【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる
口腔機能は、食べることや会話をすることなど、日常生活で重要な機能を果たします。
年を重ねても楽しく食事したり、会話したりを続けたいですよね。
今回は、オススメの楽しくて簡単な口腔機能を高める遊びをご紹介します。
例えば、あいうえお発生練習などはイメージつきやすいでしょうか?
簡単で楽しい発生練習ですが、実は口腔機能だけではなく、お腹の筋力も鍛えられます。
このように健康管理には欠かせない運動もご紹介していますので、ぜひできそうなものを見つけてみてくださいね!
【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる(21〜30)
東京特許許可局

「東京特許許可局」は、早口言葉の定番になっている言葉です。
高齢者の方の中には、一度は聞いたり早口言葉に挑戦したことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、東京特許許可局は実際には実在しませんよ。
東京特許許可局は過去にもなく、東京都の千代田区には特許庁があります。
ではどこから、テレビ局のアナウンサー早口言葉「東京特許許可局」はうまれたのでしょうか?
実は、採用試験のために、作られた言葉だそうですよ。
空虚な九州空港の究極高級航空機

早口言葉「空虚な九州空港の究極高級航空機」は、実際に書いたものを見ただけでも難しさを感じますね。
文章も早口言葉の中では長い方になり、さらに、か行やきゃ行の音が混じり合っていることも特徴です。
そのため、かまずに読むことは難しくなるそうですよ。
早口言葉を言えるようにするには、それぞれの単語を意識して、一つひとつはっきりと発声することがポイントです。
ちなみに、九州空港は実際には存在しません。
実際にある空港で早口言葉を言うとすれば、九州地方の空港や北九州空港となるそうですよ。
赤巻紙青巻紙黄巻紙

早口言葉は、言いにくい言葉がつながってできているものが多いですよね。
「赤巻紙青巻紙黄巻紙」も言いにくい言葉がつながっています。
そもそも巻紙とは、半切紙という縦長の紙を横に長くつなぎ合せた紙のことです。
巻物の状態で販売されていますよ。
赤や青や黄色の巻紙を、並べた早口言葉ですね。
一見、簡単そうに見えますが、続けて言うとうまく言えなくなる早口言葉ですね。
ちなみに、コツとしては、赤や青といった色の名前と、巻紙の間を区切って読むようにすると、多少は言いやすくなるそうですよ。
高齢者の方とご一緒に、試してみてくださいね。
ゴムボールとペットボトルの喉トレ

高齢者の方に多い、誤嚥性肺炎。
誤嚥性肺炎は、唾液や食べたものが誤って気管に入ってしまい、肺に細菌が侵入することで起こる炎症です。
誤嚥予防に大切なのどぼとけの動きは、60代から70代にかけて低下すると言われています。
そこで、誤嚥予防に効果が期待できるトレーニングをご紹介します。
ゴムボールをあごに挟んだり、空のフタを取ったペットボトルの飲み口をくわえていきますよ。
特別な器具は使わず、身近にあるものでトレーニングできるのもいいですね。
日々のトレーニングで、誤嚥予防をしていきましょう。
パタカラカードゲーム

パタカラ体操とは、誤嚥を予防するための訓練方法法の1つであり、パタカラと発声することで口と舌を鍛え、食べる、飲み込む機能の維持向上を目的としています。
今回はより楽しくパタカラ体操が出来るカードゲームをご紹介いたします。
パタカラをキーワードとした文字を書いたカードを作成し、テーブルの上に置きます。
上から1枚めくり、カードに書かれた文字をなるべく早口で読みます。
読めたら次の方へバトンタッチします。
次の方はカードを引いたら、先ほどのカードと併せて2枚分、早口で読んでいきます。
3番手、4番手とどんどん読むカードが増えていきます。
人数が多いほど難易度も上がりますが、盛り上がりますよ。
お口の健康維持にお役立てください!