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【2025】オーストリアの人気バンドまとめ

クラシック音楽の愛好家や演奏者であれば、オーストリアはまさに憧れの国。

「音楽の都」と呼ばれるウィーンの存在はそれほど音楽に興味がない方でも知っているでしょうし、モーツァルトやハイドンなど歴史的な巨匠を生んだオーストリアはまさに音楽の国ですよね。

ところで、オーストリアのロックやポップ、メタルなどのバンド事情はどうなのでしょうか。

日本ではあまり知られていないオーストリアのバンドシーンを、この記事ではジャンルを問わず多数紹介しています!

オーストリアならではのバンドも多く登場しますから、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

【2025】オーストリアの人気バンドまとめ(1〜10)

Flight On An Angels WingDeadsoul Tribe

DEADSOUL TRIBE – Flight On An Angels Wing (OFFICIAL VIDEO)
Flight On An Angels WingDeadsoul Tribe

デッドソウルトライブは2000年、プログレッシブメタルの世界に新しい息吹を与えるべくオーストリアのウィーンで誕生しました。

バンドの魂であるデヴォン・グレイヴスさんの強烈な個性と音楽性が、トライバルリズムや変則的なタイムシグネチャーを取り込んだ独特のサウンドを生み出しています。

特に、フルートの導入は彼らの音楽をさらに深遠なものにしており、プログレッシブメタルの枠を超えた実験的なアプローチはファンの心を捉えて離しません。

2009年の残念な解散にもかかわらず、その後の2023年に活動再開の報は多くの音楽ファンにとって喜ばしいニュースです。

デッドソウルトライブの音楽は、全てのメタル愛好者だけでなく、ジャンルを超えた音楽ファンにも強くおすすめしますよ。

Live Is LifeOpus

OPUS – Live Is Life – Original Video 1985
Live Is LifeOpus

オーストリア出身で1973年に結成されたオーパスは、オーストリアのポップロックの魅力を全世界に伝えたバンドです。

特に1985年にリリースされた「Live Is Life」は、多国でトップチャートを賑わせ、彼らの名を不朽のものにしました。

しかし、彼らの音楽性はポップロックの枠組みを超え、フィリップスやRCA Victorといった名門レーベルからリリースされた作品は、さまざまなジャンルのリスナーに愛されています。

また、南アメリカでの成功やMIDEMトロフィーの受賞など、彼らの国際的な評価を物語るエピソードも多数。

OPUSの音楽は今も多くの人に影響を与え続けており、彼らのライブパフォーマンスもファンにとっては欠かせない体験となっています。

彼らの豊富なディスコグラフィーを通じて、音楽の持つ普遍的な魅力を再確認してみてはいかがでしょうか。

HigherEdenbridge

EDENBRIDGE – Higher (Official Video)
HigherEdenbridge

1998年にオーストリアで結成されたエデンブリッジは、そのエピックなシンフォニックメタルで世界にその名を轟かせています。

多彩な音楽性を持ち味とし、迫力あるプログレッシブなエピックからメロディアスなハードロックまで、幅広い楽曲で聴く者を魅了します。

特に、2008年リリースのアルバム『MyEarthDream』ではチェコ・フィルム・オーケストラの壮大なオーケストレーションをフィーチャーし、その音楽的野心の高さを見せつけました。

サビーネ・エデルスバッハーさんの表現力豊かなボーカルとアルネ・ストックハマーさんによる緻密な楽曲構成は、彼らの楽曲に深みと感情を吹き込みます。

クオリティの高い音楽と成長を続ける姿勢は、ファンだけでなく批評家からも高い評価を受けています。

【2025】オーストリアの人気バンドまとめ(11〜20)

Butterfly TreeExcuse Me Moses

エクスキューズ・ミー・モーゼスは、オーストリア・ウィーン出身のロックバンドとして2000年にその歴史をスタートさせました。

ファンクロックから出発し、音楽性の進化を遂げた彼らは2005年、よりロックに焦点を絞ったサウンドを追求するためバンド名を変更。

その転機を迎え、2006年には大物アーティストのウォームアップアクトを務めるなど、注目を集めました。

サマーソニックのような大規模フェスに出演し、2007年にはアルバム「1st Last Will」でオーストリアのチャートに名を連ねるなど、その活動は幅広い層に受け入れられています。

特にシングル「Summer Sun」は多くのリスナーを魅了しました。

ポストグランジやオルタナティブポップの影響を含む彼らの音楽は、エネルギッシュなライブパフォーマンスと相まって独自の魅力を放っています。

I Am YoursThe Makemakes

The Makemakes – I Am Yours (Single Version High Quality) 2015 Eurovision Song Contest
I Am YoursThe Makemakes

オーストリアは、クラシック音楽の聖地として世界的に有名ですが、メイクメイクスは、その伝統に新しい風を吹き込むポップロックバンドです。

2012年に結成された彼らは、2015年にユーロビジョン・ソング・コンテストで注目を集めました。

得点は得られなかったものの、そのチャーミングな音楽性で多くのファンを魅了し続けています。

彼らの音楽は、ポップとロックの融合であり、心地よいメロディーと感情を揺さぶる歌詞が特徴です。

特にデビューシングル「The Lovercall」をはじめとする楽曲は、聴く人の心に深く響きます。

ユーロビジョン後も精力的に音楽活動を続け、新しいシングルやアルバムのリリース、国内外でのライブパフォーマンスを展開しており、様々なメディアで活躍している点も見逃せません。

メイクメイクスは、オーストリアの音楽シーンにおいて、欠かせない存在と言えるでしょう。

Turn UpGuadalajara

スカパンクバンドで、8人組のバンドです。

ブラス4人とギター2人ベースドラム各1人という構成で、あまり有名なバンドではないですが紹介させてもらいます。

この曲の特徴はポップで盛り上がるメロディーラインで、パンクとスカのいい部分をうまく融合させた一曲で個人的に好きな曲です。

Stuck in somethingDisharmonic Orchestra

オーストリアのクラーゲンフルトで1987年に始動したディシャーモニック・オーケストラは、音楽シーンにおいて一風変わった存在です。

デスメタル/グラインドコアからスタートし、プログレッシブデスメタルやアヴァンギャルドメタルへと音楽性を進化させ、実験的な要素を強く打ち出した作品を生み出し続けています。

特に1992年にリリースされたアルバム「Not to Be Undimensional Conscious」では、ポリリズムや奇数の拍子を取り入れたベースとドラムのセクションが異彩を放ち、デスメタルという枠を超えた音楽性で多くのリスナーを魅了しました。

創設者のパトリック・クロープフさんとマーティン・メスナーさんを中心に、ホイマール・ヴォタワさんも加わり、彼らのサウンドは常にリスナーに新鮮な驚きを提供しています。

ディシャーモニック・オーケストラの音楽は、ただのメタルバンドに留まらない独自の世界観を持ち、その実験的なアプローチは今もなお多くの音楽ファンを惹きつけて止みません。