「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(161〜170)
Last Donut of the NightJ Dilla

多くの著名なアーティストから「天才」と称賛され、没後もなお絶大な影響力を誇るデトロイト出身のジェイ・ディラさん。
カニエ・ウェストさんらもリスペクトを公言するなど、まさに「プロデューサーの中のプロデューサー」といえる存在ですよね。
そんな彼が難病との闘いのさなか、病室で作り上げ2006年の誕生日にリリースしたのが『Donuts』です。
発売のわずか3日後にジェイ・ディラさんは亡くなってしまいますが、本作に悲壮感はなく、ソウルやファンクなどのレコードを切り貼りして再構築した、ユーモアと愛にあふれるビートが詰まっています。
言葉のないインスト作品でありながら、まるで人生そのものを鳴らしているかのような響きは、ジャンルを超えて多くの音楽ファンの心を揺さぶることでしょう。
Lyte as a RockMc Lyte

1980年代後半、女性ソロラッパーのパイオニアとして颯爽とシーンに登場したのが、MCライトさんです。
10代ながら鋭い洞察力とスキルでストリートを描き出し、後の女性アーティストの道を切り開いた伝説的な存在と言えるでしょう。
そんな彼女が1988年にリリースしたデビュー作『Lyte as a Rock』は、女性ソロMCによる初のフルアルバムとして歴史に残る名盤中の名盤なのですね。
乾いたドラムとファンキーなネタ使いが光るサウンドに乗せ、ハスキーな声で社会問題などをクールにラップする様は圧巻の一言。
ヒップホップが持つ物語性やメッセージの強さを体現した本作は、ジャンルの歴史を知る上でも避けては通れない、すべての方にオススメしたい基本の1枚です。
Love Is Not EnoughConverge

マサチューセッツ州セイラムで結成され、カオティック・ハードコアのパイオニアとして君臨するバンド、コンヴァージ。
激しい音楽を愛するリスナーであれば、彼らの名前を知らない人はいないでしょう。
そんな彼らが2025年11月に公開した『Love Is Not Enough』は、2026年に発売を控えるアルバム『Love Is Not Enough』の表題曲です。
わずか2分強という短い尺の中で、切り裂くようなギターと悲痛なシャウトが炸裂し、愛だけでは乗り越えられない現実への葛藤が描かれています。
本作の凄みは、結成から35年近く経っても衰えない圧倒的な攻撃性とスピード感。
日々のストレスを吹き飛ばしたい時や、本物の轟音に包まれたい夜には、これ以上ない一曲ですよ!
Love Me DifferentHayley Williams

愛されたいと願う気持ちと、相手からの扱われ方にズレを感じて苦しくなることはありませんか。
そんな複雑な心境を抱える方に聴いてほしいのが、パラモアの活動でも知られるヘイリー・ウィリアムズさんが歌う本作。
2025年8月に公開されたアルバム『Ego Death at a Bachelorette Party』に収録されたナンバーです。
マリンバを思わせる柔らかな音色のなかで、相手が求める理想と本当の自分とのギャップを嘆く姿が描かれています。
自分を違う方法で愛してほしいという切実な願いは、聴く人の孤独に深く響くことでしょう。
パートナーとの関係に違和感を覚えている夜、ありのままの自分を認めてほしいと願う人に、そっと寄り添ってくれる一曲です。
little thingsElla Eyre

イギリスのシンガーソングライター、エラ・エアさんが2015年のデビューアルバム『Feline』以来、10年ぶりとなる2ndアルバム『everything, in time』を11月にリリース。
その最終先行シングルとして同月に放たれた1曲は、日常の小さな幸福に目を向けることで心の回復力を取り戻すという温かなメッセージを歌った作品です。
ソウルフルな歌声はそのままに、現行UKポップらしい軽やかな4つ打ちのビートとやわらかなハーモニーが重なり、友人や家族と撮影されたホームムービー調のミュージックビデオも相まって、身近な人とのつながりを祝福するような仕上がりに。
レーベル移籍や声帯手術といった困難を乗り越えた彼女だからこそ描ける、しなやかで等身大のポップソングです。
LOISGlorb

