【高齢者向け】春に楽しむ工作。デイサービス持ち帰り作品のアイデア
春が近づくと、暖かくやわらかな雰囲気に包まれますよね。
外出したい気持ちになりますが、それが難しい高齢者の方のために、春を感じる工作レクをご紹介します。
春の陽気に誘われて、高齢者の方も気持ちが軽やかになり、季節の移り変わりを楽しめる作品が作れますよ。
完成した作品は持ち帰り、自宅に飾ったり、お孫さんにプレゼントしてもいいですね。
工作レクは脳を活性化させ、認知症予防につながります。
指先は「第二の脳」と言われるぐらい、神経が集中しているんですよ。
簡単なものから、少しテクニックがいるものまでありますので、高齢者の方に合わせた作品作りをお楽しみくださいね。
【高齢者向け】春に楽しむ工作。デイサービス持ち帰り作品のアイデア(1〜5)
お花のメッセージスタンド

フェルトとコルク、針金で作るお花のメッセージスタンドをご紹介します。
フェルトは好きな花、葉の色のものを用意します。
花は細長く切ったフェルトに3カ所切り込みを入れ、切り込みに通してねじれを作ります。
3カ所通したら、接着剤を付けつつ端から巻いていきましょう。
葉はフェルトを葉の形に切り取ります。
針金円の形に曲げ、下に伸ばしてコルクに突き刺します。
さらに2つコルクを使い、針金が立つようにくっつけましょう。
コルク部分に葉や花を飾りつけたら完成です。
こんなメッセージスタンドがあったら、ついついメモをはさんでしまいたくなりますね。
タンポポの壁飾り

一見すると本物と見間違うような、精巧なたんぽぽの壁飾りをご紹介します。
用意するものは黄色、緑、白の画用紙と木製のマドラーです。
まず緑の画用紙を葉の形に切り取ったものを8つ用意します。
同じく緑の画用紙を細長く切って上辺に折り目をつけ、その下に細かく切れ目を入れて花茎を作ります。
花部分は黄色い画用紙を細長く切って2つに折り、間をあけずに細かく切れ目を入れます。
花茎を花へ貼りつけたら、花側から巻いていきます。
接着剤でくっつけたら、手でほぐすように花茎や鼻をひらいていきましょう。
見事な花の出来上がりです。
木製マドラーを3本ずつ縦、横に組み合わせて接着したら、葉と花を飾り付けて完成です。
花は白い画用紙を使うことで綿毛も作れますよ。
細かい作業が続きますが、出来上がった時の達成感はひとしおです。
ぜひ作ってみてくださいね。
フラワーバスケット

ペットボトルのキャップとフェルトで作る、小さくてかわいいフラワーバスケットをご紹介します。
ペットボトルのキャップの外側に両面テープを貼り、紙ひもを全体に巻き付けるように貼りつけていきます。
内側にはデコレーションボールを貼り、紙ひもをねじってくっつけるとバスケットの完成です。
フェルトを細長く、波打つように切ります。
糸を通て引くと花の形になりますよ。
花の中心にビーズでデコレーションしたら、バスケットに貼り付けると完成です。
高齢者施設でのリハビリやレクリエーションにもオススメですので、ぜひ作ってみてくださいね。
バラの壁飾り

紙を巻いて作る、独創的なバラの壁飾りをご紹介いたします。
花と葉の色紙を用意します。
花部分は細く切った色紙の3分の2をランダムに折り、3分の1は折らないでおきます。
折らない方から紙を巻き、巻き終わりをのり付けしたら花の完成です。
葉の部分も同様に細く切った色紙を端から巻きます。
巻き終えたらのり付けし、指でつぶして形を整えます。
茎は細長く切った色紙を適度に巻いて癖をつけておきます。
お好みの台紙や土台に花、茎、葉とバランスをみながら貼りつけたら、あっというまにできあがり!
難しい工程がないので、高齢者施設などでは指先の訓練としてもご活用いただけますよ。
ちいさな桃の花飾り

驚くほど簡単に作れる、桃の花飾りをご紹介いたします。
用意するものは小瓶、3色のカラーサンド、桃の造花。
これだけです。
まずは瓶に緑、白、ピンクの順にカラーサンドを入れていきます。
ムラが出ないように、ならすときれいにできますよ。
3色入れ終えたら、桃の造花を瓶に入る適切な大きさに切り取り、バランスを見ながらカラーサンドに刺したら完成です。
色合いは桃の節句にちなんだものとなっており、魔除け、長寿、健康を願うものとなっています。
簡単に作れますので、高齢者施設のレクリエーションにもオススメです。