「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
LemonadeLouis Tomlinson

ワン・ダイレクションのメンバーとして世界的な人気を博し、ソロシンガーとしても活躍するルイ・トムリンソンさん。
2022年のアルバム『Faith in the Future』以来となる彼の新曲『Lemonade』は、2025年9月に公開された作品です。
この楽曲は、甘さと苦さが同居する複雑な恋愛模様を、爽やかなレモネードにたとえた極上のポップチューンとなっています。
一筋縄ではいかない相手に惹かれてしまう心を、高揚感のあるメロディに乗せて歌い上げており、彼のソングライターとしての実力が遺憾なく発揮されていますね。
コスタリカでの録音というエピソードも、本作の持つ太陽のような明るさと開放的な雰囲気を物語っています。
2026年1月にリリース予定のアルバム『How Did I Get Here?』からの先行シングルであり、彼の新章の幕開けを感じさせる一曲です。
恋の駆け引きに心を躍らせたい時に聴いてみてください。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(51〜60)
Laugh It OffNew Found Glory

90年代末からポップ・パンクを牽引してきたフロリダの重鎮、ニュー・ファウンド・グローリー。
2000年代のシーンを語る上で欠かせない彼らが、新しい楽曲をドロップしてくれました。
2026年2月にリリースされるアルバム『Listen Up!』からの先行シングルとなる本作は、バンドの持ち味である高速テンポとキャッチーなメロディが炸裂する、エネルギッシュなポップ・パンクチューンに仕上げられています。
ギタリストの闘病という逆境を背景に、どんな困難も「笑い飛ばそう」というポジティブな姿勢が込められており、聴く人の背中を押してくれるような爽快感あふれるロックナンバーです。
Leave Me AloneReneé Rapp

ブロードウェイ女優として活躍した後、ソロのアーティストとしても活躍するシンガーソングライター、レニー・ラップさん。
ブロードウェイ時代とは異なり、かなり荒々しいリリックを主体とした気だるい音楽性が印象的ですよね。
こちらの『Leave Me Alone』もそういった作品の1つ。
ラップを主体としつつも、ボーカルパートはややラウドなポップにまとめられています。
音域は若干広めではありますが、ファルセットを使った繊細なピッチコントロールは求められないので、意外にも難易度は低めです。
フックに関しては、ボーカルの伸びではなく、叫ぶような伸びを意識して歌ってみましょう。
La cumbia me está llamando (feat. La Perla)Nubya Garcia

ロンドンのジャズシーンを牽引するサクソフォニスト、ヌバイア・ガルシアさん。
カリビアンやアフロ系のルーツを軸に、多彩な音楽を横断する革新的なアーティストです。
そんな彼女の作品のなかで、レストランのBGMとしてご紹介したいのが、デビュー・アルバム『Source』に収められた一曲。
この楽曲はコロンビアの伝統音楽クンビアのリズムと現代的なUKジャズを見事に融合させています。
「クンビアが私を呼んでいる」というテーマが示す通り、抗いがたい音楽の引力に身を任せるような情熱的なサウンドが魅力です。
2020年8月に公開された名盤『Source』はマーキュリー賞にもノミネートされました。
情熱的でありながら洗練された雰囲気も持つ本作は、活気あるディナータイムをスタイリッシュに演出したいお店にぴったりでしょう。
Les FleursMinnie Riperton

まるで一本の映画の始まりを告げるかのような壮大なオーケストラから、唯一無二の歌声が響いてきます。
歌っているのは、5オクターブもの声域で知られる伝説のシンガー、ミニー・リパートンさんです。
彼女はサイケデリック・ソウル・バンドでの活動を経て、1970年9月に名盤『Come to My Garden』でソロデビューを果たしました。
本作は、そのアルバムの冒頭を飾るナンバーで、花の視点から生命の再生と復活を歌いあげています。
ゴスペルやサイケデリアが溶け合った幻想的なサウンドは、聴く者を壮大な物語の世界へと誘ってくれるのではないでしょうか。
当時は商業的に成功しませんでしたが、後に映画『Us』や『バック・トゥ・ブラック』で使用され再評価を受けました。
日常から離れ、じっくりと音楽の世界観に浸りたいときに聴いてほしい一曲です。
Let Me Love YouAmber Mark

ジャマイカとドイツにルーツを持ち、R&Bやソウルを基軸に多彩な音楽性を融合させるシンガーソングライター、アンバー・マークさん。
2022年1月にリリースしたアルバム『Three Dimensions Deep』も絶賛された彼女が、待望の新作『Pretty Idea』からの先行シングルを公開しています。
この楽曲は、ディスコ風のきらびやかなシンセと軽快なリズムが特徴で、彼女のささやくようなボーカルが重なるプロダクションが見事ですね。
本作では、ただ一途に相手を愛したいと願うストレートな気持ちが歌われており、その情熱が聴き手の心を揺さぶります。
気分を上げたい休日のドライブなどにぴったりな、新たな門出を祝うにふさわしい名曲ですよ。
Lou Reed Was My BabysitterJeff Tweedy

オルタナティヴ・カントリーの重鎮で、バンド「ウィルコ」のフロントマンとしても活動するジェフ・トゥイーディーさん。
そんな彼が2025年9月に公開したのが、こちらの作品です。
本作は、全30曲を収録するトリプルアルバム『Twilight Override』に収められた一曲で、ライブハウスの汗ばむような熱気を凝縮したパワフルなロックンロールに仕上がっています。
歪んだギターと力強いビートに乗せ、ロックは死んだが死者は死なないと歌う逆説的なフレーズが繰り返され、音楽が持つ普遍的な力を宣言。
少年時代に音楽から受けた救いを、伝説のミュージシャンへの敬意と共に表現しています。
理屈抜きで体が動くこのサウンドは、ロックが持つ根源的なエネルギーを浴びたい人にとって、たまらない1曲と言えるでしょう。





