「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(31〜40)
Let’s Make Love and Listen to Death From AboveNEW!CSS

「セクシーでいることに飽きた」という挑発的なバンド名、一度聞いたら忘れられないインパクトがありますよね。
ブラジル出身のCSSは、インディーロックにエレクトロやダンスパンクを融合させたサウンドで、サンバの国というイメージを覆すクールな魅力を放っています。
2006年に名盤『Cansei de Ser Sexy』で世界デビューを果たすと、NME誌の年間ベストアルバムで5位に選ばれるなど、批評家たちを唸らせました。
ゲーム『FIFA 12』に楽曲が採用されたことでも知られています。
ステージ上で楽器を交換し、観客を巻き込むエネルギッシュなライブはまさに狂騒のパーティー!
底抜けにハッピーでダンサブルな音楽を探しているなら、彼女たちのサウンドに身を任せてみてはいかがでしょうか?
Let GoNEW!Central Cee

イギリスのラップシーンを牽引するラッパー、セントラル・シーさんが歌う、失恋の複雑な心境を描いた楽曲です。
この楽曲は、Passengerのヒット曲『Let Her Go』をサンプリングした切ないメロディの上で、別れた相手への未練と強がりが交差する様子がUKドリル特有のビートに乗せて表現されています。
忘れようとするほど思い出してしまう、そんな経験をした方は少なくないはず。
2022年12月に公開された本作は、その内省的な表現が共感を呼び、BRITアワードにもノミネートされました。
ただ悲しみに浸るだけでなく、次の一歩を踏み出す力が欲しい、そんな時に聴くと心に寄り添ってくれるかもしれませんね。
Love SongNEW!Grrrl Gang

日常の葛藤や心のモヤモヤを、パワフルなサウンドで吹き飛ばしてしまいたい!
そんな気持ちに寄り添ってくれるのが、インドネシア出身のグルル・ギャングです。
インディー・ポップとライオット・グルルの魂を受け継ぐ音楽は、甘さと棘が同居する「ハニーヴィネガー」な魅力に溢れています。
2017年のデビューを経て、代表曲『Dream Grrrl』で注目を集め、2023年9月には待望のアルバム『Spunky!』をリリース。
ボーカルの日記から生まれるという、自己肯定感への葛藤などを歌った赤裸々な言葉たちに、思わず「この気持ち、わかる!」と頷いてしまうのではないでしょうか?
汗だくのモッシュピットが生まれるという激しいライブさながらのエネルギーで、憂鬱な気分を吹き飛ばしたい時にぴったりのバンドです。
Last NightNEW!Morgan Wallen

アメリカ出身のシンガーソングライター、モーガン・ウォーレンさんが歌う、別れた恋人との複雑な一夜を描いた楽曲。
お酒の勢いを借りて、もう会わないと決めたはずの相手と過ごしてしまう。
そんな後悔と未練が入り混じるもどかしい経験をしたことのある方は、少なくないはずです。
この楽曲は、2023年1月に公開されたアルバム『One Thing at a Time』に収録され、Billboard Hot 100で通算16週も首位を維持しました。
米NFLのスターを起用したプロモーションも印象的でしたよね。
どうしてこうも引きずってしまうんだろうと悩んでいる人の心に、本作が描く一夜の出来事が「みんな同じだよ」と寄り添ってくれるはず。
思いきり感傷にひたることで、前に進む力が湧いてくるかもしれませんね。
Less Than ZeroNEW!The Weeknd

80年代シンセポップを彷彿とさせるサウンドが印象的な、カナダが誇る世界的アーティスト、ザ・ウィークエンドさんの作品です。
本作では、愛の終わりと、それに伴う拭いきれない罪悪感や自責の念が繊細なボーカルで歌われています。
別れた原因は自分にあると過去を責め続けてしまう気持ちは、失恋を経験したことのある人なら覚えがあるはず。
2022年1月公開のアルバム『Dawn FM』に収録された本作は、世界的なプロレスの祭典「WrestleMania 39」の公式テーマ曲にも採用されました。
自分の過ちと向き合えず苦しい夜に、あえてこの痛みに満ちたメロディに浸ることで、逆に心が軽くなり、次の一歩を踏み出せるかもしれませんね。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
Lover GirlNEW!Laufey

15歳でアイスランド交響楽団と共演した経歴を持つ、同国出身のシンガーソングライター、ラウフェイさん。
クラシックとジャズを優雅に行き来する彼女が2025年6月にリリースした本作は、遠く離れた恋人への募る想いを描いたジャズ・ポップです。
会えない寂しさをボサノヴァ調の軽やかなリズムに乗せることで、かえって胸に秘めた切なさが際立つ表現は秀逸ですよね。
この楽曲は、第66回グラミー賞を受賞した名盤『Bewitched』に続く、3枚目のアルバム『A Matter of Time』からの作品。
2025年7月には来日した際に撮影されたMVも公開され、現在話題沸騰中なのですよ。
Life in TokyoNEW!Japan

グラムロックとニューウェーブの架け橋的存在とも言えるジャパンが、ディスコ界の巨匠ジョルジオ・モロダーさんと手を組んでグラムロックから大胆な転換を遂げた楽曲です。
幾度かの再リリースを経てヒットしたのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。
きらびやかなシンセのフレーズは、まるで近未来都市・東京のネオンを音で描いたかのよう。
デヴィッド・シルヴィアンさんのクールで抑制された歌声が、華やかな喧騒の中に潜む孤独感や、どこか傍観者のような視線を映し出します。
無機質なビートの上で官能的にうねるミック・カーンさんのベースが、楽曲に生々しい体温を吹き込んでいるのも印象的です。