匿名のクリエイターとして2023年から活動するグロルブさん。
AIボイスを駆使してアニメキャラクターにラップをさせるという独特のスタイルで、YouTubeやTikTokを中心に急速に支持を広げてきました。
2025年11月に公開された本作は、これまでの『スポンジ・ボブ』系から一転して『ファミリー・ガイ』のキャラクターをモチーフにした意欲作。
トラップとドリルを掛け合わせたハイテンポなビートに、AIならではのフォルマント感を残したボーカルが多層的に重なり、パロディとしての冷笑的なユーモアと過激な比喩が畳みかけられます。
リリース直後からリアクション動画やリール投稿が相次ぎ、ネット発のミーム文化を牽引する存在感を改めて示しています。
パロディ表記を明示しながらも、AIと著作権をめぐる議論の最前線に立ち続ける彼の姿勢が光る1曲です。
lone star (feat. Carolyn Malachi)redveil

メリーランド育ちのラッパー/プロデューサー、レッドヴェイルさん。
セルフプロデュースを貫きながらジャズやソウルを取り込んだ音像で同世代から支持を集める彼が、2025年11月にキャロリン・マラキさんを迎えてリリースした楽曲がこちらです。
テキサスでの夏の記憶や家族への想いを軸に、過去と現在をつなぐ静かな充足感が描かれており、祖母への敬意や自己イメージの更新といったモチーフが温かく綴られています。
厚みのあるコーラスとエレピが織りなすバンド的な質感はまさにオルタナティブ・ラップの美点そのもので、キャロリンさんのしなやかな歌声がレッドヴェイルさんのフロウと溶け合う構造も見事です。
本作は12月リリース予定のアルバム『Sankofa』の先行曲で、『Learn 2 Swim』以来となるフルアルバムへの期待を一気に高める一曲に仕上がっていますね。
Lonely WomanOrnette Coleman

『ジャズ来るべきもの』という邦題でも知られているこちらの『The Shape of Jazz to Come』は、フリー・ジャズのひな形を作り上げたと評される偉大な作品です。
ジャズ・サックス奏者にしてフリージャズの先駆的な存在、オーネット・コールマンさんが1959年に発表したアルバムで、スタンダードナンバーのカバーなどは含まれず、全曲がオーネットさんの作曲によるオリジナル曲で構成されています。
コルネット奏者のドン・チェリーさんとドラマーのビリー・ヒギンズさんに加えて、ベース奏者のチャーリー・ヘイデンさんが参加、2つのホーンがフロントに立つカルテットが生み出したサウンドは、ピアノを軸とした従来のジャズとはまったく違う音楽を生み出しました。
決まったコード進行や楽曲構成を意図的に逸脱し、不協和音が生み出す不思議なずれと美しい旋律とが同居する、まさに自由度の高い前衛ジャズの原点と呼ぶべきサウンドが本作の偉大な価値を決定付けているのです。
とはいえ、今聴くとそこまで難解というわけではなく、オーネットさんの作曲家としての才能も感じ取れるジャズの名盤として聴けるのではないでしょうか。
Lullaby of BirdlandSarah Vaughan

「ザ・ディヴァイン・ワン」の異名で呼ばれたサラ・ヴォーンさんは、豊かな声量と三オクターブに及ぶ圧倒的な音域で、ビリー・ホリデイさん、エラ・フィッツジェラルドさんと並ぶジャズ・ヴォーカル界の巨匠として知られる存在です。
1942年のアポロ・シアターでの優勝をきっかけにプロのキャリアをスタートさせ、ディジー・ガレスピーさんやチャーリー・パーカーさんといったビバップの巨人たちと共演しながら独自のスタイルを確立していきました。
1954年から55年にかけて録音された本作『Sarah Vaughan』は、夭折の天才トランペッター、クリフォード・ブラウンさんとの唯一の共演盤として知られ、後年グラミー殿堂入りを果たした歴史的名盤です。
『Lullaby of Birdland』や『April in Paris』といったスタンダード・ナンバーを中心とした選曲の中で、ヴォーンさんの美しいビブラートとブラウンさんのリリカルなトランペットが絶妙に絡み合い、モダン・ジャズの洗練された世界を存分に堪能できる1枚となっています。
ジャズ・ヴォーカルの魅力を味わいたい方へ、まず聴いてほしい傑作ですよ!
Livin’ On LoveAlan Jackson

ネオトラディショナル・カントリーの代表格として知られるアラン・ジャクソンさん。
ジョージア州出身の彼は、高校時代の恋人と結婚後、ナッシュビルへと移住し、妻が偶然グレン・キャンベルさんと出会ったことがきっかけで音楽業界への道が開けました。
1989年にアリスタ・ナッシュビルと契約し、1990年にデビューアルバム『Here in the Real World』でキャリアをスタート。
『Chattahoochee』や『Livin’ On Love』といった楽曲は現在でも多くのファンに愛されていますね。
グラミー賞を2回、CMA賞を16回受賞するなど、カントリー界を代表するアーティストとして輝かしい実績を残しています。
スチールギターやフィドルといった伝統楽器を重視したサウンドは、本物志向のカントリーファンにぜひ聴いてほしい音楽です。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(171〜180)
Love U Like ThatLauv

