「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(41〜50)
Linus And LucyVince Guaraldi Trio

冬の夜長にぴったりの名演が、ヴィンス・グアルディ・トリオによるこの軽快なジャズナンバー。
1964年12月にアルバム『Jazz Impressions of A Boy Named Charlie Brown』に収録された本作は、ピーナッツのアニメーション音楽として広く親しまれてきました。
左手の反復リズムの上で右手が躍動的なメロディを奏でるスタイルが特徴で、ウェストコースト・ジャズとラテンの要素を融合させた親しみやすいサウンドに仕上がっています。
クリスマス定番のアルバム『A Charlie Brown Christmas』にも収録され、寒い季節に心温まるひとときを演出してくれる1曲です。
楽しい雰囲気のBGMが欲しいときや、懐かしいアニメの世界観に浸りたいときにオススメです。
Look At Mefakemink

ロンドンを拠点に活動する2005年生まれの若き才能、ファクミンクさん。
クラウドラップを軸にジャークやハイパーポップなど多彩なジャンルを横断する彼が、2025年10月に放ったのがこの問題作です。
Moustafax2とOKがプロデュースを手掛けた本作は、アンダーグラウンド・ヒップホップとジャーク系サウンドが融合した攻撃的なトラックで、自己主張と独立心を貫くリリックが印象的ですね。
ラッパーのネットスペンドさんとの論争を背景に制作されたとされていますが、本人は「これはディストラックではなくキストラックだ」と意味深なコメントを残しています。
硬質なビートに乗せた挑発的なフローは、UK地下シーンの新世代らしい尖った個性を存分に感じさせてくれますよ。
L’Annonce Des CouleursMac Zimms

1990年代のトランスシーンにおいて、オランダのプロデューサー、マック・ジムスさんが手がけた作品は、メロディックでありながらテクニカルな要素を併せ持つスタイルで注目を集めました。
1997年に2 Play Recordsから発表されたこの楽曲は、シンセサイザーによる広がりのあるパッドと浮遊感のあるリード・メロディが特徴的です。
ブレイクでの静と動のコントラストを活かした構成は、フロアに高揚感をもたらします。
1999年にはヴィンセント・デ・ムーアさんによるリミックスが制作され、よりプログレッシブなアプローチで再解釈されたことで、トランス愛好家の間で長く語り継がれる名曲となりました。
クラブでの没入感を求める方や、90年代トランスの黄金期を振り返りたい方に最適な一曲です。
Let It GoIdina Menzel

全世界で大ヒットを記録した映画『アナと雪の女王』の劇中歌です。
歌うのは、ブロードウェイのスターで、トニー賞受賞経験も持つ女優のイディナ・メンゼルさん。
アメリカ版のエルサ役で有名ですね。
本作は、抑えつけていた自分を解き放ち、ありのままで生きると高らかに宣言する、まさに自己解放のアンセムです。
彼女のパワフルな歌声は、聴いているだけで心が奮い立ち、歌いたくてうずうずしてしまいますよね!
第86回アカデミー賞で歌曲賞を受賞したこの名曲を、ぜひカラオケで。
悩みも何もかも吹き飛ばすように、思いっきり感情を爆発させて歌えば、最高の気分になれますよ。
Last DecemberNina Nesbitt

スコットランドのシンガーソングライター、ニーナ・ネスビットさん。
彼女が2019年のセカンドアルバム『The Sun Will Come Up, the Seasons Will Change』に収録した楽曲は、実は2014年に書かれた作品です。
初めての別れを経験したときに生まれたもので、ファンから長年リリースを待ち望まれていたといいます。
ピアノやアコースティックギターを基調とした繊細なサウンドに、切なさと感情の揺らぎが丁寧に描かれています。
12月という季節と過ぎ去った恋が重なり合い、胸にじんわりと染みわたるバラードです。
大切な人との思い出を振り返りたくなる冬の夜や、静かに1年を見つめ直したいときにそっと寄り添ってくれることでしょう。
ニーナ・ネスビットさんのウィスパーボイスが、心の奥深くまで届きます。
Last NiteThe Strokes

2000年代初頭のロックシーンに新風を吹き込んだニューヨーク出身のザ・ストロークス。
1998年に結成され、2001年のデビュー・アルバム『Is This It』で一躍時代の寵児となった彼らは、シンプルでタイトなガレージロックを洗練されたスタイルで表現し、ガレージロック・リバイバルをけん引しました。
フロントマン、ジュリアン・カサブランカスさんの独特なハスキーボイスと、ニック・ヴァレンシさん、アルバート・ハモンド・ジュニアさんの織りなすギターサウンドが生み出すクールな楽曲の数々は、アークティック・モンキーズをはじめ多くのバンドに影響を与えています。
2021年にはアルバム『The New Abnormal』で初のグラミー賞を受賞し、その存在感を示し続けています。
2000年代初頭のロックシーンの熱気を思い出したい方も、ぜひ改めて聴いてみてくださいね。
Love → Building on FireTalking Heads

70年代ニューヨークの知的なニュー・ウェイヴを代表するトーキング・ヘッズの記念すべきデビューシングルです。
恋の衝動を「燃え盛る建物」へと向かう行為になぞらえた、スリリングな世界観が魅力的ですね。
デヴィッド・バーンさんの神経質な歌声と、まだ荒削りながらも鋭い緊張感をはらんだバンドサウンドを聴いていると、彼らの非凡な才能の萌芽を感じずにはいられません。
1977年2月に発表された本作は、当初どのスタジオアルバムにも属さない作品でしたが、後に編集盤『Sand in the Vaseline: Popular Favorites』などで聴くことができます。
ありきたりな日常から少しだけ離れてみたいとき、彼らのアートな感性の原点をのぞき見ているような気分になれる一曲です。





