「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(1〜10)
LemonadeNEW!Louis Tomlinson

ワン・ダイレクションのメンバーとして世界的な人気を博し、ソロシンガーとしても活躍するルイ・トムリンソンさん。
2022年のアルバム『Faith in the Future』以来となる彼の新曲『Lemonade』は、2025年9月に公開された作品です。
この楽曲は、甘さと苦さが同居する複雑な恋愛模様を、爽やかなレモネードにたとえた極上のポップチューンとなっています。
一筋縄ではいかない相手に惹かれてしまう心を、高揚感のあるメロディに乗せて歌い上げており、彼のソングライターとしての実力が遺憾なく発揮されていますね。
コスタリカでの録音というエピソードも、本作の持つ太陽のような明るさと開放的な雰囲気を物語っています。
2026年1月にリリース予定のアルバム『How Did I Get Here?』からの先行シングルであり、彼の新章の幕開けを感じさせる一曲です。
恋の駆け引きに心を躍らせたい時に聴いてみてください。
Laugh It OffNEW!New Found Glory

90年代末からポップ・パンクを牽引してきたフロリダの重鎮、ニュー・ファウンド・グローリー。
2000年代のシーンを語る上で欠かせない彼らが、新しい楽曲をドロップしてくれました。
2026年2月にリリースされるアルバム『Listen Up!』からの先行シングルとなる本作は、バンドの持ち味である高速テンポとキャッチーなメロディが炸裂する、エネルギッシュなポップ・パンクチューンに仕上げられています。
ギタリストの闘病という逆境を背景に、どんな困難も「笑い飛ばそう」というポジティブな姿勢が込められており、聴く人の背中を押してくれるような爽快感あふれるロックナンバーです。
Leave Me AloneNEW!Reneé Rapp

ブロードウェイ女優として活躍した後、ソロのアーティストとしても活躍するシンガーソングライター、レニー・ラップさん。
ブロードウェイ時代とは異なり、かなり荒々しいリリックを主体とした気だるい音楽性が印象的ですよね。
こちらの『Leave Me Alone』もそういった作品の1つ。
ラップを主体としつつも、ボーカルパートはややラウドなポップにまとめられています。
音域は若干広めではありますが、ファルセットを使った繊細なピッチコントロールは求められないので、意外にも難易度は低めです。
フックに関しては、ボーカルの伸びではなく、叫ぶような伸びを意識して歌ってみましょう。
Lou Reed Was My BabysitterNEW!Jeff Tweedy

オルタナティヴ・カントリーの重鎮で、バンド「ウィルコ」のフロントマンとしても活動するジェフ・トゥイーディーさん。
そんな彼が2025年9月に公開したのが、こちらの作品です。
本作は、全30曲を収録するトリプルアルバム『Twilight Override』に収められた一曲で、ライブハウスの汗ばむような熱気を凝縮したパワフルなロックンロールに仕上がっています。
歪んだギターと力強いビートに乗せ、ロックは死んだが死者は死なないと歌う逆説的なフレーズが繰り返され、音楽が持つ普遍的な力を宣言。
少年時代に音楽から受けた救いを、伝説のミュージシャンへの敬意と共に表現しています。
理屈抜きで体が動くこのサウンドは、ロックが持つ根源的なエネルギーを浴びたい人にとって、たまらない1曲と言えるでしょう。
Love Me DifferentNEW!Hayley Williams

エモ・シーンを代表するバンドParamoreのフロントウーマンとして、圧倒的な存在感を放つヘイリー・ウィリアムスさん。
ソロ活動ではバンドとは異なる内省的な世界観を深く探求しています。
2025年8月に自身のレーベルからリリースされたアルバム『Ego Death at a Bachelorette Party』には、そんな彼女の繊細な魅力が詰まっていますが、今回はその中から珠玉のチルソングを紹介しましょう。
この楽曲は、マリンバのような柔らかな音色が心地よい、落ち着いた雰囲気が魅力です。
本作では「違う形で愛されたい」と願う切ない心と、自分自身を受け入れようとする未来への小さな希望が描かれています。
一人で静かに過ごしたい夜や、リラックスタイムのお供にぴったりの、心に優しく寄り添ってくれる作品です。
LOVE SONGNEW!Justin Bieber

スムーズなR&Bサウンドが心地よい、ジャスティン・ビーバーさんの作品です。
妻であるヘイリーさんへの深い愛情を歌ったこの楽曲は、ポップとR&Bを基調とした、非常に聴きやすいバラードに仕上げられています。
愛する人との時間は魔法のように美しくなる、といった詩的な表現で感謝を伝える歌詞には、彼の成熟したパーソナルな一面が色濃く現れているようです。
本作は2025年9月に楽曲が公開されたアルバム『Swag II』に収録。
そのわずか56日前にアルバム『Swag』が発表されていたということもあり、当時の彼の旺盛な創作意欲がうかがえますね。
ゆったりと過ごしたい休日の午後や、静かな夜のBGMにぴったりの、心安らぐメロディに身を任せてみてはいかがでしょうか。
Little ThingsNEW!Good Charlotte

双子のマデン兄弟を中心に結成され、2000年代のポップパンクシーンを牽引したグッド・シャーロット。
彼らの出発点となったこの楽曲は、2000年に発売されたデビューアルバム『Good Charlotte』からの先行シングルです。
とびきりキャッチーなメロディと爽快な疾走感が印象的ですが、そのサウンドとは裏腹に、歌詞で描かれるのはうまくいかない日常への不満や、周囲から理解されないティーンの孤独感なのですよね。
ありふれた日常の小さな出来事が自分を追い詰めていくという内容は、彼ら自身のパーソナルな経験に基づいているからこそ、強い共感を呼ぶのではないでしょうか。
本作は2000年7月にラジオで公開され、コメディ映画『Dude, Where’s My Car?』にも使用されました。
何をやっても空回りしてしまうような日に聴くと、心のモヤモヤを代弁してくれるような一曲です。