MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい
フリースタイルのMCバトルを見ていて、思わず声が出るような瞬間ってありますよね?
即興で繰り出されるパンチラインが相手を刺した瞬間、会場が揺れるようなあの熱気。
言葉と言葉がぶつかり合うバトルには、一度見たら忘れられない名勝負や、何度も見返したくなる有名なバースがたくさん存在します。
そこで今回は、そんなフリースタイルラップの世界から、印象的なバウトや心に残るバトルの数々を集めてみました!
熱くて痺れるものから、笑いが止まらないものまで幅広く紹介しているので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
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MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(21〜30)
戦極11周年記念 BATTLE ROYALNEW!龍鬼vsMAKAvsIDvsYella goat

1vs1vs1vs1という4人がそれぞれ個人で一度に戦う形式のMCバトルです。
16小節2本の枠の中でそれぞれが自分のスタイルを見せつけようとしているのが印象的ですよね。
このバトルでも最終的には勝者が1人決められますが、ラップの中では「4人で1曲を作っている」「4人の中に勝敗は存在しない」と語られる通り、 4人で一緒に即興で曲を作って楽しんでいる様子が魅力的。
4人がそれぞれ声色もフロウも違って、自分なりのアプローチをしているので、勝ち負けではなく、誰のラップが一番好きか考えながらご覧になってみてください。
AUTHORITY vs NAIKA MC戦極MC BATTLE 第21章

激しく相手を攻めるMCバトルですが、中にはフェアプレイ精神が見え隠れするものもあるんです。
それが『戦極MC BATTLE 第21章』でのAUTHORITYさんとNAIKA MCさんのバトル。
その中でNAIKA MCさんが小節を数え間違えてしまったのですが、AUTHORITYさんはそれを指摘しませんでした。
それに対してNAIKA MCさんは、次の小節の入りを、はみ出した分だけ遅らせるという対応をしたんです。
とっても粋ですよね!
MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(31〜40)
戦極MCBATTLE第19章黄猿 vs かしわ

フロウのツワモノといえば黄猿さんをイメージするヘッズは多いでしょう。
こちらは、そんな黄猿さんと同じくフロウに定評のあるラッパー、かしわさんのバトルです。
このバトルの魅力はなんといっても、かしわさんの成長ではないでしょうか!
高校生ラップ選手権でYZERRさんと勝負したときの何倍も、フロウや韻が安定しています。
ディスはそこまでありませんが、聴いていて白熱するバトルです。
フロウを得意とする者同士のバトルが好きな方は必見です!
BATTLE SUMMITⅡNEW!OZworld vs RYKEYDADDYDIRTY

BATTLE SUMMIT IIの1回戦にておこなわれた、OZworldさんとRYKEYDADDYDIRTYさんのバトルです。
バトルが始まる前から額を突き付けてにらみあう姿から、これが因縁の対決だということがしっかりと伝わってきます。
お互いに自分の方が上なのだという主張をぶつけ合うような構成で、軽やかに言葉を刻むOZworldさんと低音をぶつけるRYKEYDADDYDIRTYさんという対比も印象的です。
自分なりに相手をしっかりと否定する、バトルがしっかりと感じられるような内容ですね。
DOTAMA vs KYO虎渋谷レゲエ祭vs真ADRENALINE

レゲエチームとヒップホップチームが熱い戦いを繰り広げた『渋谷レゲエ祭 vs 真ADRENALINE』。
中でも観客が盛り上がったのが、DOTAMAさんとKYO虎さんのバトルです。
DOTAMAさんはユーモアをきかせたラップで、一方、KYO虎さんはバチバチのリリックで勝負しました。
使用したビートがポップな雰囲気の『DA-Dee-MiX』ということもあり、他にはない雰囲気の戦いでした。
その勝敗はぜひ、ご自身で確かめてくださいね。
真 ADRENALINE 2回戦第3試合CHEHON vs ID

ACEさんなどが開催している『真 ADRENALINE 2回戦第3試合』。
なんとこの大会はDeejayのCHEHONさんが参加しているんですよね。
スタイルウォーズになるかと思いきや、CHEHONさんはゴリゴリに即興で韻を踏んでアンサーを返しています。
恐るべしDeejayの対応力。
惜しくもIDさんには敗北してしまいましたが、確実に爪あとを残しましたよね。
IDさんのフロウも相変わらずバツグンで、かつアンサーもしっかりしているので、そちらも注目してみてください。
戦極MCBATTLE第21.5章Battle League SP編Fuma no KTR vs CHEHON

フリースタイルティーチャーのラスボスとして知られているFuma no KTRさんと大阪のレゲエシーンで圧倒的な人気をほこるディージェイ、CHEHONさんによるバトル。
ディージェイのノリの良さはもちろんのこと、Fuma no KTRさんも非常にフロウやノリに特化しているラッパーです。
そういったスタイルの共通点もあり、このバトルは序盤からフロウを中心とした勝負に向かっていきます。
フロウを決めながらもバチバチな2人の戦いが見どころです!






