「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
アルファベット「L」から始まる楽曲の世界には、幅広い感情と表現が詰まっています。
テイラー・スウィフトさんのピアノが奏でる切ない物語から、ビッグエックスザプラグさんの力強いヒップホップ、エリカ・デ・カシエールさんの90年代R&Bを彷彿とさせる繊細な歌声まで。
心に響く音楽との新しい出会いへ、扉を開いてみませんか。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜60)
Last NiteThe Strokes

2000年代初頭のガレージロック・リバイバルの先駆者として知られるアメリカのロックバンド、ザ・ストロークスが、ファーストアルバム『Is This It』から放つこの楽曲は、シンプルながらも力強いギターリフとエネルギッシュなサウンドが特徴です。
冒頭のギターリフはトム・ペティ・アンド・ザ・ハートブレイカーズにインスパイアされたという本作は、バンドの代表曲として人気を集めています。
RCAレコードからリリースされ、イギリスのシングルチャートで最高14位を記録し、プラチナ認定を受けるなど商業的にも成功。
2002年にはMTVライブ番組「$2 Bill」にも出演し、The Strokesの知名度を一気に高めました。
チャプターを重ねやすいシンプルな構成とキャッチーなメロディーは、バンド練習の教材としても重宝するはずです。
Like A BitchZomboy

野性的で攻撃的なダブステップサウンドが脳天を直撃する重低音の極致。
イギリス出身のゾンボイさんが2016年1月にリリースしたこの楽曲は、その破壊的なベースラインと150BPMの疾走感溢れるビートで聴く者を圧倒します。
元々ロックバンドでドラマーを務めていた経験を活かし、激しいリズムと重厚なサウンドデザインを融合。
EP『Neon Grave』の収録曲として、後にKill The Noiseによるリミックスも制作されました。
本作は、ヘッドフォンやサブウーファーで全身に響く重低音を堪能したい方や、エネルギッシュなEDMを求めるダンスミュージックファンに強くお勧めします。
大音量で体感することで、その真価を存分に発揮する一曲です。
Lose My Mind (feat. Doja Cat)Don Toliver

ハイブリッドなサウンドとメロディアスなフローで知られるアメリカ出身のドン・トリヴァーさんが、映画『F1』のサウンドトラックに収録される本作で、ドジャ・キャットさんとのコラボレーションを実現しました。
ポップラップとエレクトロニックを組み合わせた疾走感あふれるサウンドに、ソウルフルな歌声と力強いラップが交錯する魅力的な一曲です。
アルバム『Heaven or Hell』や『Life of a DON』でも注目を集めてきたトリヴァーさんですが、本作ではグラミー賞受賞プロデューサーのライアン・テダーさんやハンス・ジマーさんを迎え、F1の世界観を見事に表現。
映画の公式サウンドトラック『F1 THE ALBUM』は2025年6月に映画の公開と同時にリリースされる予定で、スピーディーなサウンドを求めるリスナーにおすすめの1曲となっています。
Lost HighwayKacey Musgraves

カントリーミュージックの名曲を、現代的な解釈で蘇らせたアメリカ出身の実力派シンガーソングライター、ケイシー・マスグレイヴスさん。
彼女の表現力を存分に引き出したスローでしみじみとしたメロディは、アコースティックギターの穏やかなストロークと相まって、時を超えた美しさに包まれています。
2025年4月のリリース直後から、オリジナルのエッセンスを大切にしながらも、彼女独自の繊細な解釈が盛り込まれた本作は、多くの音楽ファンから支持を集めています。
2025年度グラミー賞で最優秀カントリーソング賞を受賞した『The Architect』に続く意欲作で、Lost Highway Recordsと再び契約を結んだことを記念した作品でもあります。
伝統的なカントリーミュージックの良さを再発見したいという方はもちろん、静かな時間に心に染み入る音楽を求めている方にもおすすめの一曲です。
Little Lord FentanylPrimus & Puscifer

ファンクメタルとオルタナティブロックが絶妙にブレンドされた実験的な一曲が、アメリカを代表する2つのバンド、PrimusとPusciferのコラボレーションから生まれました。
6,100人以上の中から選ばれたPrimusの新ドラマー、ジョン・ホフマンさんの加入後初となる本作は、メイナード・ジェームス・キーナンさんのファルセットと、レス・クレイプールさんのスラップベースが織りなす独創的なサウンドスケープが魅力です。
19世紀の児童文学をもじったタイトルには現代社会への風刺が込められており、ティム・バートン作品を思わせるダークでファンタジックな世界観が展開されています。
双方のファンはもちろん、ジャンルの垣根を超えた実験的なサウンドを求める音楽ファンにもぜひ聴いていただきたい一曲です。