ビーチ・ボーイズの名曲・人気曲まとめ【初心者向け】
1961年の結成以来、アメリカはカルフォルニアの明るい若者カルチャーを体現したような楽曲で人気を博すも、中心人物のブライアン・ウィルソンさんのアーティステックな才能が全面に出た歴史的傑作『Pet Sounds』リリース以降は音楽性も変化、後世に多大なる影響を与えた偉大なバンドのザ・ビーチ・ボーイズ。
2025年6月11日、82歳でその生涯を終えたブライアンさんの訃報は日本でも多くのメディアで報じられ、その影響力を改めて知ったという若い方々もきっといるでしょう。
こちらの記事では、特に初心者の方に向けて初期の曲からブライアンさんが表舞台を退いた70年代以降の曲も含めて、まずは聴いてほしい曲をまとめて紹介します!
ビーチ・ボーイズの名曲・人気曲まとめ【初心者向け】(86〜90)
Their Hearts Were Full Of SpringThe Beach Boys

心には春がいっぱい(Their Hearts Were Full of Spring)は、1967年にリリースされたアルバム「ワイルド・ハニー」(Wild Honey)にボーナストラックとして収録されました。
また、1970年リリースの「ビーチ・ボーイズ ’69」(ライヴ・イン・ロンドン)にも収録されています。
ビデオは1966年のアンディウィリアムスショーから。
一本のマイクでアカペラを披露しています。
息の合ったコーラスは圧巻です。
Don’t Worry BabyThe Beach Boys

The Beach Boysによって1964年にリリースされた、シンプルで美しいトラック。
映画「Never Been Kissed」や「Good Morning Vietnam」などで使用されています。
Keith MoonやBryan Ferryなど、多くのアーティストによってカバーされているトラックです。
素敵じゃないかThe Beach Boys

弾むようなメロディーとコーラスワークには胸の高鳴りを感じ、プラトニックでシンプルな歌詞には清々しさを感じる作品です。
また、オーバー・ダブしたキラキラして可愛いイントロギターとアコーディオンは心のトキメキを音で表現した感性とアイデアも素晴らしいです。
Wouldn’t Be NiceThe Beach Boys

ビートルズの「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」と並び称されるビーチ・ボーイズの大傑作「Pet Sounds」の冒頭を飾る一曲。
夢の中のような浮遊感あるサウンドに豊かなコーラスワークがきらめく、ロックが最も輝いていた時代の名曲であり、陽気なカリフォルニア・サウンドだけではない、ブライアン・ウィルソンの深みある作曲能力を堪能できます。
Wouldn’t It Be NiseThe Beach Boys

映画「陽だまりの彼女」のテーマソングで使用された楽曲です。
恋する人と結婚して一緒に暮らせたら素敵じゃないかと問いかけているラブソングなので、結婚式にぴったりだと思います。
おわりに
今回紹介した曲を特にほとんどビーチ・ボーイズに触れてこなかった方が実際に聴いてみて、何となくのイメージ通りな曲と意外に感じられた曲などさまざまな発見があったはず。
もちろん、シングル曲だけではなくアルバム全体を聴いてこそ真価を発揮するバンドですから、興味を持たれた方はぜひオリジナルアルバムもチェックしてみてくださいね。