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【邦楽】アルペジオの魔法~アルペジオが美しい名曲まとめ

アルペジオというのは日本語だと「分散和音」という言葉になり、簡単にいえば「和音を1音ずつ弾く」という演奏方法です。

バラードのギターやピアノなどによく使われる演奏方法で、おそらく誰もが1度は耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。

そんな「アルペジオ」という言葉を最近知って、もっといろんなアルペジオの曲が聴いてみたくなった人も多いでしょう。

この記事ではそんなあなたのために、アルペジオが美しいオススメの曲をたくさん紹介してきます!

ぜひアルペジオの美しさに酔いしれてみてください!

【邦楽】アルペジオの魔法~アルペジオが美しい名曲まとめ(1〜10)

点描の唄井上苑子

井上苑子 「点描の唄」 (ソロver.)Music Video
点描の唄井上苑子

『点描の唄』は、Mrs. GREEN APPLEと井上苑子がコラボして話題になった曲です。

こちらは井上苑子のソロバージョンなのですが、イントロではピアノの美しいアルペジオがとても魅力的ですよね。

ゆったりしたテンポとあいまって、いつまでも聴いていたくなる優しいサウンドに仕上がっています。

アルペジオの他にも切ない歌詞と歌声マッチして、心にしみますよね。

アルペジオで切ない気分になりたいときにはぜひ聴いてほしい名曲です。

LONELINESS WILL SHINEToe

孤独の中にも光を見出すというタイトルが示すように、内省的でありながらも希望を感じさせる美しいインストゥルメンタル作品です。

クリーンで繊細なアルペジオが楽曲全体を支配し、静寂から始まって徐々に音の厚みを増していく構成が印象的ですね。

toeが得意とする複雑なリズムとメロディの融合により、アルペジオが単なる伴奏を超えて楽曲の核となっています。

アルバム『NOW I SEE THE LIGHT』のリード曲として2024年7月にリリースされ、約6年ぶりの新作として注目を集めました。

写真家の太田好治さんが手がけたミュージックビデオも公開されており、音楽と映像が融合した深い感動を呼び起こします。

一人の時間を大切にしたい方や、ポストロックの繊細な世界観に浸りたい方にぴったりの楽曲です!

夜行ヨルシカ

ヨルシカ – 夜行 (OFFICIAL VIDEO)
夜行ヨルシカ

静謐な夜の空気感を見事に切り取った、ヨルシカの珠玉のアルペジオ楽曲です。

アコースティックギターが奏でる繊細な分散和音が楽曲の核となっており、Dキーの半音下げチューニングによる深みのあるサウンドが、聴く者の心に静かに染み入ります。

親指でベース音を支えながら高音弦を流れるように弾くアルペジオのパターンが、夜の孤独感と希望を同時に表現していますね。

2020年3月にリリースされ、長編アニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』の挿入歌としても使用された本作は、アルバム『盗作』にも収録されています。

夜更けにひとり静かに音楽に浸りたい時や、心の奥底にある感情と向き合いたい瞬間にぴったりの一曲といえるでしょう。

【邦楽】アルペジオの魔法~アルペジオが美しい名曲まとめ(11〜20)

シンデレラボーイSaucy Dog

Saucy Dog「シンデレラボーイ」Music Video <5th Mini Album「レイジーサンデー」2021.8.25 Release>
シンデレラボーイSaucy Dog

恋愛の理想と現実の間で揺れ動く心境を、女性目線で丁寧に描いた珠玉のバラード。

シンデレラの魔法が解ける瞬間をモチーフに、恋人の本当の姿に気づきながらも離れられない複雑な心情が歌われています。

イントロから響く美しいアルペジオが、切ない感情の波を繊細に表現し、楽曲全体に漂う哀愁を際立たせています。

2021年8月にミニアルバム『レイジーサンデー』でリリースされ、累計ストリーミング再生回数1億回を突破するなど、大きな反響を呼びました。

失恋の痛みや恋愛での自己欺瞞に悩んだ経験のある方なら、きっと心に響く楽曲となるでしょう。

有心論RADWIMPS

RADWIMPS – 有心論 from BACK TO THE LIVE HOUSE TOUR 2023 [Audio]
有心論RADWIMPS

繊細なアコースティックギターのアルペジオが印象的なこの楽曲は、RADWIMPSが2006年7月にリリースしたメジャー4作目のシングルです。

指弾きによる美しい分散和音が曲全体を包み込み、自己の内面と向き合う主人公の心境を音楽的に表現しています。

嘘と真実、愛と憎しみといった対照的な感情の狭間で揺れ動く心の葛藤を描いた歌詞は、聴く者の胸に深く響くでしょう。

アルバム『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』にも収録され、オリコン週間チャートで13位を記録した代表曲の一つとなっています。

恋愛で迷いを感じている方や、自分自身と向き合いたい時にぜひ聴いてほしい名曲です。

BELOVEDGLAY

北海道函館出身の4人組バンドGLAYが1996年にリリースしたこの楽曲は、アコースティックギターの美しいアルペジオから始まる珠玉のバラードです。

TAKUROさんによる深い歌詞には、音楽への情熱とバンドメンバーへの愛情が込められており、聴く人の心の奥深くまで響きます。

分散和音を一音ずつ丁寧に奏でるイントロのアルペジオは、曲全体の温かな雰囲気を決定づけており、アウトロでも同様の美しいフレーズが楽曲を締めくくります。

TBS系ドラマ『ひと夏のプロポーズ』の主題歌として起用され、80万枚以上のセールスを記録した大ヒット作となりました。

本作は恋人や大切な人への想いを改めて確かめたいときにぴったりで、そのシンプルながらも奥深いアルペジオは多くのギタリストにも愛され続けています。

スノースマイルBUMP OF CHICKEN

冬の寒さが二人の距離を縮める口実となる、繊細で温かな愛の物語を描いた珠玉のバラードです。

BUMP OF CHICKENが2002年12月にリリースしたシングル曲で、アコースティックギターの美しいアルペジオ奏法が楽曲全体に透明感と奥行きを与えており、指弾きによる分散和音が雪景色のような静謐さを演出しています。

オリコン週間チャート3位を記録し、日本レコード協会からゴールドディスク認定を受けた名曲でもあります。

藤原基央さんが「親切でもあるし、不親切でもある作り」と語る歌詞は、解釈の余地を残しながらも、冬の情景と恋心の機微を巧みに織り交ぜた傑作となっています。