2023年8月にリリースされた、ラウヴさんの新たなフェーズを象徴するラブ・ソング。
煌めくシンセと柔らかなビートが織りなすミッドテンポのサウンドに、彼のハイトーンなボーカルが重なります。
歌詞のテーマは、傷つく可能性を恐れながらも、ありのままに愛する勇気を選ぶという覚悟。
社会の目や自分の中の批判的な声に縛られず、弱さをさらけ出すことを肯定するメッセージが、繊細なメロディに乗せて届けられますよ。
同年11月にはAI技術を用いた韓国語版もリリースされ、グローバルなファンへの想いも込められた一曲。
新しい年のスタートに、前に進む勇気がほしいときに寄り添ってくれるナンバーです。
Lost the BreakupMaisie Peters

別れの痛みを抱えながらも「いつか自分が勝つ」と信じる心の強さを描いた、メイジー・ピーターズさんの青春アンセムです。
2023年3月にリリースされた本作は、セカンドアルバム『The Good Witch』からの先行曲として注目を集めました。
辛辣なユーモアと赤裸々な感情表現が交錯する歌詞は、別れた直後の未練や怒りから、「長い目で見れば自分こそがこの別れに勝つ」という確信へと移り変わっていく過程を繊細に描いています。
軽快なドラムとギターが織りなすポップなサウンドの中で、メイジーさんのハスキーで柔らかいボーカルが、傷つきながらも前進しようとする主人公の揺れる心情を見事に表現しています。
失恋から立ち直ろうともがいている方、自分を取り戻したいと願う方にぜひ聴いていただきたい一曲です。
Lose You to Love MeSelena Gomez

失恋の痛みを通して自分自身を取り戻していく軌跡を描いた、セレーナ・ゴメスさんの代表的バラードです。
2019年10月にアルバム『Rare』のリード・シングルとして発表され、彼女にとって初となる全米ビルボード・チャート1位を獲得しました。
ミニマルなピアノと生々しいボーカルだけで始まる冒頭から、ストリングスとコーラスが重なっていく構成は、傷ついた心が少しずつ回復していく過程そのものを表現しているかのようです。
本作に込められた「あなたを失うことで、ようやく自分を愛せるようになった」という逆説的なメッセージは、別れを経験したすべての人の心に深く響くでしょう。
感情を剥き出しにしたくなるほどつらい経験をした方にこそ、静かな強さを感じさせるこの一曲を聴いてほしいですね。
LovesickLaufey

アイスランド出身のジャズ・ポップ・シンガー、ラウフェイさん。
クラシックとジャズの素養を持ち、現代的な感性で若い世代にも届く音楽を生み出しています。
2023年のアルバム『Bewitched』に収録された本作は、わずか数日で終わった恋の余韻を描いたバラードです。
歌詞には11月の日々を回想する一節もあり、短い恋がもたらした寂しさを秋の終わりの空気感に重ねています。
ピアノとストリングスを中心とした室内楽的な編曲、囁くようなボーカル、そして1950年代を思わせるロマンティシズムが、物悲しい11月の雰囲気にピッタリです。
本作が収録された『Bewitched』は第66回グラミー賞でベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバムを受賞しており、彼女の才能が広く認められています。
Listen to MeBaby Huey

1970年代のシカゴで生まれたサイケデリック・ソウルの名曲が、現代のブレイクダンス・シーンで再び輝きを放っています。
ベイビー・ヒューイさんの遺作アルバム『The Baby Huey Story: The Living Legend』の冒頭を飾る本作は、1971年2月にカーティス・メイフィールドさんのプロデュースによってリリースされた楽曲です。
骨太なドラム・グルーヴとベースのリフレイン、そしてヒューイさんの巨体から放たれる力強いシャウトが、6分半にわたって圧倒的な熱量を放ちます。
本作はサンプリング・ソースとしても広く知られており、1990年代以降のヒップホップ文化において重要な位置を占めてきました。
2016年のNetflixドラマ『The Get Down』でもフィーチャーされ、新世代のリスナーにもその魅力が届いています。
重心の低いブレイクスと反復する快楽は、パワームーブやフットワークとの相性が抜群です。
LifelineBlack ‘n Blue

