【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる
口腔機能は、食べることや会話をすることなど、日常生活で重要な機能を果たします。
年を重ねても楽しく食事したり、会話したりを続けたいですよね。
今回は、オススメの楽しくて簡単な口腔機能を高める遊びをご紹介します。
例えば、あいうえお発生練習などはイメージつきやすいでしょうか?
簡単で楽しい発生練習ですが、実は口腔機能だけではなく、お腹の筋力も鍛えられます。
このように健康管理には欠かせない運動もご紹介していますので、ぜひできそうなものを見つけてみてくださいね!
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【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる(21〜30)
嚥下機能を上げる体幹のトレーニング

高齢施設や福祉施設では、日々嚥下機能を上げるトレーニングや体操もおこなっているかと思います。
今回はバスタオルを使って、いつものトレーニングに工夫を加えましょう。
バスタオルを使って、体幹を鍛えていきます。
体幹を鍛えることで、姿勢が安定し嚥下も安全におこなえるようになりますよ。
棒のように丸めたバスタオルが、背中にくるように仰向けに。
腕を上げたり足を上げてください。
腹筋を意識しておこなうことが、ポイントです。
高齢者の方に合わせて、無理のない範囲でおこなってみてくださいね。
3分でできる嚥下体操

食べものが誤って胃ではなく肺に入ってしまう誤嚥。
これが原因でおきる誤嚥性肺炎は高齢者の健康に大きな影響を及ぼします。
美味しく食事し、健康に生活するために、こちらの嚥下体操がはいかがでしょうか?
まず3秒かけて大きく息を吸い、5秒かけてゆっくりと吐いて肺や気管を動かします。
無理のない範囲で首と肩をストレッチし、首周りの筋肉をほぐしていきましょう。
呼吸を意識しながらおこなうことで肺への刺激になりますよ。
最後は舌の出し入れや左右の唇につける動きをして食べ物を喉に送る力を鍛えていきます。
食事前におこなうとより効果的ですので、オススメです。
ぜひお試しください。
紙コップ飛ばしトレーニング

紙コップを使ってできる簡単な口腔機能訓練です。
テーブルの上にカゴをおき、紙コップを2つ重ねて手に持ちます。
上に重ねた紙コップを飛ばすように息を吹きかけ、かごに入れていきましょう。
息を強く吹くだけではなく、口をすぼめるなどの工夫も大切です。
少人数でも、複数人でもゲーム感覚で楽しめますよ。
カゴに入れるほか、どれだけ遠くまで飛ばせるかといった楽しみ方もできますので、お口の健康のためにぜひおこなってみてくださいね。
この子なかなかカタカナ書けなかったな、泣かなかったかな?
「この子なかなかカタカナ書けなかったな、泣かなかったかな?」は、長文の早口言葉ですね。
カタカナが書けなかった子どもが、泣いていないか心配しているのでしょうか?
なかなかとカタカナといった似ている音の言葉が、逆読みのように連続していますね。
さらに、かが連続しているので同じ音の読みが連続しています。
こちらも、読みづらさをプラスしていますよ。
早口言葉は焦ってしまいがちですが、焦らずに読み流すことがポイントです。
スモモも桃も桃のうち 桃もスモモも桃のうち
6月中旬ごろから旬を迎えるスモモ。
スモモは、桃よりも一回り小さく甘酸っぱいのが特徴です。
桃よりも小さめということですが、形状が似ているので「スモモも桃も桃のうち 桃もスモモも桃のうち」という早口言葉もあります。
早口言葉から、スモモは桃と同じ品種というイメージを持たれている高齢者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ですが、スモモはバラ科サクラ属で、桃はバラ科モモ属で種類は別ですよ。
たしかに、形は似ていてもスモモは表面がツルツルしていますが、桃は表面に産毛が生えています。
実際には桃よりもあんずに近い果物だそうですよ。
作るつる草吊るすつゆ草
脳を鍛えるレクリエーションの一つの早口言葉。
日常生活であまり出てこないような言いにくい文章を読んで脳をトレーニングしますよ。
「作るつる草吊るすつゆ草」も、高齢者の方向けの早口言葉の一つです。
早口言葉から、いろいろなイメージが連想されます。
つる草でかごなどを編んで、つゆ草はつるして飾っているイメージも感じますね。
ひらがなにすると「つくる」「つるくさ」「つるす」「つゆくさ」です。
全てが、つから始まる言葉となっています。
実は高齢者の方に限らず、つを含むた行が言いづらい方は多いそうですよ。
抜きにくい釘引き抜きにくい釘釘抜きで抜く釘
「抜きにくい釘引き抜きにくい釘釘抜きで抜く釘」早口言葉からは、大工さんや日曜大工をしているご家庭の様子も思い浮かべられますね。
どうしても抜けないくぎを一生懸命抜こうとしている様子が伝わってきます。
その分、同じ言葉や似たような言葉も多く使われていますよ。
ひきにくい、くぎ、ひきにきにくい、くぎ、など単語で区切りを意識すると言いやすくなるかもしれませんね。
高齢者の方も、日曜大工をしたことも思い出せそうな早口言葉です。





