「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Lil Bro (feat. Lil Bro)Central Cee

現在のUKラップシーンで最も注目されているラッパーの一人、セントラル・シーさん。
彼が実の弟を“Lil Bro”名義でフィーチャーした作品は、兄弟の絆をストレートに歌い上げた感動的な一曲になっています。
本作は、UKドリルならではの硬質なビートの上に、先に成功した兄から弟への愛情深いメッセージが乗るという構成が特徴です。
厳しい現実を生き抜くためのアドバイスと温かい眼差しが交差するリリックは、聴く人の胸を打ちますね。
この楽曲は、2022年2月に公開されUKアルバムチャートで1位を記録したミックステープ『23』に収録されています。
兄弟がいる方はもちろん、仲間との絆を大切にしたい時に聴くと、グッとくるものがあるかもしれません。
Little BrotherElla Vos

繊細でドリーミーなサウンドを武器として、インディー・ポップ好きから注目を集めるエラ・ヴォスさん。
クラシック・ピアノの素養を持つ彼女の楽曲は、非常に美しくエモーショナルな表現で知られていますね。
本作は2016年11月に公開され、後にデビューアルバム『Words I Never Said』にも収録された一曲で、実は彼女の弟さんが深刻な事故に遭った際に書かれたものなのです。
もう二度と話せないかもしれないという不安のなかで、弟への深い愛情が伝わっているだろうかと願う切実な心情について歌われています。
大切な兄弟への普段は言えない想いを、この曲を聴いて伝えてみてはいかがでしょうか?
Little BrotherGrizzly Bear

ブルックリンから登場したグリズリー・ベアの、精巧で美しいサウンドはインディー・ロックシーンでも独特の存在感を放っていますね。
今回は、彼らが弟との関係性を繊細に描いた名曲を紹介しましょう。
どこか霧がかったような幻想的なコーラスと多層的に重なる楽器の音色は、兄弟間の単純ではない心の機微、というのでしょうか、懐かしさの中に少しの痛みが混じるような複雑な感情を見事に表現しているのです。
この楽曲は、2006年9月にリリースされた彼らの初期を代表するアルバム『Yellow House』に収録されており、バンドが4人体制で結束を固めた重要な作品として知られています。
アメリカのテレビ番組『Adult Swim』でBGMとして起用されたことでも有名ですね。
ストレートな感動というよりは、感傷的な気分に静かに浸りたい夜に聴くのがオススメです!
Little BrotherLady Lamb

繊細なフォークの響きとロックの衝動をあわせ持つ、エモーショナルな歌声が素晴らしい名曲です。
アメリカ出身のシンガーソングライター、レディ・ラムさんによる楽曲で、閉店後のDVD店でデモを録音していたというDIY精神あふれる経歴を持つアーティストなのですね。
この楽曲は2013年2月に公開された彼女のデビュー・アルバム『Ripely Pine』に収録されています。
本作では、かけがえのない弟との関係性がテーマとなっており、弟を新生児のように大切に抱きしめるという象徴的なイメージを通して、深く複雑な愛情について歌っているのです。
ただ優しいだけではない、守りたいという強い意志と切実な想いが伝わってきますね。
兄弟姉妹との絆を改めて感じたい時、静かに心に寄り添ってくれる音楽を探している方にぴったりの一曲ではないでしょうか。
Let DownRadiohead

革新的な音楽性で世界を魅了し続けるイギリスのロックバンド、レディオヘッド。
TikTokをきっかけに今、再び注目を集めているのが、彼らが1997年に発表した名盤『OK Computer』に収録されているナンバーです。
こちらの楽曲は、複雑に重なるギターのアルペジオが生み出す、夢の中を漂うようなサウンドが特徴的ですね。
歌詞では、いつか翼が生えてここから抜け出せるという淡い期待と、現実に引き戻される瞬間の落胆が描かれています。
人気ドラマ『The Bear』のクライマックスで起用されたことで人気が再燃し、2025年8月には全米シングルチャート初登場を果たしました。
都会の喧騒に疲れた時に聴くと、美しいメロディが心に染み渡る一曲ですよ。
LoverTaylor Swift

大切な人との未来を夢見るような、心温まる一曲を紹介します。
こちらは、現代を代表するシンガーソングライター、テイラー・スウィフトさんが2019年8月に発表したアルバム『Lover』に収められた名バラードです。
結婚式のファーストダンスをイメージして作られたといい、アコースティックなワルツの調べがロマンチックな雰囲気を演出します。
恋人と過ごす何気ない日常の風景や、どこへ行くにもずっと一緒にいたい、というピュアな想いが込められたリリックが本当に素敵ですよね。
本作は2020年のグラミー賞で「最優秀楽曲賞」にノミネートされたことからも、その普遍的な魅力が伝わってきます。
愛する人との穏やかな時間に、ぜひ聴いてほしい一曲です。
Leader of the BandDan Fogelberg

叙情的な歌詞と美しい旋律で多くのファンを魅了したシンガーソングライター、ダン・フォーゲルバーグさん。
彼が自身の父に捧げた本作は、音楽という遺産への感謝と敬意を歌い上げた心温まるバラードです。
バンドリーダーであった父から受け継いだ魂への誇りと深い愛情が、穏やかながらも胸に迫るメロディを通して伝わってくるのではないでしょうか。
1981年10月公開の名盤『The Innocent Age』に収録されたこの楽曲は、翌年に全米ACチャートで見事1位を記録。
自分のルーツを静かに振り返りたい夜に、じっくりと耳を傾けてみてほしいナンバーです。