「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(71〜80)
LateralusTool

2002年のグラミー賞「ベスト・メタル・パフォーマンス」を受賞したアメリカのバンド、トゥール。
彼らが放った『Lateralus』は、プログレッシブ・メタルの金字塔として今なお語り継がれる名盤です。
特に表題曲は、フィボナッチ数列をリズムや歌詞に応用した、まさに知性の塊!
複雑怪奇なリズムが螺旋を描くように展開していく様は、音楽というより壮大な数学パズルのよう。
難解でありながらも美しいその世界観に、心を鷲づかみされる方も多いのではないでしょうか?
日常を忘れて音の迷宮に没入する、そんな唯一無二の音楽体験がここにあります。
ヘッドホンでじっくりと、この緻密な音の設計図を味わってみてはいかがでしょうか?
LaLaZK

デンマークのヒップホップシーンから現れた若き才能、ゼットケーさん。
彼の音楽は、自身のリアルな体験が色濃く反映されています。
たとえば代表曲『Zum Zum』は、仲間が刑務所に入ったという現実をきっかけに生まれた楽曲!
ゲットーでの暮らしや若者の視点を映し出したストレートなリリックは、Z世代の魂の叫びそのものです。
ただシリアスなだけでなく、力強いビートとメロディックで耳に残るラップが融合しているのも魅力ですよね。
ストリートの現実を映しながらもキャッチーな彼の音楽を聴けば、その世界観に引き込まれること間違いなしです!
Let’s Fall in LoveDiana Krall

カナダ出身のジャズシンガー、ダイアナ・クラールさんの名を世界に知らしめた記念碑的なアルバムです。
本作は、ジョニー・マンデルさんが手掛けた優雅なストリングスをバックに歌う、豪華なサウンドが特徴。
深くハスキーな歌声と、彼女自身が奏でる洗練されたピアノの音色に、思わずうっとりと聴き入ってしまう方も多いのでは?
『Let’s Face The Music And Dance』など、今やジャズボーカルの定番ともいえる名演が一堂に会した、音楽好きにはたまらない1枚です。
少し贅沢な気分で過ごしたい夜に、じっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(81〜90)
Lost In A WaveLANDMVRKS

フランスの港町マルセイユから登場したランドマークスは、メタルコアの枠を軽々と飛び越える音楽性が魅力のバンドです。
獰猛なデスボイスと、リンキン・パークの故チェスター・ベニントンさんを彷彿とさせるエモーショナルなクリーンボイス。
ボーカルのフロラン・サルファティさんが自在に操る二つの声は、バンドの多彩な音楽性そのもの!
激しいブレイクダウンとキャッチーなメロディが融合した楽曲は、まるで嵐と静寂が同居しているかのよう。
そのドラマチックな展開に、思わず心を鷲掴みにされてしまう方も多いのではないでしょうか。
Lullaby of BirdlandSarah Vaughan

アメリカ出身のジャズの女神、サラ・ヴォーンさんによる、天才トランペッターのクリフォード・ブラウンさんとの唯一無二の共演アルバムです。
ヴォーンさん自身も長年お気に入りの一枚として挙げていたそうで、後にグラミー・ホール・オブ・フェイムにも選出されました。
「バードランドの子守唄」などの名曲を、まるで楽器のように自由自在に歌いこなす様は圧巻の一言。
彼女の深みのある歌声と、ブラウンさんの輝かしいトランペットが対等に渡り合うスリリングな演奏は、ジャズファンにはたまらないですよね。
時代を超えて輝きを放つ、奇跡のセッションがここにあります。
Looking GlassAllan Holdsworth

「地球上で最も興味深いギタリスト」とフランク・ザッパさんからも称賛された、イギリス出身の革新的なギタリスト、アラン・ホールズワースさん。
彼の代名詞ともいえるレガート奏法は、まるでサックスが歌うかのような滑らかさで、聴く人の度肝を抜きますよね。
その唯一無二のスタイルは、アルバム『メタル・ファティーグ』などで存分に味わうことができます。
また、シンスアックスという楽器でシンセサイザーの音色を奏でるなど、常に新しい音の可能性を追求していました。
彼の複雑で美しいハーモニーは難解に聴こえるかもしれませんが、まずはその圧倒的な音の洪水に身をゆだねて、異次元の音楽体験を楽しんでみてはいかがでしょうか?
Lay Down SallyEric Clapton

心地よいシャッフルリズムが魅力的な本作は、1977年11月にイギリス出身のエリック・クラプトンさんが発表したカントリー調のナンバーで、名盤『Slowhand』に収録されています。
全米チャート3位を記録し、2007年にはラジオでの再生回数が400万回を超えました。
愛する人にそばにいてほしいと願う、穏やかで温かい気持ちが、リラックスした演奏とともに心地よく心に響いてきますよね。
語りかけるようなボーカルと柔らかな女性コーラスのハーモニーも絶妙です。
2013年公開の映画『8月の家族たち』でも印象的に使用されました。
ゆったりとした夜のひとときや、大切な人と過ごす時間にぴったりの名曲といえるでしょう。