Mo Problems feat. Puff Daddy & MaseThe Notorious B.I.G.

The Notorious B.I.G. – Mo Money Mo Problems (Official Music Video) [4K]
Mo Money Mo Problems feat. Puff Daddy & MaseThe Notorious B.I.G.

90年代を代表するダイアナ・ロスのサンプリングをベースに、輝かしい成功の裏側に潜む苦悩を描いた黄金期のヒップホップクラシック。

ノトーリアス・B.I.G.さんの深みのある声とリズミカルなフロウ、パフ・ダディさん、メイスさんの洗練されたパフォーマンスが見事に調和しています。

1997年7月にリリースされた本作は、Billboard Hot 100で2週連続1位を獲得。

未来的な世界観が印象的なミュージックビデオは、巨匠ハイプ・ウィリアムス監督が手掛けました。

豪華なサウンドと切実なメッセージ性を兼ね備えた名曲は、成功を夢見る全ての人の心に深く響くはずです。

I Got 5 on ItLuniz

ウェストコーストヒップホップシーンを彩るマリファナ・カルチャーを象徴するアンセムと称されるデュオ、ルーニーズによる名曲。

マイケル・マーシャルさんの甘美なコーラスとメンバーのヤクマウスさん、Numskullさんによるフロウが見事に調和した珠玉のメロディーラインが心に残ります。

1995年5月のリリース以降、ヒップホップクラシックとして揺るぎない地位を確立し、アルバム『Operation Stackola』に収録された本作は、世界的な支持を集めました。

2019年には映画『Us』でジョーダン・ピール監督が独特の緊張感あふれるオーケストラリミックスを制作し、新たな魅力を引き出しています。

リラックスした気分で音楽を楽しみたい方におすすめしたい一曲です。

Gin And JuiceSnoop Dogg

1993年、1100万枚を売り上げた伝説のアルバム『Doggystyle』がリリースされました。

このアルバムは、スヌープ・ドッグさんのデビューアルバムとしても広く知られています。

収録曲の中でも、多くの反響をよんだのが、『Gin And Juice』。

こちらはお金ばかりを追いかける現代社会へのディスソングです。

ただ、シリアスなだけでなく、ポップな雰囲気を合わせもっていますよ。

気になった方は、詳しい歌詞も調べてみてくださいね。