【高齢者向け】飾って楽しもう!手作りつるし雛と飾りのアイデア
桃の節句に飾られる「つるし雛」は、江戸時代からあるそうです。
高価なひな人形の代わりに、一般家庭の母親や近所の方が作った、小さな人形を持ち寄りつるしたことが由来だそうですよ。
子供の幸せを願うことは今も昔も変わらないのですね。
高齢者の方と一緒に小さくてかわいらしい、つるし雛を作ってみませんか?
100均のものなど身近な素材や、高齢者の方も制作しやすい作品を中心に集めました。
また今回は、桃の節句にぴったりなモチーフのつるし飾りのアイデアも紹介しています。
つるし雛の小さなパーツ作りを難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
楽しんで制作できるように、職員の方がフォローするなど工夫してみてくださいね。
【高齢者向け】飾って楽しもう!手作りつるし雛と飾りのアイデア(21〜30)
折り紙のつるし雛
折り紙のつるし雛は、桃の節句にお部屋に飾ると春の訪れを感じられますよ。
つるし雛は縁起の良いアイテムなので、古くから日本で親しまれています。
大切なお孫さんや子供の成長を願って手作りしてみましょう。
お雛様、桃の花、ひしもち、せんす、お団子など、桃の節句には欠かせないパーツを折り紙でひとつずつ作ります。
細かい工程もあると思いますが、高齢者の手先のリハビリに最適ですね。
折り紙は手作り感があふれているので、心温まるつるし雛ができあがりますよ。
100均の素材で作るつるし雛

桃の節句は子供がすこやかに育つようにという、親の願いからきています。
今回ご紹介するつるし雛は、100円均一ですべて材料がそろえられるので手軽に作りやすいですよ。
つるし雛のパーツそれぞれに意味があるのは知っていたでしょうか。
桃は長寿、イチゴは厄除け、ウサギは魔除け、団子は食べ物に困らないようになどの大切な由来があるんですよ。
ちりめん風の貼れる布紙で作るので風情あふれる飾りが完成します。
天井からつるすタイプだと、場所を選ばないのが嬉しいですね。
100均素材のかわいいボールのつるし飾り

ひな祭りといえば、子供を思う親心がじんわりと伝わってきますよね。
高齢者の方もつるし飾りをみて、思い出にひたりたくなるのではないでしょうか。
そんな桃の節句にはずせないつるし飾りを作ってみましょう。
今回は100円均一でそろえられる簡単で手軽なボールのつるし飾りをご紹介。
まずは、さまざまなデコレーションボールを用意します。
濃いカラーや淡いカラーなどがあると、おしゃれなデザインになるのでオススメ。
気を付けてほしいのが作業時にデコレーションボールに針を通すとき。
スタッフの方と一緒におこなうのがオススメですよ。
完成したら、ぜひ小さなお子様に見せてあげると喜ばれそうですね。
テーブルに置いてユラユラ揺れるお雛様

紙コップにモールをつるして飾る、高齢者の方も気軽に取り組めるひなまつり飾りのアイデアです。
ペンやシールなどでイラストを描いた紙コップの底面の中心に穴をあけます。
3本のモールを約2センチのところから半分までねじり、紙コップの穴に通しましょう。
内側でモールを固定して、モールの先をペンに巻き付けたら土台のできあがり。
画用紙で作った飾りをテープで固定して、グラデーションボールとともに飾り付けたらゆらゆらと揺れるつるしひなの完成です。
桃の花のつるし飾り

桃の花の美しい色合いを演出するつるし飾りのアイデアです。
高齢者施設の壁面や扉を華やかに彩る、ひな祭りのアイテムを作ってみませんか。
ピンク色の折り紙やお花紙を折りたたみ、花びらを表現するようにハサミで切り込みを入れます。
それぞれのパーツを同じ大きさで作ったら、つるし飾りのヒモに貼り付けましょう。
最後に、丸シールなどで花の模様を加えたら桃の花のつるし飾りの完成です。
花柄の紙を取り入れたり、桜の花を一緒に飾るのもオススメですよ。
段ボールのかわいいつるし雛

桃の節句にかかせないつるし雛。
そんなつるし雛をおうちにある材料だけで作ってみませんか。
用意するのはハサミ、段ボール、ペン、のりなど。
今回は段ボールでつるし雛を作りましょう。
まずはお雛様を作り、折り紙で服を着せてあげます。
さらにお花や葉っぱを作り、ひもをとおせばあっという間に完成です!
自分なりのアレンジをして、イチゴやウサギ、お団子などをプラスしてみるのも良さそうですね。
切って貼るだけの作業なので簡単で手軽に作れて高齢者の方にもオススメです。
空き容器のつるし雛

桃の節句が近づいてくると、なんだかワクワクしますよね。
高齢者の方も子供の頃の大切な思い出があるのではないでしょうか。
子供や孫がいる高齢者の方は感慨深いものがあるかもしれません。
今回はおうちであるもので簡単に作れちゃう、空き容器のつるし雛をご紹介します。
ペットボトルの他、乳酸菌飲料の空き容器でも大丈夫です。
まずは容器に穴をあけて糸をとおします。
穴をあける際は危険なので、スタッフがおこなうようにしてくださいね。
そして容器の中に和柄の折り紙をいれて着物を着させてあげましょう。
お雛様の顔を描いてひもでつるせばあっという間にできあがり!