【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。何歳になっても食事を楽しむためのヒント
食事のむせ込みや食べこぼしなど、日常の中で少しずつお口の衰えを感じている高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
加齢や疾患に伴い、噛んだり飲み飲んだりする力は衰えていきます。
そこで今回は、ゲーム感覚で楽しく取り組める口腔機能を高める遊びをご紹介します。
思わずクスッと笑ってしまう早口言葉や食事前にぴったりな口腔体操、身近な道具を使ったトレーニングまで、無理なく続けられるアイデアを集めました。
日々のレクリエーションに口腔機能を高める遊びを取り入れて、いつまでもおいしく食べる喜びを共有しましょう!
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【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。何歳になっても食事を楽しむためのヒント(51〜60)
ゴムボールとペットボトルの喉トレ

高齢者の方に多い、誤嚥性肺炎。
誤嚥性肺炎は、唾液や食べたものが誤って気管に入ってしまい、肺に細菌が侵入することで起こる炎症です。
誤嚥予防に大切なのどぼとけの動きは、60代から70代にかけて低下すると言われています。
そこで、誤嚥予防に効果が期待できるトレーニングをご紹介します。
ゴムボールをあごに挟んだり、空のフタを取ったペットボトルの飲み口をくわえていきますよ。
特別な器具は使わず、身近にあるものでトレーニングできるのもいいですね。
日々のトレーニングで、誤嚥予防をしていきましょう。
パタカラカードゲーム

パタカラ体操とは、誤嚥を予防するための訓練方法法の1つであり、パタカラと発声することで口と舌を鍛え、食べる、飲み込む機能の維持向上を目的としています。
今回はより楽しくパタカラ体操が出来るカードゲームをご紹介いたします。
パタカラをキーワードとした文字を書いたカードを作成し、テーブルの上に置きます。
上から1枚めくり、カードに書かれた文字をなるべく早口で読みます。
読めたら次の方へバトンタッチします。
次の方はカードを引いたら、先ほどのカードと併せて2枚分、早口で読んでいきます。
3番手、4番手とどんどん読むカードが増えていきます。
人数が多いほど難易度も上がりますが、盛り上がりますよ。
お口の健康維持にお役立てください!
全身ゆるめ体操

全身の筋肉をゆるめて、口腔機能を改善しましょう。
「全身の筋肉と口腔機能に関係があるの?」と思う方もいるかもしれませんね。
全身の筋肉をゆるめてリラックスした状態にすることで、血行がよくなり口の動きもスムーズになるそうですよ。
全身の筋肉をゆるめると言っても、体をたくさん動かすようなハードな体操ではありません。
椅子に座って、上半身を右や左に動かします。
慣れてきたらじょじょに、上下や斜めに動かしていってください。
体の力を抜いて、自由に動かすことがポイントですよ。
座ってできるので、多くの高齢の方に取り組んでいただけそうですね。
嚥下機能を上げる体幹のトレーニング

高齢施設や福祉施設では、日々嚥下機能を上げるトレーニングや体操もおこなっているかと思います。
今回はバスタオルを使って、いつものトレーニングに工夫を加えましょう。
バスタオルを使って、体幹を鍛えていきます。
体幹を鍛えることで、姿勢が安定し嚥下も安全におこなえるようになりますよ。
棒のように丸めたバスタオルが、背中にくるように仰向けに。
腕を上げたり足を上げてください。
腹筋を意識しておこなうことが、ポイントです。
高齢者の方に合わせて、無理のない範囲でおこなってみてくださいね。
声トレ

嚥下と発声をおこなう気管は、同じですよ。
飲み込むトレーニング以外にも、発生も取り入れることで、喉を間接的に鍛えられるそうです。
そこで今回は、声を出したトレーニングをご紹介します。
おなかに力を入れて息を吐きだしたり、肩や首の力を抜いて声を出すことがポイントですよ。
大きな声や小さな声を出したり、長く発生していきます。
トレーニングを続けることで、声質が変わったり声が出やすくなる効果も期待できるそうですよ。
さらに、単語や文章での発声練習も取り入れてみてはいかがでしょうか?
【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。何歳になっても食事を楽しむためのヒント(61〜70)
舌とのどの動きをよくする体操

嚥下機能を向上するには、のどや舌のトレーニングをすると効果が期待できますよ。
のど周辺の筋力を鍛えることで飲み込む力がつきます。
舌のトレーニングをすることで、口周りの唾液腺が刺激され唾液が出やすくなるそうです。
舌を大きく動かす言葉や、のどの動きを感じられる言葉を発声してください。
発声中はあごが動かないように手をほほにあてたり、おなかを引き締めるなど意識してみてくださいね。
毎日の日課の体操に取り入れて、嚥下機能を高めていきましょう。
手足パタカラ体操

椅子に座ってお口のケアと運動ができる、パタカラ体操のアイデアをご紹介いたします。
全身運動をおこないながら「パ」「タ」「カ」「ラ」の発音をすることで、運動機能への効果のほか、口腔機能の維持向上にも効果が得られるとっても効率的な運動です。
また、運動と発音、という2つの動作を同時におこなうことから、脳への良い刺激が増え、認知機能の低下予防にも効果が期待できます。
はじめは複雑に感じるかもしれませんが、ゆっくりと、自分のペースでおこなってみてくださいね。
春の小川でパタカラ体操

歌をうたいながらおこなう、パタカラ体操をご紹介します。
パ、タ、カ、ラと発生することで、口周りや 舌の筋肉のトレーニングがおこなえるパタカラ体操。
日課の体操の中に取り入れている施設もありますよね。
『春の小川』といった高齢者の方になじみのある歌でおこなうことで、体操に取り組みがしやすくなりますよ。
『春の小川』は、メロディもゆったりとしているので体操にオススメです。
さらに、季節を感じる歌を選曲することで、高齢者の方に季節も感じていただけそうですね。
いつもの体操に、取り入れてみてはいかがでしょうか。
ペットボトルブローイング

食べ物を認識してから、食べ物が口の中を通り胃の中に送りこむ動作を、摂食嚥下機能といいます。
今回は機能の向上が期待できるトレーニングをご紹介します。
使用するのは、ペットボトル。
ペットボトルブローイングといって、水の入ったペットボトルにストローを使って泡がブクブクするように息をはきます。
この方法はよく知られた方法ですが、少し負荷を足しますよ。
ペットボトルの上部に穴を開けて、そこからストローをさしましょう。
ペットボトルのフタを閉める具合で、ブクブクとするときの抵抗の力を調整できます。
一定の力だけではなく、力の加減ができますよ。
高齢の方もトレーニングに挑戦しがいがありますね。
おわりに
口腔機能を高める遊びは、高齢者の方の日々の生活に潤いをもたらします。
ゲーム感覚で取り組める遊びや体操なら、楽しい時間を共有しながら無理なく続けられますね。
日々のレクリエーションに取り入れて、自然と口腔機能を高めるきっかけに繋げていきましょう。



