RAG MusicWorld Music
素敵な世界の音楽
search

ミュージカル初心者におすすめの名曲

「ミュージカルって敷居が高そう……」そんなふうに感じている方、いらっしゃいませんか?

実は、ミュージカルの世界には誰もが一度は耳にしたことがある名曲がたくさん眠っているんです。

雨の中で繰り広げられる情熱的なダンスの音楽、心に響く切ない恋の歌、壮大な物語を彩る合唱曲など、音楽と演技が織りなす魔法のような世界が、きっとあなたを魅了してくれるはずです。

今回は、ミュージカル初心者の方でも楽しめる珠玉の名作をご紹介します。

あなたも素晴らしいミュージカルの世界への扉を開いてみませんか?

ミュージカル初心者におすすめの名曲(21〜30)

アニー(Annie)〜トゥモロウ( Tomorrow)Aileen Quinn

「アニー」は日本でも日本語による舞台が上演されてきた作品。

ブロードウェイの舞台作品だったものを映画化した作品が1982年の映画版「アニー」で、2014年にリメイク作品が公開されました。

「トゥモロウ」は、一度聴いたら忘れられないメロディラインを持つ楽曲です。

サウンド・オブ・ミュージック(The Sound of Music)〜サウンド・オブ・ミュージック(Opening Scene from The Sound of Music)Julie Andrews

トラップ大佐とその子供達、そして子供達の家庭教師としてやってきた見習い修道女のマリア。

彼らが織りなす美しい物語をミュージカル仕立てにした作品。

映画タイトルと同名のこの曲は、映画冒頭で美しいスイスの山々を背景にマリアが歌う印象的なシーンで流れます。

雨に唄えば(Singin’ in the Rain)~雨に唄えば(Singin’ in the Rain Title Song)Gene Kelly

サイレント期からトーキー時代へと移り変わる頃のハリウッドを描いたミュージカル。

作品中、最も有名なのが本作です。

デビー・レイノルズ演じるキャシーに恋をした主人公ドンをジーン・ケリーが熱演。

有頂天な心持ちを雨の中のタップダンスで見事に表現しています。

キャバレー(Cabaret)〜キャバレー (Cabaret)Liza Minnelli

戦雲たれ込めるナチスドイツ下のキャバレーを舞台に、踊り子サリーがダイナミックに歌い踊ります。

主役サリーを演じたのはライザ・ミネリ。

彼女の実母は「オズの魔法使い」などで有名なジュディ・ガーランドです。

親子二代続けてのミュージカルスターとは素晴らしいですね。

マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)〜踊り明かそう(I Could Have Danced All Night)Marni Nixon

Marni Nixon 映画「マイ・フェア・レディ」 踊り明かそう I Could Have Danced All Night
マイ・フェア・レディ(My Fair Lady)〜踊り明かそう(I Could Have Danced All Night)Marni Nixon

オードリー・ヘップバーンが、下町の花売り娘から美しいレディへと変貌をとげていく物語。

レディに必要な教育を施すヒギンス教授に恋心を抱いた彼女が、眠れないほどウキウキする気持ちを歌っています。

オードリーの可愛らしさが銀幕いっぱいに広がるシーンです。

ハイスクール・ミュージカル(High School Musical)〜みんなスター!(We’re All In This Together)High School Musical Cast

「ハイスクール・ミュージカル」は、アメリカの架空の高校が舞台の作品です。

ディズニーチャンネルで2006年に放送されるとたちまち大人気となり、続編も数パート製作されました。

等身大のハイティーンたちが悩んだり喜んだりしながら成長していく様子を明るく描いていて、見ている人にパワーをくれる作品です。

主役級のうちの一人、トロイ役を演じたザック・エフロンは本作でブレイク。

彼に歌の楽しさを教えるガブリエラ役のバネッサ・ハッチェンスとは一時期実生活でも交際していたそうです。

彼女も本作でブレイクし多くの作品に出演しています。

ザ・ミュージックマン

Ya Got TroubleMeredith Willson

ミュージカル史に燦然と輝く楽曲として、メレディス・ウィルソンさんが作り上げた傑作。

アイオワ州出身の彼が1957年に世に送り出した『ザ・ミュージックマン』での名曲は、詐欺師ハロルド・ヒルが町の人々を巧みに説得するシーンで披露されるパターソングです。

リズミカルで言葉を畳みかける独特の曲調は、初期のラップの先駆けとも評され、スティーヴン・ソンドハイムも絶賛したほど。

本作は1958年に最優秀ミュージカルショーアルバム賞をグラミーで受賞し、1962年の映画版でもロバート・プレストンによって名演が残されています。

アニメ『マイリトルポニー』での引用や『ザ・シンプソンズ』でのパロディなど文化的影響も大きく、良質な会話劇や説得力ある表現に触れたい方におすすめです。