【高齢者向け】何問読めるでしょう?食べ物の難読漢字を一挙にご紹介
難読漢字当てクイズは、デイサービスなどの高齢者施設で定番のレクリエーションですよね。
食べ物に関するクイズは、年齢を問わずどの方でも関心を示されるトピックです。
今回は、食べ物の難読漢字についてご紹介します。
読み方を思い返すことや、食べ物から連想することを考えることは脳にとても良い刺激になります。
いつも食べているのに、漢字の読み方はわからないものが出てくるかもしれません。
ぜひ活用して、楽しんでみてください!
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もくじ
【高齢者向け】何問読めるでしょう?食べ物の難読漢字を一挙にご紹介(1〜20)
薯蕷(とろろ)

山芋をすりおろしたとろろは、独特な粘りととろけるような食感が魅力で、ご飯やそばにかけたり、和え物に使ったりと幅広い料理に活用されながら愛されている食べ物です。
とろろは漢字で「薯蕷」と書きます。
とろろという名前の由来はその名の通り、「とろとろしているから」。
漢字の由来についてですが、古代の中国では長芋のことを「薯蕷(ショヨ)」と呼んでいてそれがそのまま使われているという説があります。
あまり馴染みのない難しい漢字ですが、サラッと読めるとかっこいいですね!
ぜひ記憶の片隅に置いておいてくださいね。
雁擬(がんもどき)

がんもどきは豆腐に細かく刻んだ野菜や海藻などの具材を加えて油で揚げて作られる日本の伝統的な料理です。
柔らかくてふんわりとした食感が特徴で煮物やおでんの具材としても親しまれています。
漢字では「雁擬」と表記します。
がんもどきは江戸時代に考案された精進料理ですが、当時は肉食が禁じられていました。
そのため豆腐を雁の肉に見立てて作った「雁の肉のもどき料理」が「雁擬」と呼ばれるようになったそう。
昔は歯ごたえを残すためにこんにゃくを使って作られていたみたいですよ。
他にもさまざまな言い伝えがあるので気になった方はぜひ調べてみてくださいね。
麺麭(パン)

麺麭はパンと読みます。
麺という漢字は、小麦粉などを練って作った食べ物、麭も、小麦粉を主原料とした食べ物です。
二つの漢字は小麦から作られた食べ物という意味を表しおり、パンは世界最古の人間が作った加工食品と言われております。
日本にパンが伝わってきたのは16世紀ごろと言われており明治時代以降に広まっていったと言われております。
小麦からいろんな形を好みで作れる食べ物などとヒントを伝えながらぜひクイズを楽しんでくださいね。
切蒲英(きりたんぽ)

お米本来の甘みや、炭火の香ばしさ、もちもちとした食感が魅力のきりたんぽは秋田県を代表する郷土料理の一つです。
漢字では「切蒲英」と表記します。
由来はいくつかあると言われており、一つは串に刺して焼いたご飯の形がガマの穂に似ており、短い穂を意味する「短穂(たんぽ)」から「たんぽ」と呼ばれるようになったという説です。
鍋などに切って入れることから「切りたんぽ」と呼ばれるようになったという説もあります。
もう一つは槍の稽古用の「たんぽ槍」に形が似ていたからという説です。
昔の人々の文化や歴史がたくさん詰まっているきりたんぽ、ぜひ食べるときにはこちらの知識を思い出しながら食事を楽しんでみてくださいね。
御強(おこわ)

モチモチとした食感がおいしいおこわ。
もち米を蒸して作るご飯のことで赤飯や栗おこわなどさまざまな具材を入れてお祝い事や慶事などで食べた経験のある方も多いのではないでしょうか。
漢字では「御強」と表記し、由来は江戸時代に使われていた「こわいい(強飯)」が語源であると言われています。
官中の女官たちが「お」をつけて後ろを省略し、「おこわ」と呼ぶようになり、それが一般化して定着しました。
反して柔らかいおかゆは「ひめいい(弱飯)」と呼ばれていたそう。
昔はお米が高価だったことから、主に御強は特別な日に食べられるものとして位置づけられていたことが、今の文化にもつながっているようです。
柳葉魚(ししゃも)

焼くだけでおいしく食べられるししゃも。
おいしいだけでなく、頭から尻尾まで丸ごと食べることができ、カルシウムやたんぱく質などさまざまな栄養素が豊富でとてもバランスの良い魚なんです。
ししゃもは漢字で「柳葉魚」と書きます。
ししゃもの姿が柳の葉に似ていることから「柳葉魚」という名前が付けられました。
ししゃもは北海道の太平洋沿岸でしか獲れない日本固有の魚であり、柳の葉をアイヌ語では「スス・ハム」といい、次第に「シシャモ」と呼ばれるようになったそう。
何気なく食べていたシシャモにそんな文化や歴史が秘められていたとは驚きですね。
アイヌの人々から伝わる伝説にはさまざまなものがあるので気になった方はぜひ深掘りしてみてくださいね。