女性のボカロPまとめ。注目のクリエイター!
幅広いヒット作が生まれ、邦楽の音楽シーンに影響力を生んでいるボーカロイドの音楽。
男性の比率が多いようですが、高いクリエイティブ性や曲の世界観を魅せる女性のボカロPもいらっしゃいます。
奇麗なメロディーやきらびやかな雰囲気はもちろんのこと、エッジの効いた作風で引きつけられる曲までさまざま。
この記事では、ステキな楽曲を制作し活躍する、女性のボカロPを紹介していきますね。
注目のクリエイターや、心に深く響く作品を届けているプロデューサーの魅力にフォーカスしていきましょう。
女性のボカロPまとめ。注目のクリエイター!(1〜10)
盗人シンデレラ黒澤マドカ

ボカロPとしての活躍から、高音域を操る歌い手としてライブ活動も多くおこなっている黒澤まどかさん。
学生時代にカラオケでがっつり歌われていたそうで、高い歌唱力はそうした経験からもくるのかもしれませんね。
ユニークな歌詞の完成度も定評のある替え歌など、歌ってみたでは「弟の姉」名義で活動しています。
2013年に『黒髪少女』でボカロデビュー。
殿堂入りした『盗人シンデレラ』や『Chilledren』などが代表曲にあげられます。
自分で歌えることに加えて、人が歌って楽しめることを大切に作られている黒澤まどかさんの楽曲は、とても親しみやすく歌いたくなります。
メアリー・スーを殺さないでミリ子

2014年から本格的に活動をスタートしたミリ子さんは、2017年に投稿された代表曲『メアリー・スーを殺さないで』で一気に注目を集めました。
個性のあふれるファッションをいかしてモデルとしても活動するなど、幅広く活躍されています。
2021年には『バッドエンドオーバーキル』が、「音楽的同位体 可不(KAFU)楽曲コンテスト」で入賞。
ポップからロックまで、メッセージ性の強い歌詞にエレクトロなサウンドをベースとした幅広い楽曲が魅力です。
milkあ子

大阪府出身で、ピアノを主軸にしたクールな作品を数多く発表しているボカロP、あ子さんです。
『Judas』『Mr.D』などヒット作をいくつもお持ち。
どこか切なかったり、影があったりする音楽性が魅力です。
近年ではボカコレのリミックス企画に参加、『フォニイ【REMIX by あ子】』や『キュートなカノジョ【REMIX by あ子】』を投稿し、ランキング上位に。
またラジオ番組のパーソナリティを務めるなど、活躍は多岐に渡っています。
女性のボカロPまとめ。注目のクリエイター!(11〜20)
たすけてドラえもん黒田亜津

サムネイルからは想像できない感動作『たすけてドラえもん』の作者としても知られているボカロP、黒田亜津さん。
2011年に投稿された『浪漫主義』から活動をスタート、翌年に開催された「VOCALOID3発売記念楽曲コンテスト」では『蜻蛉日記』にてヤマハ賞を受賞した実力派クリエイターです。
東京藝術大学出身という経歴を持つ彼女。
曲によってさまざまな音楽性を見せてくれる辺りは、芸術分野におけるセンスがみがかれてきた結果なのかもしれません。
DakiniウタP

民族調のサウンドを得意としているウタPさんは、ボーカロイドに出会ってからDTMを始めたそうです。
手掛ける楽曲では「伝説のLENマスター」とも称されるほど鏡音レンの良さを引き出しているので、レン好きに必聴のボカロPではないでしょうか。
合唱好きなこだわりが表れた定評のあるコーラスアレンジや、国語教師である強みもいかした鮮烈的で文学のような表現の歌詞が特徴。
自身でも時々歌っており、ジブリの世界観にもマッチしそうな神秘的で力強い歌声の持ち主です。
アシッド・チョコレイトトマト牛乳

注目のボカロPであるトマト牛乳さんです。
彼女は2014年に鏡音リンとレンを使用した『春疾風』でデビューを果たし、注目を集めました。
その後はコンスタントに曲を発表し続け、コンピレーションアルバム『kagamination2 輪響』に曲が収録されるなど目まぐるしい活躍を見せてくれています。
そんな彼女の最大の特徴といえば、マルチな才能。
なんとイラストや動画制作も手がけられているんですよ。
さよならのかわりに、花束を花束P

『さよならのかわりに、花束を』『GIFT』などの作者、花束Pさんです。
2008年にデビューし、その後コンスタントに作品を発表。
聴き心地の良いメロディーラインに定評があります。
2016年に公開された『キラキラ★』はGUMIの歌声を5つ使いわけている力作。
アートに造詣が深い方ですので、音楽作りに対してもこだわりを持って取り組まれている、ということですね。
やわらかい雰囲気の曲、キャッチーな音楽が好きな人はぜひチェック!