「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(21〜30)
Lover, You Should’ve Come OverNEW!Jeff Buckley

30歳という若さで急逝した米国の伝説的シンガー、ジェフ・バックリーさんが残した、あまりにも痛切で美しい魂のバラードです。
恋人と別れた後の、どうしようもない後悔と会いたいという焦がれる気持ちが歌われています。
若さゆえの過ちで大切な人を手放してしまった経験のある方なら、この歌に強く共感できるのではないでしょうか?
「会いに来てほしかった」と願ってももう遅い、そんな行き場のない想いは本当につらいですよね。
この楽曲は名盤『Grace』に収められた作品で、ドラマ『FlashForward』にも起用。
1994年8月の発売から時を経て今なお心を揺さぶり続けています。
一人静かに物思いにふけりたい夜、この天上の歌声にどっぷりつかってみるのもいいかもしれません。
Lekh LishonNEW!Anna Zak

TikTokのフォロワーが500万人を超えるなど、SNSの世界からイスラエルの音楽シーンに躍り出たポップアイコン、アンナ・ザックさん。
モデルや俳優としても活躍する彼女ですが、2017年から音楽活動を本格化させました。
キャリアの転機となったのは2022年の楽曲『Lech Lishon』で、イスラエルの主要音楽チャートで軒並み1位を獲得。
さらに『Mi Zot』では自身の電話番号を登場させるという斬新な仕掛けで世間を驚かせたからすごいですよね。
ポップなサウンドとマルチな才能が融合した彼女のスタイルは、まさに新時代のスターそのもの!
彼女が放つ輝きに触れたら、あなたもきっとファンになってしまうはずです。
Let’s Stay TogetherNEW!Eric Benét

90年代R&Bシーンに現れた才能、アメリカ出身のエリック・ベネイさん。
彼のデビュー作は、困難な時こそ「一緒にいよう」と誓う、誠実な愛を描いたバラードです。
関係がうまくいかない時でも、二人の絆を信じて未来を共にしたいと願う主人公の姿に、胸を打たれた方も多いはずです。
この楽曲は、1996年9月に発売された名盤『True to Myself』からの第4弾シングルで、映画『A Thin Line Between Love and Hate』のサウンドトラックにもなりました。
70年代ソウルの温かみを持つ本作のメロディに心を委ね、少しギクシャクしてしまった心を慰めてもらいながら、二人の原点を思い出してみませんか?
LimerickNEW!Bardo Pond

重厚なギターの歪みが雪崩のように押し寄せる、アメリカ出身のバンド、バード・ポンド。
1991年に結成された彼らの音楽は、サイケデリックやドローン、ノイズといった要素が渦巻く壮大な音世界を描き出します。
イゾベル・ソレンバーガーさんの幻想的な歌声とフルートが、その轟音の中に一筋の光を差し込んでいるかのようです。
1996年に出た名盤『Amanita』でそのスタイルを確立。
即興演奏を軸とした長尺の楽曲は、まるで終わらない夢の中にいるような感覚にさせてくれます。
大きな賞とは無縁ですが、Boredomsが2007年に行った企画にドラマーが参加するなど、その実力は折り紙付き。
轟音と静寂が同居する音の洪水に、あなたも身を委ねてみませんか?
Lights Out (ft. Nile Rodgers)NEW!Nubiyan Twist

夜の熱気をそのまま真空パックしたような高揚が弾けます。
英国リーズ発の大所帯バンド、ヌビヤン・ツイストはジャズを核にアフロビートやソウルを編むグループです。
こちらの楽曲『Light Out』はゲストに迎えたナイル・ロジャースさんのギターとアジーザ・ジェイさんの歌が牽引し、この楽曲は解放と自己肯定を鼓舞する物語をグルーヴに刻みます。
本作はパーティの幕開けやフェスのピークに最適!
気持ちを切り替えたい朝やチームのキックオフにもハマります。
Last Day of WinterNEW!PELICAN

分厚い音の壁の向こうに広がる、息をのむほど美しい景色を体験したことはありますか?
アメリカのインスト・バンド、ペリカンが描き出すのは、まさにそんな音の世界です。
ポストメタルやドゥームメタルの重厚さを持ちながら、ポストロックならではの壮大で叙情的な旋律が心に響きますよね。
2001年の結成後、2005年に世に出た名盤『The Fire in Our Throats Will Beckon the Thaw』は、海外の音楽誌で年間ベストアルバムに選ばれるなど、高い評価を獲得しました。
メンバーがそれぞれフレーズを持ち寄り、時間をかけて構築していくという楽曲は、まるで壮大な物語のよう。
歌声がないからこそ、楽器の一つひとつの音色に集中して、その世界観にどっぷり浸れるのではないでしょうか。
日々の喧騒を忘れ、壮大な音の旅に出たいあなたに聴いてほしいバンドです。
Lingus (We Like It Here)NEW!Snarky Puppy

うねる低音と鋭いスネアが合図を出し、7/4の推進力が心拍を一段押し上げます。
ホーンが縫う快なるフレーズが耳に残り、身体の重心が自然に前へ出ます。
米国のスナッキー・パピーは、マイケル・リーグさんを軸にジャズやファンクを横断する音楽集団。
この楽曲は、挑む覚悟が迷いをのみ込み解放へ抜ける物語を、コリー・ヘンリーさんのシンセソロが劇的に描きます。
収録は2013年10月、オランダのKytopia Studiosで4夜の観客同席セッション。
本作はアルバム『We Like It Here』に収められ、2014年2月に発売された作品です。
集中したい作業や夜のドライブ、バンドのアンサンブル研究にもぴったりですよ。