ドラムンベースの名曲。おすすめの人気曲
ダンスミュージックにあまり興味がなければ、ドラムンベースと言われても何のことだか分からないという方々がほとんどかもしれません。
いわゆる電子音楽の1つであり、ジャングルと呼ばれるジャンルから派生したと言われているドラムンベースは1990年代の半ば辺りに誕生し、90年代後半にはドラムンベースの手法を用いたヒット曲も生まれました。
今回の記事では、2020年代の現在も独自の進化を続けるドラムンベースの名曲を紹介しています。
往年のクラシックなナンバーから近年の注目曲まで、ロックやジャズといった分野との融合も見せる名曲の数々をぜひお楽しみください!
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ドラムンベースの名曲。おすすめの人気曲(11〜20)
Racing GreenHigh Contrast

何はともあれ、特に映画がお好きな方はMVを先にチェックしていただきたいですね!
名作『シャイニング』のパロディ、オマージュした映像が楽曲と妙にマッチしていておもしろいです。
そんなMVも興味深い『Racing Green』は、イギリスはウェールズ出身のドラムンベース系のDJ兼音楽プロデューサーであるハイ・コントラストさんが、2004年にリリースした楽曲です。
世界的に活躍するヒットメイカーであり、数多くの大物アーティストのリミックスも手掛ける彼が同年にリリースしたセカンドアルバム『High Society』に収録されており、シングルとしてイギリスの音楽チャート入りも果たしているキラーチューンなのですね。
キレのあるボーカルチョップ、アグレッシブな疾走感、全体的にきらびやかで多幸感のあるシンセが聴いていて楽しいですし、元気をもらえそうなトラックです!
ドラムンベースにプリミティブなダンスミュージックとしての快楽を求めている方も、ぜひ聴いてほしいですね。
HeroesRoni Size & Reprazent

トリップホップと呼ばれるジャンルを生み出し、多くの個性的なアーティストやグループを輩出したイギリスのブリストル。
土地の名前にちなんで「ブリストル・サウンド」と呼ばれることもあり、さまざまな音楽シーンに影響を与えるブリストル出身のロニ・サイズさんもまた、ブリストルが生んだ偉大なアーティストであり、イギリスのドラムンベース界において重要なプロデューサー兼DJとして知られている存在です。
そんなロニ・サイズさんが「ロニ・サイズ・アンド・レプラゼント」名義で1997年にリリースしたアルバム『New Forms』は、イギリスにおいて最も権威のある音楽賞とも言われるマーキュリー賞を受賞するなど高く評価されている名盤中の名盤!
ベースやドラムといった生楽器を使った独自のドラムンベースが生み出す心地良い浮遊感、ジャズやソウルの影響を感じさせる音作りはダンスミュージックでありながらもプリミティブに躍らせるサウンドとは全く違うムードが漂っており、初めて聴いた方は衝撃を受けるはず。
本稿で紹介している楽曲は女性ボーカリストによるメロディを導入した名曲『Heroes』。
この楽曲を聴けば、これもドラムンベースなのかと驚かれるのではないでしょうか。
In LoveChase & Status feat. Jenna G

ドラムンベースを軸とした多くのアンセムをリリース、リミックスでも引っ張りだこで人気レーベル「MTA Records」の主催者でもあるチェイス&ステイタス。
ソウル・ミルトンさんとウィル・ケナードさんというデュオで構成されたチェイス&ステイタスもまた、ドラムンベースを語る上では欠かせないイギリスの名ユニットです。
ドラムンベースに限らずさまざまな分野からの影響を感じさせる、正しくミクスチャー精神を宿す彼らが世に放ったキラーチューンの中でも、本稿で取り上げている『In Love』はチェイス&ステイタスがプロダクションを務めたイギリスのシンガーであるジェナ・Gさんの世界的なヒットを記録した楽曲です。
イントロから畳みかけるような高速ドラムンベースのビートと、ソウルフルで多幸感あふれるメロディを歌い上げるジェナさんによるメロディが実に素晴らしい!
ドラムンベースとソウルの幸福な出会い、といった趣の名曲ですね。
CompoundEd Rush & Optical

エド・ラッシュ&オプティカルは、ドラムンベース界を代表するイギリスのプロデューサー2人による音楽デュオ。
もともとはお互いソロアーティストとして作品をリリースしていたのですが、1998年に現在のデュオ名義で自らが主宰するレーベル「Virus Recordings」を立ち上げてデビューアルバム『Wormhole』をリリース、高い人気を誇る存在です。
本稿で紹介している『Compound』はそのアルバム『Wormhole』に収録されている曲で、1990年代後半のドラムンベースがシーンを席巻していた時代ならではのクールな空気感を楽しめますね。
無駄のないシンプルかつ計算されたトラックがたまらなくかっこいいですよ!
All NightJohn B

ドラムンベースの歴史において重要なレーベルの1つである「Metalheadz」が25周年を記念して、2021年よりリリースが開始したEPシリーズ「5 YEARS OF METALHEADZ」第1弾として選ばれたのが、ジョン・Bさんが同レーベルにて2001年に発表した歴史的名作『Up All Night』です。
ジョン・Bさんは1977年生まれのイギリス出身のDJ兼プロデューサーで、先鋭的なトラックを発表する一方でこちらもドラムンベースの老舗レーベル「Beta Recordings」を運営するなど、イギリスのエレクトロニックミュージックシーンに大きな影響力を持つ存在なのですね。
そんなジョン・Bさんの『Up All Night』は非常にハードコアな音作りが特徴的なドラムンベースの古典的名曲であり、緩急の使い分けも見事な逸品。
これをフロアで流されて盛り上がらないわけがない、ひたすら踊り狂えるサウンドはぜひ一度体感していただきたいところ。
冒頭で述べたリマスター版も、オリジナル版と合わせてチェックしてみてくださいね。
R-TypeJo

ジャングルやドラムンベースが生まれる以前、1985年に結成されたSL2はイギリスのブレイクビーツグループで、名門XL RECORDINGSから『On a Ragga Tip』といったヒット曲をリリースしていました。
SL2で女性ダンサーとして在籍していたJOさんはグループの解散後にいくつかのジャングル~ドラムンベースのトラックを発表しており、数は少ないながらも興味深い内容となっているのですね。
1993年にリリースした12インチシングルの『R-Type』、こちらはゲームに詳しい方であればピンとくるでしょう。
同名の名作シューティングゲームの音楽を引用しており、素朴なジャングル~ドラムンベースのトラックにゲーム音楽のフレーズが乗っかるセンスがなんともおもしろいです。
初期ドラムンベースにはこのようなマイナーながらもさまざまな発見のあるトラックが多く眠っていますから、掘り下げてみると楽しいですよ!
ドラムンベースの名曲。おすすめの人気曲(21〜30)
TourMacky Gee

Machky Geeは、イギリスのケント、Medway出身のDrum’n’Bass DJ/プロデューサーです。
2000年代前半にDJをスタートし、独学で4年間トラックを作り続けて、その後、活動の幅を広げ、BBC 1xtraやRIレコードラジオなどでも滞在したりと、世界的に支持を得ています。
Tourは、2017年9月にElevate RecordsよりリリースされたDrum’n’Bassスタイルのトラックです。