「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ
「L」から始まるタイトルの曲というと、あなたは思い浮かべる曲があるでしょうか?
普段、曲名のタイトルの頭文字を意識することってあまりないと思うので、パッと思いつかないかもしれませんね。
ですが、「L」から始まる英単語といえば「Love」があり、それだけでも数百曲はありそうですね。
そのほかにも「Last」「Lady」「Little」など楽曲のタイトルに使われていそうな単語がたくさんあります。
この記事では、そうした「L」で始まるタイトルの曲を年代やジャンルに関係なくたくさん紹介していきますね。
これまであまり意識してこなかった視点で音楽を探してみることで、新しい楽曲と出会えるかもしれません。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(111〜120)
L’unicaPerturbazione

イタリアのインディーポップシーンで独自の輝きを放つペルトゥルバツィオーネ。
1988年に結成され、繊細なイタリア語の歌詞と多彩な音楽性で知られるポップロックバンドです。
1998年にアルバム『Waiting to Happen』を発表後、イタリア語詞へ転向。
2002年の名盤『In circolo』は、ローリング・ストーン誌イタリア版「最も美しいイタリアのアルバム100選」に選ばれるなど、音楽シーンで確固たる地位を築きました。
2014年のサンレモ音楽祭では「L’unica」で記者クラブ賞を受賞し6位入賞。
ライブで絵を描くなど芸術的試みも魅力。
言葉の響きを大切にする音楽ファンにおすすめです。
「L」から始まるタイトルの洋楽まとめ(121〜130)
lomlTaylor Swift

ピアノの旋律が静かに心に響き渡る、そんな体験を求めるあなたに聴いてほしいのが、アメリカ出身のシンガーソングライター、テイラー・スウィフトさんによる珠玉のバラードです。
本作は、彼女の繊細な歌声と、アーロン・デスナーさんと共同で手掛けたピアノ中心のアレンジが、その美しい音色で聴く者の感情を深く揺さぶります。
「人生の最愛の人」を意味する言葉が「人生の喪失」へと変わる痛みが描かれ、かつて伝説的だった関係が一瞬のものであり、不必要だったと悟る主人公の深い後悔が胸を打ちます。
2024年4月リリースのアルバム『The Tortured Poets Department』に収められ、ビルボード・ホット100で12位に入るなど高い評価を得ており、失恋の悲しみに寄り添い、静かに涙したい夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。
Leave My Kitten AloneThe Beatles

リヴァプール出身の伝説的ロックバンド、ザ・ビートルズによる隠れた名曲は、猫をテーマにした魅力的な楽曲として注目に値します。
1964年8月にレコーディングされた本作は、リトル・ウィリー・ジョンさんのR&Bナンバーを独自のロックスタイルでアレンジした力強いカバー曲です。
ジョン・レノンさんの情熱的なボーカルとジョージ・ハリスンさんの鋭いギターワークが織り成すエネルギッシュなサウンドが印象的で、初期のライブレパートリーとして愛され続けてきました。
長らく未発表だった楽曲が1995年にアルバム『Anthology 1』で公式リリースされ、ファン待望の音源となりました。
ロックンロールの原点を感じたい方や、ビートルズの多彩な音楽性を探求したい方におすすめの一曲です。
La prima voltaNegramaro

イタリア南部プーリア州で1999年に結成されたネグラマーロ。
ポップ・ロックを基盤にオルタナティブやエレクトロニカの要素も織り交ぜ、ジュリアーノ・サンジョルジさんの魂を揺さぶる歌声と詩情豊かな歌詞が持ち味です。
2003年にアルバム『Negramaro』でデビュー。
2004年に発売された再編集盤アルバム『000577』収録曲『Come Sempre』が注目され、2005年のアルバム『Mentre tutto scorre』は6×プラチナ認定。
本作の表題曲『Mentre tutto scorre』は映画『La febbre』主題歌にもなりました。
MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード受賞歴も誇り、映画音楽のような壮大なサウンドは、心を揺さぶるドラマティックな音楽体験を求める方におすすめです。
Lustres E PingentesEd Motta

ブラジルが生んだマルチミュージシャン、エド・モッタさん!
ティム・マイアさんの甥でもある彼が1997年に発表した『Manual prático para festas, bailes e afins. Vol. 1』は、MPB、ネオソウル、アシッドジャズ、ファンクなどを見事に融合させた傑作です。
ユニバーサル・ミュージック移籍後の初作品となった本作は、リタ・リーさんとの共作『Fora da Lei』がテレビドラマの挿入歌として話題となり、ブラジル国内で30万枚を超えるプラチナディスクを獲得しました。
洗練されたAORサウンドにブラジル音楽の豊かさを織り交ぜた16曲は、どれも極上のグルーブを生み出しており、エド・モッタさんの多才な音楽性が存分に発揮された名盤中の名盤!
アシッドジャズを愛する方はもちろん、ソウルフルなサウンドやブラジル音楽に興味がある方にも確実に聴いてもらいたい1枚ですね。
London SummersOdeal

ドイツ生まれでイギリスを拠点とするイギリス系ナイジェリア人アーティスト、オディールさん。
R&Bやアフロビーツを巧みに融合させる彼は、2025年のMOBOアワードで2冠を達成した実力派です。
2025年5月に公開されたシングルは、ロンドンの短い夏の一瞬の輝きと、そこからもたらされる変化を讃えるかのような楽曲ですね。
Shae JacobsさんとJack Dineさんがプロデュースを手がけ、温かなボーカルがR&B、アフロビーツ、ハウスの要素と溶け合い、心地よい夏の情景を描き出しています。
2024年のミニアルバム『Lustropolis』などでも示された彼の音楽的探求心が、本作ではより開放的なサウンドへと昇華されている印象です。
少しだけ特別な気分に浸りたい、夏の日の午後に聴きたくなる一曲ですよ。
Like A StarCorinne Bailey Rae

今回のようなテーマであれば、必ず選ばれる楽曲の1つと言えるかもしれません。
教会の聖歌やロック・バンドとしての活動、ジャズ・クラブへの出演などさまざまなバックグラウンドを持ち、柔らかな声質とオーガニックなサウンドで世界的な人気を集めるコリーヌ・ベイリー・レイさんの代表曲です。
コリーヌさんにとっての記念すべきデビュー・シングルであり、2006年のアルバム『Corinne Bailey Rae』のオープニングを飾るこの楽曲は、落ち着いた歌声と彼女自身によるアコースティック・ギターの柔らかな響きが何とも心地良い名曲です。
夏の夜の星空を眺めながら、ぜひこの曲を聴いてみたり弾き語りで歌ってみてくださいね。