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【難易度低め】聴いた印象ほど難しくない!?ドビュッシーのピアノ曲

伝統的な型にはまらない、自由な音の響きを重視した作曲法で、人々の心に深く刻まれる印象的な作品を残したフランスの作曲家、クロード・ドビュッシー。

ドビュッシーの作品は和声が複雑なため、とっつきにくい印象を持たれがちですが、実はピアノ初心者でも弾きやすい、難易度低めの楽曲もあるんです!

本記事では、ドビュッシーの世界観を存分に味わえる、比較的難易度低めのピアノ作品をご紹介します。

「ドビュッシーの曲ってきれいだけれど、挑戦するにはまだまだ早そう……」このように思われている方でも、意外にサクッと弾けてしまうかもしれませんよ!

【難易度低め】聴いた印象ほど難しくない!?ドビュッシーのピアノ曲(21〜30)

子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

第36回入賞者記念コンサート/松下日花里 ドビュッシー:グラドゥス・アド・パルナッスム博士
子供の領分 第1曲「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」Claude Debussy

フランスを代表する印象派の作品が『子供の領分』というピアノ組曲に収録されています。

クロード・ドビュッシーの愛娘に捧げられた本作は、1908年12月にパリで初演された2分程度の短い作品です。

古典的な練習曲のスタイルを風刺的に模倣しながら、軽快で遊び心がたっぷりの曲調が魅力的です。

機械的な練習曲にありがちな退屈さを感じさせない、洗練された和声感覚とユーモアに溢れています。

朝早く演奏するのがおすすめと言われる本作は、清新な雰囲気と音楽的な表現力を兼ね備えており、演奏会のレパートリーとしても非常に人気があります。

短時間で聴衆を魅了できる小品をお探しの演奏家の方に、ぜひお勧めしたい一曲です。

おわりに

ピアノの画家と呼ばれるフランスの印象主義音楽を代表とするクロード・ドビュッシーの作品は、古典のクラシック音楽にあるように「ド・ミ・ソ」ときれいに重なる音というよりかは、映画音楽やゲームのフィールドBGMのような聴きなじみやすい曲が多く存在します。

一方で不協和音が混ざっていたり音がぶつかり合っていたりと、複雑に音が重なって楽譜も一見難しそうに見えるため、最初は譜読みに少し時間がかかるかもしれませんが、一度習得してしまえば「もっと美しく弾けるようになりたい!」とはまってしまう不思議な魅力があります。

今回はその中でも比較的優しそうな曲を譜面とともに紹介しているので、丁寧に楽譜を読んで絵のような音楽を一緒に演奏していきませんか。

これを機にドビュッシーの音楽がより好きになっていただけると嬉しい限りです。