おしゃれな邦楽で彩る秋ソングのひととき
風が涼やかになり、街角の木々が色づき始める季節。
秋ってなぜだか私たちの心を少しセンチメンタルにさせたりもしますよね。
そんな秋の時間にぴったりなのが、洗練されたサウンドや情緒豊かな歌詞で魅せるおしゃれな楽曲ではないでしょうか。
アーバンなサウンドやジャズなどのエッセンスを取り入れたスタイリッシュな楽曲、大人の恋愛を歌った曲まで、この季節だからこそ聴きたくなる上質な日本のポップスをセレクトしました。
ゆっくりしたひとときや夜のドライブに、秋をより豊かに彩る音楽と過ごしてみませんか。
おしゃれな邦楽で彩る秋ソングのひととき(11〜20)
September竹内まりや

1979年8月に発売された竹内まりやさんの3枚目のシングルです。
明るくてポップなイメージですが、どこか物悲しさを感じるこの曲。
夏の終わりとともに、愛する人の気持ちが離れていく、切ない心変わりを歌っています。
軽快なサウンドとは対照的な、自分から離れていく恋人を見つめる女性の心情がとても胸に刺さりますね。
竹内まりやさんの優しくつつみこむような歌声が、かえって歌詞の寂しさを際立てます。
本作はこのヒットで第21回日本レコード大賞新人賞を獲得し、名盤『LOVE SONGS』にも収められました。
秋の夜長、少し肌寒い風を感じながら、物語調で展開する歌詞に注目して聴いてみてください。
秋うらら月詠み

季節の移ろいと人生のはかなさを美しく描いた、感傷的な作品です。
月詠みさんが2024年8月に発表したこの楽曲は、秋の紅葉を別れの象徴として表現し、時間の流れへの不安を浮き彫りにしています。
「終わり」と「美しさ」の対比がテーマとなっており、散りゆく秋の葉に人生を重ね合わせているんです。
本作は、月詠みさんが展開する『それを僕らは神様と呼ぶ』プロジェクトの一環として発表され、同名のミニアルバムに収録。
物語性の強い作品で、小説や映像と連動した世界観が魅力です。
秋の静けさや物悲しさを感じたいときに、心に響く1曲となるでしょう。
moonlightJane Jade

柔らかなウクレレの音色と、どこかオルタナティヴな響きを持つアコースティックギターが織りなすサウンドスケープが印象的なポップスです。
藤原さくらさんと優河さんという二人のシンガーソングライターによるユニット、Jane Jadeのデビュー作で、2023年12月にシングルとしてリリースされました。
この楽曲の最大の聴きどころは、まるで「ひとつの声」のように溶け合う幻想的なハーモニーですよね。
月の光の下で静かに揺れる思いを描いたリリックが、秋の夜のセンチメンタルな気持ちにそっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。
本作は、夜のドライブや物思いにふける時間にぴったりの、上質で洗練されたナンバーです。
湘南SEPTEMBERサザンオールスターズ

夏のイメージが強いサザンオールスターズですが、秋に聴きたい名曲もたくさんありますよね!
本作は湘南を舞台にした、切ないAOR風のバラードです。
1998年10月に発売されたアルバム『さくら』に収録されている楽曲で、90年代らしいサウンドが郷愁を誘います。
歌詞に描かれているのは、過ぎ去った恋の思い出。
単なる美しい追憶ではなく、欲望やみじめさといったリアルな感情が描かれている点が、より一層胸を締め付けます。
夏の喧騒が遠ざかった海辺で、少し感傷的な気分にひたりたい時にぴったりのナンバーではないでしょうか。
恋音と雨空AAA

好きと伝えたいのに言えない、そんな恋愛のもどかしい気持ちがたっぷりと詰まった至極のラブソングです。
この曲はAAAが2013年9月にリリースした38枚目のシングルで、アルバム『Eighth Wonder』にも収録されました。
初秋の雨空と重なる切ないメロディに、メンバーの感情豊かな歌唱が響き、募る思いが胸に迫ってきますね。
第55回日本レコード大賞では優秀作品賞を受賞。
恋に効くと評判になった本作は、秋の夜長に物思いにふけりながら聴きたいナンバーです。


