【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる
口腔機能は、食べることや会話をすることなど、日常生活で重要な機能を果たします。
年を重ねても楽しく食事したり、会話したりを続けたいですよね。
今回は、オススメの楽しくて簡単な口腔機能を高める遊びをご紹介します。
例えば、あいうえお発生練習などはイメージつきやすいでしょうか?
簡単で楽しい発生練習ですが、実は口腔機能だけではなく、お腹の筋力も鍛えられます。
このように健康管理には欠かせない運動もご紹介していますので、ぜひできそうなものを見つけてみてくださいね!
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【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる(31〜40)
あいうえおで発生練習

ひらがなで最もポピュラーなあいうえお。
今回はこの発声だけでおこなう口腔機能体操をご紹介します。
やり方は簡単!
あいうえおを言うだけです。
ですが、ただ言うだけじゃないんです。
なるべく大きく口を開けて言う、音程を低く言う、反対に高く言う、なるべく遅く言う、早く言う、とバリエーションが豊富です。
慣れてきたらいえあおうなど、文字の順を入れ替えることで新鮮な気持ちでおこなえますよ。
老若男女を問いませんので、楽しみながらお口の健康にお役立てください!
ゴムボールとペットボトルの喉トレ

高齢者の方に多い、誤嚥性肺炎。
誤嚥性肺炎は、唾液や食べたものが誤って気管に入ってしまい、肺に細菌が侵入することで起こる炎症です。
誤嚥予防に大切なのどぼとけの動きは、60代から70代にかけて低下すると言われています。
そこで、誤嚥予防に効果が期待できるトレーニングをご紹介します。
ゴムボールをあごに挟んだり、空のフタを取ったペットボトルの飲み口をくわえていきますよ。
特別な器具は使わず、身近にあるものでトレーニングできるのもいいですね。
日々のトレーニングで、誤嚥予防をしていきましょう。
パタカラカードゲーム

パタカラ体操とは、誤嚥を予防するための訓練方法法の1つであり、パタカラと発声することで口と舌を鍛え、食べる、飲み込む機能の維持向上を目的としています。
今回はより楽しくパタカラ体操が出来るカードゲームをご紹介いたします。
パタカラをキーワードとした文字を書いたカードを作成し、テーブルの上に置きます。
上から1枚めくり、カードに書かれた文字をなるべく早口で読みます。
読めたら次の方へバトンタッチします。
次の方はカードを引いたら、先ほどのカードと併せて2枚分、早口で読んでいきます。
3番手、4番手とどんどん読むカードが増えていきます。
人数が多いほど難易度も上がりますが、盛り上がりますよ。
お口の健康維持にお役立てください!
全身ゆるめ体操

全身の筋肉をゆるめて、口腔機能を改善しましょう。
「全身の筋肉と口腔機能に関係があるの?」と思う方もいるかもしれませんね。
全身の筋肉をゆるめてリラックスした状態にすることで、血行がよくなり口の動きもスムーズになるそうですよ。
全身の筋肉をゆるめると言っても、体をたくさん動かすようなハードな体操ではありません。
椅子に座って、上半身を右や左に動かします。
慣れてきたらじょじょに、上下や斜めに動かしていってください。
体の力を抜いて、自由に動かすことがポイントですよ。
座ってできるので、多くの高齢の方に取り組んでいただけそうですね。
唾液を出して食事をしやすくするマッサージ

唾液には、食べ物を飲み込みやすくする意外にも働きがあります。
口の中の水分を保ち乾燥を防いだり、口内の汚れや細菌を洗い流すなどの役割も果たしているそうです。
ですが、年齢を重ねると水分を控えがちになったり、薬の影響もあり唾液が出づらくなってしまうそうですよ。
水分補給のほかにも、唾液が出やすくなる体操をおこなってみましょう。
口の中にある3つの唾液腺を刺激するような、マッサージです。
唾液の減少は、虫歯や歯周病ともつながっていくので、ぜひお試しくださいね。
【高齢者向け】口腔機能を高める遊び。楽しみながらできる(41〜50)
嚥下機能を上げる体幹のトレーニング

高齢施設や福祉施設では、日々嚥下機能を上げるトレーニングや体操もおこなっているかと思います。
今回はバスタオルを使って、いつものトレーニングに工夫を加えましょう。
バスタオルを使って、体幹を鍛えていきます。
体幹を鍛えることで、姿勢が安定し嚥下も安全におこなえるようになりますよ。
棒のように丸めたバスタオルが、背中にくるように仰向けに。
腕を上げたり足を上げてください。
腹筋を意識しておこなうことが、ポイントです。
高齢者の方に合わせて、無理のない範囲でおこなってみてくださいね。
ペットボトルブローイング

食べ物を認識してから、食べ物が口の中を通り胃の中に送りこむ動作を、摂食嚥下機能といいます。
今回は機能の向上が期待できるトレーニングをご紹介します。
使用するのは、ペットボトル。
ペットボトルブローイングといって、水の入ったペットボトルにストローを使って泡がブクブクするように息をはきます。
この方法はよく知られた方法ですが、少し負荷を足しますよ。
ペットボトルの上部に穴を開けて、そこからストローをさしましょう。
ペットボトルのフタを閉める具合で、ブクブクとするときの抵抗の力を調整できます。
一定の力だけではなく、力の加減ができますよ。
高齢の方もトレーニングに挑戦しがいがありますね。
おわりに
今回は、口腔機能に関わる運動や体操をご紹介しました。
舌や喉の運動や体操だけでなく、全身の運動も含まれていましたね。
できそうなものは見つかりましたでしょうか?
リズム体操やゲーム要素のある楽しいものからチェレンジするのもいいですね!
続けることで効果が体感できますよ!





