【高齢者向け】盛り上がる!ボールを使ったレクリエーション
体を動かすレクリエーションを取り入れている介護施設は多いのではないでしょうか?
毎日の日課として体操をする施設もありますよね。
低下した心身機能の向上につながるので、高齢者の方にとって体を動かすことは大切なことです。
今回はレクリエーションで活用できる高齢者の方向けのボールを使った体操やゲームをご紹介します。
ボールを使うことで、楽しみながら体に無理がなく安全に筋力トレーニングができます。
ボールには高齢者の方になじみがあるので、レクリエーションに取り入れやすく盛り上がりそうですね。
レクリエーションの計画にぜひ取り入れてみてくださいね!
【高齢者向け】盛り上がる!ボールを使ったレクリエーション(21〜30)
リズムに合わせたボール体操

リズムよく体を動かして腕の可動域を広げ、心拍数を緩やかに上げる「リズムに合わせたボール体操」をご紹介します。
まずは両手でボールを持ち、前に突き出すシンプルな動きから始めましょう。
テンポよく左右に動かしたり、肘の曲げ伸ばしを加えることで次第に体がほぐれていきます。
最後は動きのバリエーションを増やし、リズムに乗って大きく体を動かすことで脳の活性化にもつながります。
100円ショップのボールで手軽に始められ、楽しく気分転換できる体操です。
体幹&股関節の運動

椅子に座ってできる、ボールを使った体幹や股関節の運動をご紹介します。
高齢者の方の両手を使って扱いやすいボールを転がしていきますよ。
高齢者の方に椅子に座っていただき、お腹のあたりから、足のつま先まで両手を使ってボールを転がしましょう。
体をゆっくりとボールを転がしながら前に倒していきます。
ゆったりとしたペースでおこなえる運動なので、高齢者の方も取り組みやすいのではないでしょうか?
周りの方と体操を通して、コミュニケーションも生まれるかもしれませんね。
【高齢者向け】盛り上がる!ボールを使ったレクリエーション(31〜40)
全身冷え予防体操

血流が悪くなると体が冷えやすくなりますよね。
そこで今回は、椅子に座ったままで出来る、ボールを使った「全身冷え予防体操」をご紹介します。
まず、足踏みをリズムに合わせて続けながら、両手で持ったボールを上や斜め上に上げる動きを加えます。
次に、足踏みをしながら片足を前に出し、ボールも合わせて前に突き出す動作を繰り出しましょう。
さらに、足の動きに合わせてボールを突きだすことで、手足の協調運動が促進され、脳の活性化につながります。
無理なくおこなえ、全身の冷えを改善するだけでなく、認知症予防や筋力維持にも役立つ、オススメの簡単エクササイズです。
姿勢が整うボール体操

猫背や体のぐらつきが気になる方にオススメなアイディア「姿勢が整うボール体操」をご紹介します。
まず、足の間にボールを挟んで骨盤を前後にゆっくり傾ける動作は、内ももや腹筋を使うことで骨盤の位置が安定し、自然と背筋が伸びて姿勢が整っていきます。
椅子に浅めに座り、足裏を床につけたままボールを上下に動かすことで、体幹や股関節周りの筋肉が刺激され、バランス力も向上。
さらにボールを足に挟んだまま交互に足を持ち上げれば、腹部と歌詞の筋力アップにつながります。
どれもゆっくりした動作で負担が少なく、継続することで姿勢改善に効果が期待できますよ。
ペットボトル的あて

椅子や車椅子に座った状態でチャレンジしてみましょう!
ペットボトル的あてのアイデアをご紹介します。
座った状態で参加できる競技を取り入れることで、運動への抵抗感を少しでも減らしてみるのはいかがでしょうか?
ペットボトル的あては、カットしたペットボトルやプラスティックのカップに風船を組み合わせて、ボールを的に向かって発射します。
紙コップを積み重ねて的を作ると良いでしょう。
集中して狙いを定めることで、気持ちよく全部の的を倒せそうですよ!
ブルーライトヨコハマでリズム体操

1968年に発売された『ブルーライトヨコハマ』は、昭和を代表する1曲です。
高齢者の方も、カラオケで歌ったことやテレビやラジオで耳にした方も多いのではないでしょうか?
なじみのある歌で、リズム体操をしてみましょう。
恋人同士の様子を歌にしているので、歌詞に合わせた体の動きも取り入れても面白そうですね。
高齢者の方も体操をしながら、この歌がはやっていた頃を懐かしく思い出す方もいらっしゃるかもしれませんよ。
また、歌をうたいながら体操もできそうですね。
ビーチボールサッカー玉入れ

ビーチボールを足で蹴って、真ん中にあるかごに入れることを目指してもらう、足の力のコントロールが重要なゲームです。
座った状態で進めていくので、隣の人とのボールのゆずりあいや、自分の足がどこまで届くのかなども見極めも試されますね。
輪が大きく、かごまでの距離が遠いほどにより強い力が必要なので、それらをうまく調整して足をしっかりと動かしてもらいましょう。
より繊細な力のコントロールを身に着けてもらうために、ボールやかごの大きさを調整してみるのもオススメですよ。