【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲
18世紀の誕生以来、ヨーロッパを中心に世界中で愛されているアコーディオン。
中国の笙をルーツに持つこの楽器は、耳にするだけで石畳が続くヨーロッパの街並みが思い浮かぶようなおしゃれで華やかな音色で、長きにわたって多くの人々の心を魅了し続けています。
今回は、そんなアコーディオンをメインに使用している作品や、アコーディオンの音色と相性の良い楽曲を集めました。
いずれも、アコーディオンの魅力を堪能できる作品ばかりですので、ぜひ最後までお楽しみください!
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【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲(11〜20)
ラ・ヴィ・アン・ローズÉdith Piaf

スタンダード・ナンバーとして多くのアーティストにより歌われるようになったこの曲は、もともとは1946年のエディット・ピアフの代表曲です。
この曲のヒットは、彼女にとって予想外だったそうですが、その後英語の歌詞が作られ、より人気が出たそうです。
誰もが一度は耳にしたことのあるメロディーは、哀愁をおびたアコーディオンの音によく合います。
リベルタンゴAstor Piazzolla

正確にはアコーディオンの一種であるバンドネオン奏者、アストル・ピアソラの作曲した曲で、タンゴの名曲のうちのひとつです。
彼はタンゴを元にクラシック、ジャズの要素を融合させた独自の演奏形態をうみだしました。
この曲は1974年に発表されたもので、今でもタンゴの曲のスタンダードナンバーとして愛されています。
風の詩小松亮太

TBS系ドキュメンタリー番組「THE 世界遺産」の曲です。
本曲では、バンドネオンはラテン調の音色というより、多民族的なメロディを奏でています。
世界遺産のテーマにふさわしく、明るく壮大で、威厳のある感動的な1曲です。
カチューシャMatvey Blanter

アコーディオンのしっとりとした音色が醸し出すノスタルジックな雰囲気と相性抜群の、ロシア民謡『カチューシャ』。
カチューシャと呼ばれている娘が国境警備につく恋人を思って歌う、切ない恋心と戦時下に置かれた人々の希望を描いた楽曲です。
この曲は1938年に作曲されましたが、1941年から1945年にかけてドイツとソビエト連邦の間で独ソ戦が繰り広げられた際には、兵士をたたえる歌として多くの人々によって歌われました。
心揺さぶるメロディが多くの人々に愛され、さまざまな言語に翻訳され世界中で親しまれている、ロシア音楽を代表する1曲です。
ベサメムーチョConsuelo Velázquez

メキシコの女性作曲家コンスエロ・ベラスケスさんが、弱冠17歳で作曲した『ベサメムーチョ』。
恋への甘美な憧れを表すこの妖艶なメロディを聴いて、誰が17歳の少女が生み出した作品と思うでしょうか?
この曲は、最も多くカバーされたスペイン語の楽曲といわれ、世界中でさまざまな言語に訳され歌い継がれています。
おしゃれさと情熱的な雰囲気が同居するこの曲は、アコーディオンのための音楽と錯覚してしまいそうなほど、哀愁ただよう音色と相性抜群の作品です。
二人でお茶をVincent Youmans

1924年に作曲され、今ではジャズのスタンダードナンバーとして世界中で親しまれている『二人でお茶を』。
アコーディオンの特徴である豊かで心地よい響きを楽しめる1曲です。
気軽に口ずさめる軽快なメロディを耳にすれば、まるでヨーロッパのおしゃれな街並みをスキップしながらめぐっているような気分に!
多くのアコーディオン奏者が、ジャズならではの即興アレンジを加えて演奏していますので、お好みの演奏を探してみるのも楽しいかもしれませんね。
【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲(21〜30)
Scabroso

イタリアに古くから伝わるとされているのが『Scabroso』です。
作曲者や曲が作られた詳しい背景は不明ですが、その軽やかでイタリアらしいメロディラインは、今なお多くの人に愛されています。
パッと聴いた印象は、楽し気な雰囲気ですね。
しかし、別の考察もできるんです。
実はタイトルの「Scabroso」には、「やっかいな」という意味があるんです。
それを踏まえて聴くと、トラブルに見舞われた男性がてんてこまいしている様子も思い浮かびますね。