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【2025】イタリアの人気アーティスト。おすすめのシンガーやラッパーまとめ

イタリアという国に対して、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?

美味しいイタリア料理や芸術大国、サッカーが盛ん、といったようにその人それぞれのイメージがあるのではないでしょうか。

ポップスやロックといったポピュラー音楽という観点で見ると、洋楽は聴くけどイタリアのミュージシャンはよく知らない……という方は多いかもしれませんね。

そこで今回の記事では、往年の国民的シンガーから近年人気を集めるラッパー、2000年代生まれの若手まで幅広い世代のイタリアのアーティストたちを集めてみました。

イタリア音楽ならではの魅力に気付くきっかけとなるかも?

ぜひご覧ください!

【2025】イタリアの人気アーティスト。おすすめのシンガーやラッパーまとめ(21〜30)

Nuotando Nell’ariaMarlene Kuntz

イタリアのオルタナティブ・ロック界で、1988年の結成以来、独自の道を切り拓いてきたマルレーネ・クンツ。

ノイズ・ロックやポスト・ハードコアに文学的な深みを融合させ、イタリア語の歌詞で聴く者の心に深く刻まれる音楽が特徴です。

1994年発表のデビューアルバム『Catartica』は衝撃を与え、名盤『Il vile』などで地位を確立。

2012年にはサンレモ音楽祭にも出場しました。

2001年にMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードにノミネートされ、映画『Tutta colpa di Giuda』の楽曲は2010年ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞候補になるなど評価は高いです。

鋭利で情感豊かなサウンドを求める方に推奨します。

Svegliarsi la mattinaZero Assoluto

Zero Assoluto – Svegliarsi la Mattina (Official Video)
Svegliarsi la mattinaZero Assoluto

男性2人組のポップシンガー。

映画のサントラも手がけるなど、プロデュース力にも定評があり、男女問わず人気があります。

ラップも交えたこちらのシングルは、イタリアの売り上げランキングで8週連続でトップを獲得。

Chiedilo al cieloLaura Pausini

Laura Pausini – Chiedilo al cielo (Official Video)
Chiedilo al cieloLaura Pausini

イタリアを代表する女性シンガー、ラウラ・パウジーニさん。

イタリアにはサンレモ音楽祭という、プロのアーティストがガチで実力を争う音楽祭が存在するのですが、彼女は1993年に優勝しています。

『Xファクター』のようなアマチュアの大会ならまだしも、世界中のプロ・ミュージシャンのなかで優勝するのは、本当に素晴らしい功績ですよね。

そんな彼女のボーカルは非常にキレがよく、パワフルな歌い方でありながら、高い表現力を持っています。

ルチアーノ・パヴァロッティさんと共演したこともあるのですが、彼と共演しても決して聴き劣ることのない、高い歌唱力と声量の持ち主ですので、ぜひチェックしてみてください。

I WANNA BE YOUR SLAVEMåneskin

Måneskin – I WANNA BE YOUR SLAVE (Official Video)
I WANNA BE YOUR SLAVEMåneskin

イタリア・ローマから登場し、世界を熱狂させているロックバンド、マネスキン。

彼らの音楽は、1970年代のグラムロックやハードロックのDNAを色濃く受け継ぎながら、現代的なポップセンスと融合させた、実にエネルギッシュなスタイルが特徴です。

2016年に結成され、2017年にはイタリアのオーディション番組で準優勝し頭角を現しました。

デビューEP『Chosen』に続き、アルバム『Teatro d’ira: Vol. I』やシングル「Beggin’」、「Supermodel」などは世界的な大ヒットとなりました。

2021年のユーロビジョン・ソング・コンテストでの優勝は、彼らを一躍国際的スターダムへと押し上げ、MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード「ベスト・ロック」賞など数々の栄誉も手にしています。

情熱的なロックサウンドと、自由な自己表現を求めるすべての人々におすすめしたいバンドです。

IstriceSubsonica

トリノ発の革新的なエレクトロ・ロックバンド、サブソニカ。

1996年の結成以来、ロック、エレクトロニカ、ダンスなどを巧みに融合させ、イタリア音楽シーンに新風を吹き込んでいます。

彼らの音楽は、社会的なメッセージを内包している点も大きな特徴です。

1997年にアルバム『Subsonica』でデビューし、アルバム『Microchip Emozionale』収録の「Tutti i miei sbagli」で広く知られるようになりました。

MTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでの受賞歴も輝かしく、2024年には映画『Adagio』のサウンドトラックでDavid di Donatello賞「最優秀作曲賞」を受賞するなど、その実力は高く評価されています。

エネルギッシュなライブも必見。

既存の枠にとらわれない音楽や、深いメッセージ性を持つサウンドを求める方におすすめです。

VertiginiTedua

Tedua – Vertigini (Prod. Chris Nolan)
VertiginiTedua

イタリアのラップシーンで頭角を現した注目のアーティスト、テデュアさん。

2010年代後半からメインストリームでの人気を集めたジェノバ出身のラッパーです。

アグレッシブでエネルギッシュなスタイルが特徴的で、2018年3月に発表したアルバム『Mowgli』で大ブレイク。

シングル『Vertigini』はイタリアで3倍プラチナを獲得するなど、多くの楽曲がヒットチャートを賑わせています。

自己表現と社会的なテーマを掘り下げる彼の音楽は、イタリア国内外で幅広い支持を集めているんです。

新しい音楽的アプローチを探求し続けるテデュアさん。

ヨーロッパのラップシーンに新風を吹き込む彼の才能に、今後も注目が集まりそうですね。

AltroveEugenio In Via Di Gioia

イタリアの音楽シーンで、ひときわ明るい輝きを放つバンド、それがエウジェーニオ・イン・ヴィア・ディ・ジョイアです。

彼らは2012年にトリノで結成され、ストリートでの演奏からそのキャリアをスタートさせました。

インディー・フォークやポップを基盤にしつつ、イタリアの伝統音楽やスウィング、ダンスホールのエッセンスを巧みに織り交ぜた音楽性は、聴く人を陽気な気分にさせてくれます。

2014年には、デビューアルバム『Lorenzo Federici』を世に送り出しました。

サンレモ音楽祭2020で批評家賞「Mia Martini」を獲得した楽曲『Tsunami』は、彼らの代表作として多くの人に知られています。

この受賞に加え、デビュー年のPremio Buscaglione批評家賞も特筆すべきでしょう。

彼らの楽曲は、環境問題など社会的なテーマを扱いながらも、それを親しみやすいメロディに乗せて届けるのが魅力です。

心躍るようなメロディと深いメッセージ性を併せ持つ音楽を求める方や、イタリア発の個性的なサウンドに触れたい方にぴったりです。