1980年代からポートランドのハードロックシーンを牽引してきたブラック・ン・ブルー。
グラムメタル全盛期にデビューし、ジーン・シモンズさんのプロデュースでも話題を集めた彼らですが、2025年8月にリリースされた2曲入りEP『2 Song Bruiser』は、なんと1984年と1985年に書かれたデモ音源を現行メンバーで正式レコーディングしたという驚きの企画作品です。
40年の時を経て蘇った楽曲は、当時のキャッチーなメロディと力強いコーラスワークをそのままに、現代的な音像でアップデート。
オリジナルメンバーのジェイミー・セント・ジェームズさん、パトリック・ヤングさん、ピート・ホームズさんに加え、ブランドン・クックさんとミック・コールドウェルさんのツインギターが織りなすハーモナイズドサウンドは、まさに80年代グラムメタルの魂を2020年代に蘇らせた傑作と言えるでしょう。
LOD FreestyleDesiigner

2016年に『Panda』で全米1位を記録し、カニエ・ウェストさんとの共演でも話題を集めたブルックリン出身のラッパー、デザイナーさん。
トラップを基盤にした爆発的なアドリブと低音ボイスで知られる彼が、2025年10月に自主レーベルLOD Entertainmentから放った作品が本作です。
タイトルは2018年のEP『L.O.D.(Life of Desiigner)』を参照しており、メジャー時代から独立後までの軌跡を貫く物語性を帯びています。
プロデューサーにドミンゴさんを迎え、90年代東海岸の骨太なドラムブレイクを基調とした硬質なビートの上で、地元ブルックリンへの呼びかけや自己再定義を凝縮。
過剰なメロディや合いの手を抑え、バーとケイデンスで勝負する姿勢が鮮明で、トラップ以降の記号から古典的ラップへと舵を切る転換点として機能しています。
クラシックなニューヨークヒップホップの手触りを求める人には必聴の一曲ですね。
Love’s Been Good To MeFrank Sinatra

20世紀を代表する歌手フランク・シナトラさんが1969年にリリースしたアルバム『A Man Alone: The Words and Music of McKuen』に収録された本作は、詩人ロッド・マッキューエンさんの作品を歌い上げたバラード曲です。
旅人としての孤独な人生を振り返りながら、途中で出会った愛への感謝を静かに語る歌詞が印象的で、デンバーやポートランドといった地名を交えながら、別れと出会いのエピソードが綴られています。
ドン・コスタさんによる抑制されたオーケストレーションと弦楽器の響きが、シナトラさんの語りかけるような歌唱を引き立てており、英国チャートで8位を記録するヒットとなりました。
人生の旅路を重ねてきた方や、静かな夜にじっくりと音楽に浸りたいときにおすすめの一曲です。
LuckyReneé Rapp

ブロードウェイ出身のシンガーソングライター兼女優、ルネー・ラップさん。
HBO Maxのドラマシリーズでブレイクし、2023年のアルバム『Snow Angel』で本格的なポップ・アーティストとしての地位を確立した彼女が、映画『Now You See Me: Now You Don’t』のために書き下ろした楽曲を2025年10月にリリースしています。
本作はエンドクレジット曲として採用されており、ライアン・テダーさんやオマー・フェディさんといったヒットメイカーが制作に参加。
シネマティック・ポップと呼ぶべき壮大なサウンドスケープのなかで、偶然ではなく自らの力で運命を切り開く主人公の姿が描かれています。
イリュージョンをテーマにした映画の世界観と見事に呼応した、スリリングな1曲です。
Love Who You LoveRomy

ザ・エックス・エックスのギタリスト兼ヴォーカリストとして知られるロミーさんが、2025年11月にリリースした新曲。
ソロデビューアルバム『Mid Air』の象徴的な終章として位置づけられており、クィアのラブソングとして「誰を愛してもいい」という力強いメッセージが込められています。
プロデュースはブラッドポップさんとバンドメイトのジェイミー・エックス・エックスさんとの共同で、90年代のユーロダンスやUKハウスから影響を受けたサウンドが特徴。
ロミーさん自身が2020年から温めてきた楽曲で、クラブカルチャーが与えてくれた居場所への感謝とLGBTQ+コミュニティへの連帯が表現されています。
透明感のあるメロディと高揚感のあるビートが、切なさと喜びを同時に抱きしめるような仕上がり。
自分らしく愛することの大切さを再確認したい方や、ダンスフロアで解放感を味わいたい方にぴったりの一曲です。

