【2025】イタリアの人気アーティスト。おすすめのシンガーやラッパーまとめ
イタリアという国に対して、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?
美味しいイタリア料理や芸術大国、サッカーが盛ん、といったようにその人それぞれのイメージがあるのではないでしょうか。
ポップスやロックといったポピュラー音楽という観点で見ると、洋楽は聴くけどイタリアのミュージシャンはよく知らない……という方は多いかもしれませんね。
そこで今回の記事では、往年の国民的シンガーから近年人気を集めるラッパー、2000年代生まれの若手まで幅広い世代のイタリアのアーティストたちを集めてみました。
イタリア音楽ならではの魅力に気付くきっかけとなるかも?
ぜひご覧ください!
【2025】イタリアの人気アーティスト。おすすめのシンガーやラッパーまとめ(1〜10)
ChegaGaia

イタリアとブラジルのハーフという異色の経歴を持つガイアさん。
1998年生まれの彼女は、2016年にイタリアの人気オーディション番組「X Factor」で準優勝を果たし、音楽シーンにデビューを飾りました。
2020年にリリースされた『Chega』は、イタリアで2倍プラチナ認定を受ける大ヒットとなっています。
ポップを中心に、ヒップホップやダンス、エレクトロニックまで幅広いジャンルを融合させた音楽性が魅力で、ポルトガル語とイタリア語を巧みに操る歌唱力も見事。
Sean Paulとのコラボ曲では、その才能をさらに発揮。
国際色豊かな音楽に興味がある方におすすめの、今注目の若手アーティストです。
IL BENE NEL MALEMadame

イタリアの音楽シーンに新風を吹き込んでいるマダムさん。
2002年生まれの若手シンガーソングライターですが、その才能は目を見張るものがあります。
ポップとインディーポップを基調としながら、時にはアルタナティブな要素も取り入れた独特の音楽性が特徴です。
2023年2月には、イタリアの名門音楽祭サンレモ音楽祭に出場し、大きな話題を呼びました。
社会的なテーマや個人的な経験を織り交ぜた歌詞は、多くのリスナーの心に響いています。
音楽制作だけでなく、パフォーマンスやミュージックビデオの制作にも積極的に関わるなど、その活動は多岐にわたります。
新しい感性を求める音楽ファンにぜひ聴いてほしいアーティストです。
Cosa mi manchi a fareCalcutta

イタリアのインディー・ポップシーンを代表するシンガーソングライター、カルカッタさん。
2012年にデビューアルバムをリリースし、独特の声と感情豊かな歌詞で注目を集めています。
2015年に発表された代表曲は、イタリアのカントート・ムーブメントに新たな息吹を与え、その後の彼の作品にも大きな影響を及ぼしました。
エモーショナルでありながらキャッチーなメロディが特徴的で、イタリア国内外で数々の音楽賞を受賞。
革新的な音楽スタイルと魅力的なパフォーマンスで、現代イタリア音楽の重要な存在として位置づけられています。
イタリアの音楽に興味がある方や、新しい音楽の発見を楽しみたい方におすすめのアーティストです。
I TUOI PARTICOLARIUltimo

イタリアのポップロックシーンで台頭してきた若手アーティストの代表格です。
ウルティモさんは幼少期からピアノを学び、ティーンエイジャーの頃から作曲を始めました。
2017年にデビューシングル『Chiave』をリリースし、同年のデビューアルバム『Pianeti』で注目を集めます。
翌2018年には、サンレモ音楽祭で新人賞を受賞。
セカンドアルバム『Peter Pan』は国内で5倍プラチナに認定されるなど、大きな成功を収めました。
ウルティモさんの楽曲は、クラシックなカンタウトーリの影響を受けつつも、現代的なヒップホップの要素も取り入れた感情豊かな作品が特徴です。
イタリア語の歌詞とメロディアスな楽曲を楽しみたい方におすすめのアーティストですよ。
Can’t Help Falling In LoveAndrea Bocelli

世界的な知名度をほこるイタリアのボーカリスト、アンドレア・ボチェッリさん。
盲目のハンディキャップを抱えたボーカリストとして知られていますね。
テノール歌手としての肩書が一般的ですが、盲目ということから劇場での活躍はしてません。
ですが、一般的なテノール歌手と比べても、劣らないレベルの歌唱力は持っており、特に柔らかい曲調に関してはトップクラスの表現力を持ちます。
さまざまな楽曲をカバーしているアーティストですので、ぜひチェックしてみてください。
Più bella cosaEros Ramazzotti

ローマ出身のアーティスト、エロス・ラマゾッティさん。
サンレモ音楽祭の新人部門で優勝したのち、イタリアを代表するアーティストの1人に登りつめた方です。
イタリアを中心に活動しているものの、スペイン語が堪能であるため、スペイン語の曲も多くリリースしています。
彼の音楽性はイタリアで最も偉大なシンガー・ソングライター、ルーチョ・ダッラさんのスタイルに近く、叙情的なリリックとキャッチーなメロディーが魅力です。
Non lo saiSHIVA

イタリア出身の新進気鋭ラッパー、シヴァさん。
10代を過ごした過去も踏まえて、弱い自分を隠さず素直に表現する世界観が共感を呼んでいます。
2022年11月にリリースしたデビュー曲から注目を集め、独特のフロウとメロディアスなトラックが融合したサウンドで人気急上昇中の存在です。
イタリアのミュージシャンからの評価も高く、ベテランアーティストとのコラボも実現。
重いベースラインと歪んだトラックの上で歌唱とラップの間をいくオートチューンのメロディックな楽曲が魅力的。
イタリアの最新ヒップホップ・シーンを知りたい方にオススメのアーティストですよ。