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ミュージカル初心者におすすめの名曲

「ミュージカルって敷居が高そう……」そんなふうに感じている方、いらっしゃいませんか?

実は、ミュージカルの世界には誰もが一度は耳にしたことがある名曲がたくさん眠っているんです。

雨の中で繰り広げられる情熱的なダンスの音楽、心に響く切ない恋の歌、壮大な物語を彩る合唱曲など、音楽と演技が織りなす魔法のような世界が、きっとあなたを魅了してくれるはずです。

今回は、ミュージカル初心者の方でも楽しめる珠玉の名作をご紹介します。

あなたも素晴らしいミュージカルの世界への扉を開いてみませんか?

ミュージカル初心者におすすめの名曲(41〜50)

メリー・ポピンズ(Mary Poppins)〜チム・チム・チェリー(Chim Chim Cheree)Julie Andrews & Dick Van Dyke

気難しい銀行家のバンクス氏は、子供達の書いた「優しくて、美しく、親切でおもしろいナニー希望」というメモを暖炉に捨ててしまいます。

そのメモが煙突から空高く舞い上がってメリー・ポピンズのもとへ。

彼女は開いた傘を片手に、風に乗ってどこからともなくやってくる不思議なナニー(乳母)でした。

そんなファンタジックな物語で主役を務めたのはジュリー・アンドリュース。

「チム・チム・チェリー」は今聴いてもとても楽しい楽曲です。

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ

Suddenly SeymourAlan Menken

Joy Woods is Audrey – SUDDENLY, SEYMOUR with Matt Doyle | Little Shop of Horrors
Suddenly SeymourAlan Menken

感情の赴くままに紡がれる壮大なミュージカルナンバーは、オフ・ブロードウェイで鮮烈なデビューを飾ったアラン・メンケンさんとハワード・アシュマンのコンビ作。

アメリカ出身の天才作曲家メンケンさんが生み出した美しいメロディと心震わせる歌詞が織りなす本作は、1982年初演の『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』で披露された劇中歌です。

この名曲は、主人公と女性が互いの心の奥底にある想いを歌い上げるデュエットナンバーで、1986年12月に公開された映画版でも印象的なシーンを彩りました。

世界興行収入5,400万ドルを記録した映画の成功に一役買った本作は、その後も多くのアーティストにカバーされ続ける人気曲。

感動的なラブストーリーが好きな方や、ミュージカル初心者の入門曲としても最適です。

アニーよ銃をとれ

There’s No Business Like Show BusinessIRVING BERLIN

ミュージカル界の金字塔として輝く名曲と言えば、アメリカを代表する作曲家アーヴィング・バーリンさんが手がけた珠玉の一曲!

1946年にエセル・マーマンさんが主演したブロードウェイ・ミュージカル『Annie Get Your Gun』を彩った、ショービジネスの魅力と苦労を描いた力強い楽曲です。

ブラスとパーカッションが織りなす活気あふれるメロディは、舞台の華やかさを見事に表現し、多くの聴き手の心を掴んで離しません。

1954年には同名の映画も制作され、マリリン・モンローさんら豪華キャストが出演。

エセル・マーマンさんの歌声で知られる本作は、ビング・クロスビーさんやライザ・ミネリさんなど、数多くのアーティストによってカバーされています。

ショービジネスに憧れる方や、心躍るメロディで元気をチャージしたい時にぴったりの一曲ですね!

ジプシー

Rose’s TurnJule Styne/Stephen Sondheim.

ミュージカル『ジプシー』のクライマックスを飾る名曲は、歌詞の深さと情感あふれるメロディが絶妙に融合した傑作です。

ジュール・スタインさんとスティーヴン・ソンドハイムさんという、20世紀アメリカを代表する才能が生み出した感動のナンバーで、1959年のブロードウェイ初演から多くの観客の心を揺さぶり続けています。

本作は主人公ローズが自らの人生と欲望を見つめ直す独白的な楽曲で、ミュージカル史における「11時のナンバー」の代表格として知られています。

エセル・マーマンからベット・ミドラーさん、そして2024年12月には黒人女優オードラ・マクドナルドさんが演じるなど、多くの実力派女優がこの名場面で輝きました。

夢と現実の狭間で揺れる心情に共感したい方、ミュージカルの奥深さを体感したい方に強くおすすめします。

南太平洋

Some Enchanted EveningRichard Rodgers/ Oscar Hammerstein II

ブロードウェイ・ミュージカル史に燦然と輝く名曲、リチャード・ロジャースさんとオスカー・ハマースタインさんの黄金コンビが1949年に手掛けたラブバラードは、運命的な出会いと愛の普遍性を描いた珠玉の一曲です。

深みのあるメロディと詩的な歌詞は、聴く者の心に静かに響き渡ります。

初演時にはエツィオ・ピンツァさんの豊かな歌声で魅了し、同年にペリー・コモさんがビルボードチャート1位、ビング・クロスビーさんが3位を記録するなど、瞬く間に人気を集めました。

1958年の映画化でも注目を浴び、フランク・シナトラさんやバーブラ・ストライサンドさんなど錚々たるアーティストにカバーされ続けています。

人生の特別な瞬間や、穏やかな夜のひとときに聴きたい、時代を超えて愛される永遠の名曲です。

フォリーズ

Losing My MindStephen Sondheim

Follies | ‘Losing My Mind’ performed by Imelda Staunton | National Theatre Live
Losing My MindStephen Sondheim

1971年のミュージカル『Follies』から生まれた心揺さぶるバラード曲。

スティーヴン・ソンドハイムさんの天才的な作詞・作曲が光る本作は、過去の恋人への執着と孤独を描いた感情表現の傑作です。

伝統的なトーチソングの形式を基盤にしながらも、ソンドハイムさん特有の複雑な和声とリズムが絶妙に融合し、聴く者の心の奥深くまで響きます。

初演の舞台では、サリー役のドロシー・コリンズさんによって披露され、観客を魅了しました。

その後も数多くのアーティストによってカバーされ、1989年にはライザ・ミネリさんのバージョンがUKチャート6位を記録するなど、幅広い支持を得ています。

一度聴いたら忘れられない、繊細な感情表現と美しいメロディを持つ楽曲は、心の傷を抱えた人や、切ない恋心を感じている時に、共感と慰めを与えてくれることでしょう。

Caroline, or Change

Lot’s WifeTonya Pinkins

壮大な劇的表現と圧倒的な歌唱力が融合した、ブロードウェイミュージカル『Caroline, or Change』の珠玉のナンバー。

アメリカのトーニャ・ピンキンスさんの力強い表現力が1963年のルイジアナ州を舞台にした物語のクライマックスを見事に彩ります。

本作は2004年6月に発売されたオリジナル・ブロードウェイ・キャスト・アルバムに収録され、トニー・クシュナーとジニーン・テソリが紡ぎ出す繊細な音楽世界を堪能できます。

ピンキンスさんは同年のトニー賞主演女優賞にノミネートされるほどの評価を受け、第58回トニー賞授賞式でのパフォーマンスは観客を魅了しました。

心の奥底から湧き上がる感情を味わいたい方、社会と個人の葛藤を音楽で体感したい方にぴったりの一曲です。