ドラムンベースの名曲。おすすめの人気曲
ダンスミュージックにあまり興味がなければ、ドラムンベースと言われても何のことだか分からないという方々がほとんどかもしれません。
いわゆる電子音楽の1つであり、ジャングルと呼ばれるジャンルから派生したと言われているドラムンベースは1990年代の半ば辺りに誕生し、90年代後半にはドラムンベースの手法を用いたヒット曲も生まれました。
今回の記事では、2020年代の現在も独自の進化を続けるドラムンベースの名曲を紹介しています。
往年のクラシックなナンバーから近年の注目曲まで、ロックやジャズといった分野との融合も見せる名曲の数々をぜひお楽しみください!
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ドラムンベースの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
Feel The LoveRudimental

イギリスはロンドンにて、ボーカル不在の4人組として2010年に結成されたルディメンタル。
多様なバックグラウンドを持つメンバーによって構成される彼らは、近年では幅広い音楽性を持つエレクトロニックミュージックを展開していますが、初期はドラムンベースを軸としたサウンドをバンドとして鳴らしていたグループであり、ドラムンベース初心者の方にもぜひ聴いていただきたい名曲が多く存在しています。
本稿で取り上げている『Feel the Love』は2012年にリリースされた彼らの代表曲の1つであり、世界中でヒットを記録した名曲です。
イギリスのシンガー、ジョン・ニューマンさんをゲストボーカリストとしてフィーチャーしており、ドラムンベース的なトラックでありながらもファンクやソウルといった要素を兼ね備え、ジョンさんの耳に残る歌声とメロディ、ロック的なダイナミズムや疾走感も感じさせるキラーチューンなのですね。
ロック畑であまりクラブミュージックに縁がない、という方でも聴きやすいですよ!
Remember The FutureLondon Elektricity

なんとも大胆なアーティストネームですが、その名の通りイギリスはロンドンを拠点とするロンドン・エレクトリシティは、トニー・コールマンさんによるソロプロジェクトです。
もともとはクリス・ゴスさんも参加したデュオ体制だったのですが、2人が共同で設立したドラムンベースの老舗レーベル「Hospital Records」の経営にクリスさんが注力するためプロジェクトを脱退、現在はトニーさんのソロプロジェクトとして活動しているという経緯があるのですね。
そんなるロンドン・エレクトリシティによる2006年の名トラック『Remember the Future』は、ドラムンベースのみならずソウルやジャズなどさまざまなジャンルに精通したトニーさんのセンスが全開となった美しいドラムンベースの名曲です。
高速ドラムンベースのビートにどこか浮遊感のあるシンセ、上品なピアノのフレーズやボーカルが盛り込まれたバランス感覚はさすがの一言。
この楽曲はジャズのようなビッグバンドの編成でライブパフォーマンスが披露されていますから、ぜひ映像などでチェックしてみてください!
Run YouThe Qemists

ロックバンドという編成でありながらも、ドラムンベースを中心としたエレクトロニックミュージックの影響が色濃いサウンドを提示、ペンデュラムと並ぶ高い評価を得ているダンスロックバンドであるザ・ケミスツ。
イギリスはブライトン出身の彼らは老舗レーベル「Ninja Tune」よりデビューアルバム『Join the Q』をリリース、ダンスミュージックの持つプリミティブな快楽に則った完全フロア仕様の爆音サウンドがここ日本でも評判を呼び、2016年の単独来日公演も大盛況となりました。
そんな彼らの作品の中でも、今回紹介している『Run You』は当時新たに加入したボーカリスト、オリバー・シモンズさんのメロディとシャウトを使い分けるエモーショナルなパフォーマンスが光るキラーチューン!
モダンなヘビーロックがお好きな方も間違いなくはまる、高速ドラムンベースとラウドなヘビーロックが渾然一体となって迫りくるサウンドをぜひ爆音で聴いていただきたいですね。
2016年にリリースされたサードアルバム『Warrior Sound』に収録されています。
ドラムンベースの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)
Temper TemperGoldie

