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【2025】イタリアの人気アーティスト。おすすめのシンガーやラッパーまとめ

イタリアという国に対して、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?

美味しいイタリア料理や芸術大国、サッカーが盛ん、といったようにその人それぞれのイメージがあるのではないでしょうか。

ポップスやロックといったポピュラー音楽という観点で見ると、洋楽は聴くけどイタリアのミュージシャンはよく知らない……という方は多いかもしれませんね。

そこで今回の記事では、往年の国民的シンガーから近年人気を集めるラッパー、2000年代生まれの若手まで幅広い世代のイタリアのアーティストたちを集めてみました。

イタリア音楽ならではの魅力に気付くきっかけとなるかも?

ぜひご覧ください!

【2025】イタリアの人気アーティスト。おすすめのシンガーやラッパーまとめ(1〜10)

Che t’o dico a fa’Angelina Mango

Angelina Mango – Che t’o dico a fa’ (Official Video)
Che t'o dico a fa'Angelina Mango

2001年生まれのアンジェリーナ・マンゴさんは、イタリアが誇る次世代のシンガーソングライター。

音楽一家に生まれ育ち、2020年にEPでデビューを果たしました。

2023年には人気オーディション番組「Amici di Maria De Filippi」で優勝し、一躍注目を集めることに。

同年リリースのシングル『Voglia di vivere』はゴールド認定を獲得するなど、勢いに乗っています。

ピアノの音色に乗せて紡がれる彼女の歌声は、深い内省と感情の機微を見事に表現。

愛や後悔、自己反省といったテーマを探求する楽曲は、聴く人の心に響くこと間違いなしです。

繊細な感性を持つ方におすすめのアーティストですよ。

Roma-BangkokBaby K

Baby K – Roma – Bangkok (Official Video) ft. Giusy Ferreri
Roma-BangkokBaby K

アーバンやレゲトンといったジャンルを得意としているイタリアのシンガーソングライター、ベイビー・Kさん。

イギリス出身なのですが、両親がイタリア人で現在はイタリアに移住しているので、今回、ピックアップしました。

イタリアはスペイン語圏のようにレゲトンはそこまで発展していないのですが、彼女のレゲトンは世界からの評価も高く、どの作品も本格的なノリノリのサウンドに仕上げられています。

ワイルド・スピードで流れるような、ハイテンションのBGMが好きという方は、ぜひチェックしてみてください。

BOSSTony Effe

イタリアのトラップシーンを代表する存在として知られる、トニー・エッフェさん。

ダーク・ポロ・ギャングのメンバーとして、若者の心を掴む独自のスタイルで人気を集めています。

グループのデビュー以来、プラチナやゴールドに輝くシングルを生み出し、その才能を広く認められてきました。

2018年には、アルバム『Trap Lovers』がイタリアのアルバムチャートで1位を獲得。

社会批評や若者文化をテーマにした楽曲で、リスナーの共感を呼んでいます。

トラップミュージックの魅力を存分に味わいたい方におすすめの、イタリアが誇るアーティストです。

【2025】イタリアの人気アーティスト。おすすめのシンガーやラッパーまとめ(11〜20)

BellaJovanotti

Jovanotti – Bella (Videoclip)
BellaJovanotti

ミラノ出身のラッパー、ジョヴァノッティさん。

非常に幅広い音楽性を持つラッパーとして知られており、ファンクやワールド・ミュージック、最近に関してはクラシックやスカといったジャンルにも挑戦しています。

そこまで幅広いとゴチャゴチャしそうに思えますが、ジョヴァノッティさんはシンガーとしての作品も多いため、歌をほどよく混ぜたスタイルにより絶妙なバランスでまとめられています。

曲によって魅力が異なるタイプのアーティストですので、ぜひさまざまな曲を聴き比べてみてはいかがでしょうか?

Mon AmourAnnalisa

Annalisa – Mon Amour (Official Video)
Mon AmourAnnalisa

イタリアが誇るポップの歌姫、アンナリーザさん。

1985年生まれのシンガーソングライターで、ポップとロックを融合させた独自のスタイルが魅力です。

2009年のTV番組出演をきっかけにデビューし、『Mentre tutto cambia』や『Splende』などのヒット曲を次々と生み出しています。

2023年9月にリリースした『Mon Amour』は5×プラチナを獲得するなど、その人気は衰えを知りません。

愛や自己探求をテーマにした歌詞は、聴く人の心に深く響きます。

ポップミュージックが好きな方はもちろん、感動的な歌詞に魅了されたい方にもおすすめのアーティストですよ。

Ringo StarrPinguini Tattici Nucleari

Pinguini Tattici Nucleari – Ringo Starr (Official Video – Sanremo 2020)
Ringo StarrPinguini Tattici Nucleari

イタリア出身のピングイーニ・タッティチ・ヌクレアーリは、ユーモアと風刺に満ちたポップ・ロックで多くの人々を魅了しています。

2010年結成。

初期のコミカルなメタルから親しみやすいポップ・ロックへと音楽性を進化させました。

2012年にEP『Cartoni animali』でデビュー、アルバム『Gioventù brucata』の楽曲「Irene」で注目を集めます。

アルバム『Fake News』の「Giovani Wannabe」は国内チャート1位となる大ヒットを記録。

2022年にはMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで「Best Italian Act」を受賞。

日常や社会へのユニークな視点を持つ歌詞も大きな魅力です。

2023年にはスタジアム公演で約8万人を動員し、その人気を証明しました。

機知に富んだサウンドと共感を呼ぶ世界観は、イタリアの新しい音楽を探す人に推薦したいバンドです。

Ci Sono Molti Modiafterhours.

Afterhours – Ci Sono Molti Modi ( Live @ Mediolanum Forum, 10/04/2018)
Ci Sono Molti Modiafterhours.

イタリアのオルタナティブ・ロックシーンで確固たる地位を築くアフターアワーズは、1985年にミラノで結成されました。

当初は英語詞でしたが、1995年のアルバム『Germi』から母国語での表現に切り替え、国内での支持を不動のものにします。

1987年にシングル「My Bit Boy」でデビューを果たし、ノイズやポストパンクを昇華した実験的サウンドを展開。

名盤『Hai paura del buio?』は、イタリアンオルタナの里程標と称されます。

2009年にはサンレモ音楽祭で批評家賞に輝き、リーダーのマヌエル・アニェッリさんが手がけた映画主題歌も受賞するなど、その芸術性は高く評価されています。

深遠な詩世界と情熱的なパフォーマンスは、聴き応えのあるロックを求める方や、イタリア音楽の深淵に触れたい方に強くおすすめします。