【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる
口腔機能は、食べることや会話をすることなど、日常生活で重要な機能を果たします。
年を重ねても楽しく食事したり、会話したりを続けたいですよね。
今回は、オススメの楽しくて簡単な口腔機能を高める遊びをご紹介します。
例えば、あいうえお発生練習などはイメージつきやすいでしょうか?
簡単で楽しい発生練習ですが、実は口腔機能だけではなく、お腹の筋力も鍛えられます。
このように健康管理には欠かせない運動もご紹介していますので、ぜひできそうなものを見つけてみてくださいね!
【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる(31〜40)
全身ゆるめ体操

全身の筋肉をゆるめて、口腔機能を改善しましょう。
「全身の筋肉と口腔機能に関係があるの?」と思う方もいるかもしれませんね。
全身の筋肉をゆるめてリラックスした状態にすることで、血行がよくなり口の動きもスムーズになるそうですよ。
全身の筋肉をゆるめると言っても、体をたくさん動かすようなハードな体操ではありません。
椅子に座って、上半身を右や左に動かします。
慣れてきたらじょじょに、上下や斜めに動かしていってください。
体の力を抜いて、自由に動かすことがポイントですよ。
座ってできるので、多くの高齢の方に取り組んでいただけそうですね。
紙コップ飛ばしトレーニング

紙コップを使ってできる簡単な口腔機能訓練です。
テーブルの上にカゴをおき、紙コップを2つ重ねて手に持ちます。
上に重ねた紙コップを飛ばすように息を吹きかけ、かごに入れていきましょう。
息を強く吹くだけではなく、口をすぼめるなどの工夫も大切です。
少人数でも、複数人でもゲーム感覚で楽しめますよ。
カゴに入れるほか、どれだけ遠くまで飛ばせるかといった楽しみ方もできますので、お口の健康のためにぜひおこなってみてくださいね。
春の小川でパタカラ体操

歌をうたいながらおこなう、パタカラ体操をご紹介します。
パ、タ、カ、ラと発生することで、口周りや 舌の筋肉のトレーニングがおこなえるパタカラ体操。
日課の体操の中に取り入れている施設もありますよね。
『春の小川』といった高齢者の方になじみのある歌でおこなうことで、体操に取り組みがしやすくなりますよ。
『春の小川』は、メロディもゆったりとしているので体操にオススメです。
さらに、季節を感じる歌を選曲することで、高齢者の方に季節も感じていただけそうですね。
いつもの体操に、取り入れてみてはいかがでしょうか。
3分でできる嚥下体操

食べものが誤って胃ではなく肺に入ってしまう誤嚥。
これが原因でおきる誤嚥性肺炎は高齢者の健康に大きな影響を及ぼします。
美味しく食事し、健康に生活するために、こちらの嚥下体操がはいかがでしょうか?
まず3秒かけて大きく息を吸い、5秒かけてゆっくりと吐いて肺や気管を動かします。
無理のない範囲で首と肩をストレッチし、首周りの筋肉をほぐしていきましょう。
呼吸を意識しながらおこなうことで肺への刺激になりますよ。
最後は舌の出し入れや左右の唇につける動きをして食べ物を喉に送る力を鍛えていきます。
食事前におこなうとより効果的ですので、オススメです。
ぜひお試しください。
あいうえおで発生練習

ひらがなで最もポピュラーなあいうえお。
今回はこの発声だけでおこなう口腔機能体操をご紹介します。
やり方は簡単!
あいうえおを言うだけです。
ですが、ただ言うだけじゃないんです。
なるべく大きく口を開けて言う、音程を低く言う、反対に高く言う、なるべく遅く言う、早く言う、とバリエーションが豊富です。
慣れてきたらいえあおうなど、文字の順を入れ替えることで新鮮な気持ちでおこなえますよ。
老若男女を問いませんので、楽しみながらお口の健康にお役立てください!