ドラムンベース界における最初のスターであり、インパクトのあるルックスで音楽シーンを席巻したアーティスト、ゴールディーさん。
ドラムンベース史の生き証人にして帝王とも呼ばれる彼は賛否両論あれど、ドラムンベースというジャンルを世に知らしめた功績は間違いないですし、1995年にリリースされたデビューアルバム『Timeless』はドラムンベースの金字塔と評される名盤中の名盤なのですね。
本稿では、あのオアシスのギタリストでありメインソングライター、ノエル・ギャラガーさんをフィーチャーした名曲『Temper Temper』を紹介します。
ドラムンベースでありながらもノエルさんのギタープレイを大々的に取り入れた作風で、インダストリアルからの影響も感じさせる『Temper Temper』は、1998年に発表されたセカンドアルバム『Saturnz Return』に収録されているシングル曲。
オアシスが好き、という方にとっては厳しいかもしれませんが、ロックもクラブミュージックもいけるという若い音楽ファンが聴けば新鮮に感じられるかもしれませんね。
凶悪なルックスでバットを片手に暴れ回るゴールディーさんが怖すぎるMVも、合わせてチェックしてみてください!
QuestShimon & Andy C

ドラムンベースの名門にして老舗レーベル「RAM Records」を主宰、シーンの顔役として活躍するイギリス出身のアンディ・Cさん。
16歳にしてレーベルを設立したとのいうのですから、その早熟ぶりがなんともすごいですよね。
現在もトップクラスのDJとして多忙を極めており、ドラムンベースの発展に深く関わり続けているアンディ・Cさんの動向はドラムンベースの歴史そのものといっても過言ではありません。
そんなアンディ・Cさんが若き日に同じくイギリスのDJ兼プロデューサーであるシモンさんと組んで、1996年に自らのレーベルにて発表した12インチシングル曲『Quest』を紹介しましょう。
全体的にシンプルな音作りながら、浮遊感のある電子音とタイトなブレイクビーツが実にクール。
リリース年を考えても初期ドラムンベースの重要な証言の如き意味を持つ楽曲であり、アンディ・Cさんやシモンさんのクリエイターとしての才能をも存分に感じさせる名曲ですよね。
よりプリテミティブなジャングル的な構造を持つ、カップリングの『Night Flight』も合わせておすすめです!
LK Feat. Stamina MCDJ Marky & XRS

ドラムンベースの本場はイギリスですが、もちろん他の国でもドラムンベースの名曲は誕生しています。
こちらで紹介している『LK Feat. Stamina MC』は、ブラジルはサンパウロ出身で「ブラジリアンドラムンベース」を築き上げたことで知られているDJマーキーさんが2002年にリリースした大名曲!
実際に曲を聴いていただければ、一般的なドラムンベースとは違った雰囲気が感じ取れるのではないでしょうか。
実はこの曲、ブラジルが誇るシンガーソングライターのトッキーニョさんが、サンバファンクのカリスマ的な存在であるジョルジュ・ベンさんをゲストに迎えて生み出された楽曲『Carolina Carol Bela』をサンプリングしたもの。
サンバ特有の陽気なリズムやアコギの音色と、クールな質感を持つドラムンベースの融合は想像以上の効果を生み出しているのですね。
変わり種のドラムンベースを聴いてみたい、という方であればぜひ。
Time (feat. Cleveland Watkiss)Makoto

日本発のドラムンベースを軸としたDJ兼作曲家としてグローバルな活躍を続ける、東京都出身のMAKOTOさん。
日本大学芸術学部在籍時に当時盛り上がりを見せていたドラムンベースに影響を受け、自らドラムンベースのトラック製作を始めたというMAKOTOさんは、ドラムンベースのオリジネイターの1人であるLTJブケムさんに見いだされて頭角を現したという経歴を持つ方なのですね。
そんなMAKOTOさんのディスコグラフィの中から、今回は2003年に名門Good Looking Recordsよりリリースされた記念すべきデビューアルバム『』にも収録されている、名曲『Human Elements』を紹介しましょう。
イギリスのシンガー、クリーヴランド・ワトキスさんをフィーチャーしたメロディアスなトラックであり、ドラムンベースとしてはBPMもやや緩いトラックで、歌モノがお好きな方にも間違いなくいける心地良い楽曲です!
12インチシングルにはリミックス版も収録されていますから、そちらも要チェックですよ。