「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
Lullaby of BirdlandSarah Vaughan

「ザ・ディヴァイン・ワン」の異名で呼ばれたサラ・ヴォーンさんは、豊かな声量と三オクターブに及ぶ圧倒的な音域で、ビリー・ホリデイさん、エラ・フィッツジェラルドさんと並ぶジャズ・ヴォーカル界の巨匠として知られる存在です。
1942年のアポロ・シアターでの優勝をきっかけにプロのキャリアをスタートさせ、ディジー・ガレスピーさんやチャーリー・パーカーさんといったビバップの巨人たちと共演しながら独自のスタイルを確立していきました。
1954年から55年にかけて録音された本作『Sarah Vaughan』は、夭折の天才トランペッター、クリフォード・ブラウンさんとの唯一の共演盤として知られ、後年グラミー殿堂入りを果たした歴史的名盤です。
『Lullaby of Birdland』や『April in Paris』といったスタンダード・ナンバーを中心とした選曲の中で、ヴォーンさんの美しいビブラートとブラウンさんのリリカルなトランペットが絶妙に絡み合い、モダン・ジャズの洗練された世界を存分に堪能できる1枚となっています。
ジャズ・ヴォーカルの魅力を味わいたい方へ、まず聴いてほしい傑作ですよ!
Livin’ On LoveAlan Jackson

ネオトラディショナル・カントリーの代表格として知られるアラン・ジャクソンさん。
ジョージア州出身の彼は、高校時代の恋人と結婚後、ナッシュビルへと移住し、妻が偶然グレン・キャンベルさんと出会ったことがきっかけで音楽業界への道が開けました。
1989年にアリスタ・ナッシュビルと契約し、1990年にデビューアルバム『Here in the Real World』でキャリアをスタート。
『Chattahoochee』や『Livin’ On Love』といった楽曲は現在でも多くのファンに愛されていますね。
グラミー賞を2回、CMA賞を16回受賞するなど、カントリー界を代表するアーティストとして輝かしい実績を残しています。
スチールギターやフィドルといった伝統楽器を重視したサウンドは、本物志向のカントリーファンにぜひ聴いてほしい音楽です。
Love U Like ThatLauv

2023年8月にリリースされた、ラウヴさんの新たなフェーズを象徴するラブ・ソング。
煌めくシンセと柔らかなビートが織りなすミッドテンポのサウンドに、彼のハイトーンなボーカルが重なります。
歌詞のテーマは、傷つく可能性を恐れながらも、ありのままに愛する勇気を選ぶという覚悟。
社会の目や自分の中の批判的な声に縛られず、弱さをさらけ出すことを肯定するメッセージが、繊細なメロディに乗せて届けられますよ。
同年11月にはAI技術を用いた韓国語版もリリースされ、グローバルなファンへの想いも込められた一曲。
新しい年のスタートに、前に進む勇気がほしいときに寄り添ってくれるナンバーです。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)
Lost the BreakupMaisie Peters

別れの痛みを抱えながらも「いつか自分が勝つ」と信じる心の強さを描いた、メイジー・ピーターズさんの青春アンセムです。
2023年3月にリリースされた本作は、セカンドアルバム『The Good Witch』からの先行曲として注目を集めました。
辛辣なユーモアと赤裸々な感情表現が交錯する歌詞は、別れた直後の未練や怒りから、「長い目で見れば自分こそがこの別れに勝つ」という確信へと移り変わっていく過程を繊細に描いています。
軽快なドラムとギターが織りなすポップなサウンドの中で、メイジーさんのハスキーで柔らかいボーカルが、傷つきながらも前進しようとする主人公の揺れる心情を見事に表現しています。
失恋から立ち直ろうともがいている方、自分を取り戻したいと願う方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
Lose You to Love MeSelena Gomez

失恋の痛みを通して自分自身を取り戻していく軌跡を描いた、セレーナ・ゴメスさんの代表的バラードです。
2019年10月にアルバム『Rare』のリード・シングルとして発表され、彼女にとって初となる全米ビルボード・チャート1位を獲得しました。
ミニマルなピアノと生々しいボーカルだけで始まる冒頭から、ストリングスとコーラスが重なっていく構成は、傷ついた心が少しずつ回復していく過程そのものを表現しているかのようです。
本作に込められた「あなたを失うことで、ようやく自分を愛せるようになった」という逆説的なメッセージは、別れを経験したすべての人の心に深く響くでしょう。
感情を剥き出しにしたくなるほどつらい経験をした方にこそ、静かな強さを感じさせるこの一曲を聴いてほしいですね。
LovesickLaufey

アイスランド出身のジャズ・ポップ・シンガー、ラウフェイさん。
クラシックとジャズの素養を持ち、現代的な感性で若い世代にも届く音楽を生み出しています。
2023年のアルバム『Bewitched』に収録された本作は、わずか数日で終わった恋の余韻を描いたバラードです。
歌詞には11月の日々を回想する一節もあり、短い恋がもたらした寂しさを秋の終わりの空気感に重ねています。
ピアノとストリングスを中心とした室内楽的な編曲、囁くようなボーカル、そして1950年代を思わせるロマンティシズムが、物悲しい11月の雰囲気にピッタリです。
本作が収録された『Bewitched』は第66回グラミー賞でベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバムを受賞しており、彼女の才能が広く認められています。
Listen to MeBaby Huey

1970年代のシカゴで生まれたサイケデリック・ソウルの名曲が、現代のブレイクダンス・シーンで再び輝きを放っています。
ベイビー・ヒューイさんの遺作アルバム『The Baby Huey Story: The Living Legend』の冒頭を飾る本作は、1971年2月にカーティス・メイフィールドさんのプロデュースによってリリースされた楽曲です。
骨太なドラム・グルーヴとベースのリフレイン、そしてヒューイさんの巨体から放たれる力強いシャウトが、6分半にわたって圧倒的な熱量を放ちます。
本作はサンプリング・ソースとしても広く知られており、1990年代以降のヒップホップ文化において重要な位置を占めてきました。
2016年のNetflixドラマ『The Get Down』でもフィーチャーされ、新世代のリスナーにもその魅力が届いています。
重心の低いブレイクスと反復する快楽は、パワームーブやフットワークとの相性が抜群です。

