「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(91〜100)
Lesbian Of The YearThe Beaches

ジュノー賞で2022年にアルバム『Sisters Not Twins (The Professional Lovers Album)』がロックアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、カナダで確固たる地位を築くロックバンド、ザ・ビーチズ。
彼女たちが2025年8月に公開した作品は、これまでのエネルギッシュなロックサウンドとは趣を変え、しっとりとしたオルタナ・ポップに仕上げられています。
メンバーの実体験が元になっており、人生の途上で自身のアイデンティティと向き合う葛藤や、周囲の視線からくるプレッシャー、そしてそれを受け入れていく心情が繊細に描かれていますね。
この楽曲は、同月リリースのアルバム『No Hard Feelings』からの先行曲です。
内省的なテーマを美しいメロディで包み込んでいるので、静かな夜に自分と向き合いたい時のBGMなどにオススメです。
LinchpinFear Factory

デスメタル由来の攻撃性と機械的なサウンドを融合させ、独自の音楽性を確立したアメリカのバンド、フィア・ファクトリー。
2001年発売のアルバム『Digimortal』に収録されている本作は、全米チャートで31位を記録したことでも知られる彼らの代表曲です。
マシンのように正確なリズム隊と鋭利なギターリフが織りなすアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。
攻撃的な絶叫と、コーラスで響く叙情的なクリーンボイスを行き来するボーカルの対比は、心を揺さぶられるのではないでしょうか。
機械化社会における人間性の核心を問うような力強いメッセージと、無機質なサウンドのコントラストが秀逸な、珠玉のメタルチューンです。
Like A Woman CanHalestorm

グラミー賞受賞歴も誇るアメリカの実力派ロックバンド、ヘイルストームが届ける、ブルースの熱気を帯びたアンセムです。
ボーカルのリジー・ヘイルさんが自身のセクシュアリティや自己発見をテーマにしたと語る本作は、聴く人の心を深く揺さぶるのではないでしょうか?
柔らかな歌声から一転して魂を絞り出すようなシャウトに変わる瞬間は、まさに鳥肌ものですよね。
この曲が収録されているのは2025年8月リリースのアルバム『Everest』で、制作背景には彼女の困難の克服というパーソナルな物語もあります。
ありのままの自分を愛し、肯定する力強いメッセージは、何かに迷った時や自分に自信を持ちたい時に、きっとあなたの背中を優しく押してくれるはずです。
Loved You Better (ft. Dean Lewis)Jonas Brothers

過去の恋愛を省み誠実な後悔を歌う、アメリカの兄弟バンド、ジョナス・ブラザーズの楽曲です。
この楽曲はオーストラリアのシンガーソングライター、ディーン・ルイスさんとの共作で、ピアノとアコギの繊細な音色に二組の美しいハーモニーが溶け合います。
未熟さゆえに「もっと上手く愛すべきだった」と悔やむ痛切なメッセージが込められており、聴く人の胸を締め付けますよね。
20周年を記念する7作目のアルバム『Greetings From Your Hometown』に収録された本作は、バンド自身も自信作と評する一曲。
静かな夜に、自分の心と向き合いたい時にそっと寄り添ってくれます。
Lover, You Should’ve Come OverJeff Buckley

30歳という若さで急逝した米国の伝説的シンガー、ジェフ・バックリーさんが残した、あまりにも痛切で美しい魂のバラードです。
恋人と別れた後の、どうしようもない後悔と会いたいという焦がれる気持ちが歌われています。
若さゆえの過ちで大切な人を手放してしまった経験のある方なら、この歌に強く共感できるのではないでしょうか?
「会いに来てほしかった」と願ってももう遅い、そんな行き場のない想いは本当につらいですよね。
この楽曲は名盤『Grace』に収められた作品で、ドラマ『FlashForward』にも起用。
1994年8月の発売から時を経て今なお心を揺さぶり続けています。
一人静かに物思いにふけりたい夜、この天上の歌声にどっぷりつかってみるのもいいかもしれません。
Lights Out (ft. Nile Rodgers)Nubiyan Twist

夜の熱気をそのまま真空パックしたような高揚が弾けます。
英国リーズ発の大所帯バンド、ヌビヤン・ツイストはジャズを核にアフロビートやソウルを編むグループです。
こちらの楽曲『Light Out』はゲストに迎えたナイル・ロジャースさんのギターとアジーザ・ジェイさんの歌が牽引し、この楽曲は解放と自己肯定を鼓舞する物語をグルーヴに刻みます。
本作はパーティの幕開けやフェスのピークに最適!
気持ちを切り替えたい朝やチームのキックオフにもハマります。
Last Day of WinterPELICAN

分厚い音の壁の向こうに広がる、息をのむほど美しい景色を体験したことはありますか?
アメリカのインスト・バンド、ペリカンが描き出すのは、まさにそんな音の世界です。
ポストメタルやドゥームメタルの重厚さを持ちながら、ポストロックならではの壮大で叙情的な旋律が心に響きますよね。
2001年の結成後、2005年に世に出た名盤『The Fire in Our Throats Will Beckon the Thaw』は、海外の音楽誌で年間ベストアルバムに選ばれるなど、高い評価を獲得しました。
メンバーがそれぞれフレーズを持ち寄り、時間をかけて構築していくという楽曲は、まるで壮大な物語のよう。
歌声がないからこそ、楽器の一つひとつの音色に集中して、その世界観にどっぷり浸れるのではないでしょうか。
日々の喧騒を忘れ、壮大な音の旅に出たいあなたに聴いてほしいバンドです。





