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ミュージカル初心者におすすめの名曲

「ミュージカルって敷居が高そう……」そんなふうに感じている方、いらっしゃいませんか?

実は、ミュージカルの世界には誰もが一度は耳にしたことがある名曲がたくさん眠っているんです。

雨の中で繰り広げられる情熱的なダンスの音楽、心に響く切ない恋の歌、壮大な物語を彩る合唱曲など、音楽と演技が織りなす魔法のような世界が、きっとあなたを魅了してくれるはずです。

今回は、ミュージカル初心者の方でも楽しめる珠玉の名作をご紹介します。

あなたも素晴らしいミュージカルの世界への扉を開いてみませんか?

もくじ

ミュージカル初心者におすすめの名曲(1〜20)

オペラ座の怪人(The phantom of the opera)〜夜の音楽(The Music Of The Night)Andrew Lloyd Webber

フランスの作家ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』。

19世紀のパリ国立オペラで起こった史実もとに書かれた本作は、ミュージカルや映画の原作としても知られています。

『The Music Of The Night』は、オペラ座の怪人であるファントムが、思いをせる相手クリスティーヌに向けて歌う、愛情のこもったロマンチックな1曲です。

キンキーブーツ(Kinky Boots)~ローラの世界(The BEST Lola)Cyndi Lauper

三浦春馬さんの代表作として多くの人々の記憶に刻まれているブロードウェイミュージカル『キンキー・ブーツ』。

倒産寸前の紳士靴工場がドラァグ・クイーンのローラに出会うことで、経営を立て直していく様子が描かれています。

本曲は、ローラの登場シーンにて使われている『ローラの世界』。

ドラァグ・クイーンの華やかさ、たくましさの感じられる1曲ですね。

ポップミュージックの職人と言っても過言でないシンディ・ローパーさんの持ち味に、ゴスペルの要素が加わった、印象的な楽曲です。

サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)~私のお気に入り(My Favorite Things)Richard Rodgers

ミュージカル映画『サウンドオブミュージック』の劇中歌のなかでも非常に人気の高い『My Favorite Things』。

『私のお気に入り』として日本でも親しまれている本曲は、楽しさなかにもの悲しさがひそむ、哀愁を帯びたメロディラインが特徴的な名曲です。

ミュージカルソングとして歌われるだけでなく、楽器でもたびたび演奏されており、さまざまな楽譜が出版されています。

ライオン・キング(The Lion King)~サークル・オブ・ライフ(Circle of Life)Elton John

ディズニー作品としてはもちろん、日本では劇団四季の演目としても親しまれている『ライオン・キング』。

オープニングを飾る『Circle of Life』は、作品を象徴する1曲として世界中で愛されています。

作曲は、世界的に有名なシンガーソングライターのエルトン・ジョンさんが手掛けています。

この楽曲は、グラミー賞にノミネートされたこともあるんですよ!

こうした歴史を知ると、一段と魅力的に聴こえますね。

キャッツ(Cats)〜メモリー(Memory)Elaine Paige

ミュージカル『キャッツ』は、世界規模で大きな興行成功を収めた作品のひとつ。

多くのミュージカル音楽を手がけているアンドリュー・ロイド・ウェバーさんが作曲を手掛けています。

老いた娼婦ネコのグリザベラが切々と歌いあげる『メモリー』は、本作中でも最も心を打つ楽曲といえるでしょう。

ザ・ミュージックマン

Ya Got TroubleMeredith Willson

ミュージカル史に燦然と輝く楽曲として、メレディス・ウィルソンさんが作り上げた傑作。

アイオワ州出身の彼が1957年に世に送り出した『ザ・ミュージックマン』での名曲は、詐欺師ハロルド・ヒルが町の人々を巧みに説得するシーンで披露されるパターソングです。

リズミカルで言葉を畳みかける独特の曲調は、初期のラップの先駆けとも評され、スティーヴン・ソンドハイムも絶賛したほど。

本作は1958年に最優秀ミュージカルショーアルバム賞をグラミーで受賞し、1962年の映画版でもロバート・プレストンによって名演が残されています。

アニメ『マイリトルポニー』での引用や『ザ・シンプソンズ』でのパロディなど文化的影響も大きく、良質な会話劇や説得力ある表現に触れたい方におすすめです。