【高齢者向け】飾って楽しもう!手作りつるし雛と飾りのアイデア
桃の節句に飾られる「つるし雛」は、江戸時代からあるそうです。
高価なひな人形の代わりに、一般家庭の母親や近所の方が作った、小さな人形を持ち寄りつるしたことが由来だそうですよ。
子供の幸せを願うことは今も昔も変わらないのですね。
高齢者の方と一緒に小さくてかわいらしい、つるし雛を作ってみませんか?
100均のものなど身近な素材や、高齢者の方も制作しやすい作品を中心に集めました。
また今回は、桃の節句にぴったりなモチーフのつるし飾りのアイデアも紹介しています。
つるし雛の小さなパーツ作りを難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
楽しんで制作できるように、職員の方がフォローするなど工夫してみてくださいね。
【高齢者向け】飾って楽しもう!手作りつるし雛と飾りのアイデア(1〜10)
おひな様リース

おひな様リースはひな祭りを盛り上げてくれるアイテムですね。
お部屋の雰囲気が明るくなり、とっても素敵な雰囲気を演出してくれますよ。
こちらのおひな様リースは、100均一で売ってるリース、毛糸、ポンポン、針金などを用意するだけです。
毛糸はふわふわのものを選んでみてくださいね。
リースに毛糸を巻き付けるだけであっという間に完成です。
梅や桜、うさぎのひな人形もポンポンを針金に通しちゃえば簡単に作れるんですよ。
もこもこなので触り心地も良くて見ているだけで癒されます。
手まりの吊るし飾り

手まりの吊るし飾りは、見た目が華やかなのでお部屋を明るい雰囲気にしてくれます。
こちらは桃の節句にぴったりな和柄と梅や桜をモチーフにしています。
作り方もすごく簡単なので高齢者の方の工作におすすめ。
まずは折り紙を用意しましょう。
次に円の形に切ります。
それらをくっつければ手まりの完成です!
同じ作り方で梅や桜の形に切り込みを入れてつくれば他のパーツも仕上がりますよ。
簡単なのにオシャレな飾りを作りたい方はぜひどうぞ!
縫わずにフェルトでつるし飾り

縫わずに、フェルトを切って貼るだけでできる桃の節句にぴったりなつるし飾りです。
ひな祭りにかかせないひしもちは、ひし形に切ったピンク、白、緑のフェルトを組み合わせて作りましょう。
丸く切った4枚程度のフェルトを組み合わせて、ひだが付いたような丸い飾りを作るのもいいですね。
細かく切ったフェルトを組み合わせて、花も作ってみましょう。
いろんな飾りを作ったら、支柱につけたひもにグルーガンで接着し、完成です!
細かな作業が多いので、脳トレにもなりますよ。
【高齢者向け】飾って楽しもう!手作りつるし雛と飾りのアイデア(11〜20)
つまみ細工でうさぎのつるし雛
つまみ細工で、かわいいうさぎのつるしひな飾りを作るのはいかがでしょうか。
ちりめんの布で、うさぎやお花などを作って飾っていきます。
うさぎの顔や体、丸い飾りを作る際は、丸いスチロール球に布を貼って形を作ります。
うさぎの目や、花の中心には、さし目やビーズなどを使いましょう。
うさぎの耳や、花びらの形など、細かい作業にはピンセットを使います。
飾りが好きな分できたら、飾りに穴を開けてひもを通したり、直接ボンドでひもにくっつけていきましょう。
春らしい飾りができれば、気分も明るくなりますよ!
100均素材でおひな様リース

100円ショップの材料で、おひな様のリースを作ってみましょう。
まずは、紙皿の中央をくり抜きフェルトを貼って、リースの土台を作ります。
次に、厚紙と発泡スチロール球でうさぎのおひな様とお内裏様を作りましょう。
発泡スチロール球を頭に見立て、厚紙で作った耳を、切り込みに差し込んで接着します。
着物は長方形にカットした厚紙の角を丸く切り落とし、襟をペンで描いてから和柄の折り紙を貼って作ってください。
着物をくるんと丸め、その上に頭を接着したらペンで顔を描きますよ。
おひな様とお内裏様を土台に貼り付け、残った部分をデコレーションボールや造花などで飾ればリースの完成です!
お花紙で桜のつるし飾り

お花紙を使った、春らしい桜のつるし飾りを作ってみましょう!
蛇腹折りにしたお花紙を花びらの形に切り、広げるだけで桜の花が完成します。
花びら1枚だけの姿のような形を作り、花びらの切れ込みの逆側に緑のお花紙を巻けば、つぼみのような形もできます。
濃いピンクと薄いピンクのお花紙でこれらをたくさん作り、組み合わせていきましょう。
桜の枝に似せて、茶色の画用紙を細長く切り、そこに桜の花やつぼみを貼っていっていけば完成です。
たくさん作って、お部屋の中に春を呼び込みましょう!
小麦粉粘土でつるし雛

小麦粉粘土で作る、つるし飾りのアイデアを紹介します!
小麦粉粘土は100円ショップなどで購入できますが、薄力粉、塩、サラダ油、水を混ぜても作れますよ。
着色する場合は、お好きな絵の具を混ぜてこねてくださいね。
粘土をボール状に丸めて、竹串で真ん中に穴を空けます。
乾いたらひもを通したり、レースを貼ったり、リボンを巻いたりして装飾し、ヒモに通してつるして完成!
ぜひおひなまさも一緒に作って飾ってみてくださいね。