MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい
フリースタイルのMCバトルを見ていて、思わず声が出るような瞬間ってありますよね?
即興で繰り出されるパンチラインが相手を刺した瞬間、会場が揺れるようなあの熱気。
言葉と言葉がぶつかり合うバトルには、一度見たら忘れられない名勝負や、何度も見返したくなる有名なバースがたくさん存在します。
そこで今回は、そんなフリースタイルラップの世界から、印象的なバウトや心に残るバトルの数々を集めてみました!
熱くて痺れるものから、笑いが止まらないものまで幅広く紹介しているので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
- ラッパーが使う言葉「レペゼン」の意味って?
- 【MCバトル】よく使われる定番のビート・人気の楽曲
- アーティスト名でよく見る「a.k.a.」の意味って?
- 歌詞の内容がユニーク!|日本の面白いラップ曲
- 人気バトルMCの音源。ダンジョンモンスターも登場!
- 【邦楽ヒップホップ】日本語ラップの名曲
- 「ボカロラップ」のススメ。ヒップホップなボカロ人気曲まとめ
- 畳みかける!早口の歌ベスト。衝撃と高速の早口ソング
- カラオケで歌いたいラップ。みんなで歌って盛り上がれる曲
- 【歌詞】初心者に挑戦してほしい人気のラップ作品まとめ【簡単】
- 【カラオケ】歌いやすい日本語ラップの曲まとめ
- 【ヒップホップ・クラシック】定番HIPHOP・往年の名曲
- MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい
MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(21〜30)
MC BATTLE MATSURI – 大説教2025 –NEW!ピーナッツくん vs ピラフ星人

MC BATTLE MATSURI 大説教2025にておこなわれた、ピーナッツくんとピラフ星人さんによる異色のバトルです。
リスペクトを持ちつつ全力で戦いにいくピラフ星人さんと、それに対して時に冷たく、時に強く立ち向かうピーナッツくんという形で展開されていきます。
「早口で何を言っているのかがわからない」とピーナッツくんが返したときには心配もよぎりますが、あとに続く言葉でそこも演出だったことがよくわかりますね。
リズムから外れるように言葉をぶつける様子も含めて、お互いのキャラがしっかりと表現されているような内容ですね。
戦極MCBATTLE第19章NEW!ID vs 句潤

戦極MCBATTLE第19章のRound 2、大将戦にておこなわれた、IDさんと句潤さんのバトルです。
スピード感のある軽やかなトラックが選ばれたからこそ、どちらもラップも言葉のキレが際立っていますね。
最初から軽やかにまくしたてる句潤さん、それもふまえつつ立ち向かうIDさんといった形で、全体をとおして同じスピードで進んでいきます。
勝負としてはIDさんに余裕が感じられますが、句潤さんがスピーディーにあおったからこそ、全体のスピードが生まれたようにも感じられるバトルですね。
凱旋MC battle Special 2023 at 東京ガーデンシアターNEW!呂布カルマ vs Ry-lax

東京ガーデンシアターでおこなわれた凱旋MC battle Special 2023での一戦です。
ステージに上がる際の登場SEに合わせていきなりラップをしている呂布カルマさん、それに対しRy-laxさんは「始まる前に喋んな」と呂布さんの名言のパロディで返します。
こんな風に始まる前から会場を盛り上げた2人のバトルはスタートしてからも見どころ満載。
ビートに選ばれた『How Many Boogie』の冒頭の歌詞をサンプリングすることから始まり、的確なディスや呂布さんの過去のバトルでの発言をマネるなど、バラエティに富んだラップを披露したRy-laxさん。
一方呂布さんは落ち着いた様子で確かなテクニックと自信満々の言葉、そして相手の言葉を受けながら返す即興性の高いラップで応戦しました。
これまでの背景をご存じのヒップホップファンであるほど楽しめる一戦といえるでしょう。
凱旋MC battle inさいたまスーパーアリーナNEW!Bonbero.vs.CHICO

凱旋MC battle さいたまスーパーアリーナにておこなわれた、BonberoさんとCHICO CARLITOさんのバトルです。
まずはBonberoさんからスタート、楽屋で見られていたこと、友達になりたいのかという疑問を投げかけています。
それにCHICOさんもしっかりと返答、そこからはお互いのリスペクトとともに、自分の方がうまいのだという主張をぶつけ合っています。
どちらラップもスピードが際立つ構成で、聴いているだけで高揚感が伝わってくる内容ですね。
U-22 MCBATTLE SP 3on3NEW!ONO-D vs DOPEMAN

2018年のU-22 MCBATTLE SP 3on3、ONO-DさんがDOPEMANさんを指名して実現したバトルです。
ゆったりとしたテンポのビートかつ、16小節2本でのバトルとなったため、1回の持ち時間がとても長いのが印象的。
まずはONO-DさんがMCバトルらしい早口のディスりではなく、ゆったりとしたフロウで会場を盛り上げます。
その様子は彼自身もラップの中で言っていますが、まるでライブショーケースのよう。
DOPEMANさんはそれを受けて、拍をズラしたディープな乗り方でラップを披露していきます。
まるで自分たちの曲を歌っているかのようなこのバトル、一度観れば何度でも観たくなることまちがいなしです。
凱旋MC battle Specialアリーナノ陣2021NEW!百足.vs.韻マン

凱旋MC battle Specialアリーナノ陣2021にておこなわれた、百足さんと韻マンさんのバトルです。
相手にならぶ、相手をこえるという主張をぶつけ合うような構成で、お互いへのリスペクトがしっかりと伝わってきます。
声のトーンや韻の刻み方は韻マンさんさんの方が余裕を感じさせますが、百足さんが熱さでしっかりと立ち向かっているような印象です。
相手のスタイルを意識した言葉のならべ方からも、思いの強さが感じられますよね。
凱旋MC battle さいたまスーパーアリーナNEW!MU-TON vs ¥ellow Bucks

凱旋MC battle さいたまスーパーアリーナでエキシビションマッチとしておこなわれた、MU-TONさんと¥ellow Bucksさんのバトルです。
それまでの因縁と1回戦でMU-TONさんが放った「¥ellow Bucksのライブがダサかった」という言葉を受け、¥ellow Bucksさんが乱入し、エキシビションマッチが決定しました。
どちらも自分をアピールしつつ相手を強く否定する言葉を投げかけ、その場がしっかりと白熱していきます。
判定などは関係なく、主張をぶつけるだけだという、ラッパーとしての在り方が表現されたような内容ですね。






