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MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい

フリースタイルのMCバトルを見ていて、思わず声が出るような瞬間ってありますよね?

即興で繰り出されるパンチラインが相手を刺した瞬間、会場が揺れるようなあの熱気。

言葉と言葉がぶつかり合うバトルには、一度見たら忘れられない名勝負や、何度も見返したくなる有名なバースがたくさん存在します。

そこで今回は、そんなフリースタイルラップの世界から、印象的なバウトや心に残るバトルの数々を集めてみました!

熱くて痺れるものから、笑いが止まらないものまで幅広く紹介しているので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!

MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(31〜40)

POWER WAVE vs MU-TON渋谷レゲエ祭vs真ADRENALINE

POWER WAVE vs MU-TON:【レゲエvsHIPHOP大決戦】 渋谷レゲエ祭vs真ADRENALINE(2021年11月14日)
POWER WAVE vs MU-TON渋谷レゲエ祭vs真ADRENALINE

テクニカルなフロウを楽しめるバトルが好きという方も多いですよね。

そんな方にぜひチェックしてほしいのが、『レゲエ vs ヒップホップ大決戦』での、POWER WAVEさんとMU-TONさんのバトルです。

どちらもテクニシャンなMCなので、その応酬のようなバトルが繰り広げられました。

とくにビートが無音になった際のフロウに注目してほしいと思います。

また、お互いが全力を出し切った清々しさのあるバトルが好きな方にもオススメですよ。

戦極MC BATTLE 第12章ENEMY vs 呂布カルマ

戦極MC BATTLE 第12章(15.6 .14) ENEMY vs 呂布カルマ @BEST BOUTその1
戦極MC BATTLE 第12章ENEMY vs 呂布カルマ

えげつないパンチラインといえば、やはり『戦極MC BATTLE 第12章』のENEMYさん対呂布カルマさんの勝負でしょう。

「これがボクシングならありえねぇ、言葉のウェイトに差がありすぎる」という呂布カルマさんのパンチラインはMCバトルの歴史に残りますよね。

このパンチラインばっかりに目が行きがちなんですが、この試合の呂布カルマさん、結構韻を踏んでるんですよね。

しかも、フロウもめちゃくちゃ気持ち良い。

まさにMr.クールコアを象徴する、素晴らしいバトルです。

BATTLE SUMMITⅡNEW!J-REXXX vs MIYACHI

J-REXXX vs MIYACHI / BATTLE SUMMITⅡ 2024.08.14
BATTLE SUMMITⅡNEW!J-REXXX vs MIYACHI

2024年8月におこなわれたBATTLE SUMMITⅡでの一戦。

バトルの前からバチバチで会場を盛り上げるおふたりですが、実はこの試合はこのあともラップ以外の見どころが続いてしまうんです……!

というのも先攻のJ-REXXXさんが8小節のうち7小節を使って「代々木体育館、Are You Ready〜?」と叫んだのをキッカケに、MIYACHIさんが小節数を見失ってしまうんですよね。

そこからルールの勘違いも重なってか、互いの小節がどんどんズレていってしまいます。

その結果、お互いに相手の小節中にラップを被せてしまうという事態に。

しかし、お互い相手にラップを被せられてもラップを止めない、そんなバチバチの闘志が感じられるバトルとなりました。

KOK 2019ベル vs ハハノシキュウ

KOK 2019 BEST BOUT「ベル vs ハハノシキュウ」
KOK 2019ベル vs ハハノシキュウ

おもしろいラップが好きな方は、ぜひこのバトルを見てください。

ベルさんといえばツッパリ感がバリバリのバトルが有名ですよね!

『KOK 2019』で実現した、こちらのバトルはそんなベルさんの真っ向勝負なスタイルをあざ笑うかのごとく、ハハノシキュウさんが、おちょくるラップをかますんですよね。

「化粧落としたブスの女みたいな顔」というハハノシキュウさんのディスは2019年でもトップクラスに笑えるディスではないでしょうか(笑)。

凱旋MCbattle東西選抜春ノ陣2019.1回戦韻マンvs晋平太

韻マンvs晋平太.凱旋MCbattle東西選抜春ノ陣2019.1回戦
凱旋MCbattle東西選抜春ノ陣2019.1回戦韻マンvs晋平太

MCバトルにおいて、韻は最も重要な要素です。

そんな韻に特化したラッパーといえば、やはり晋平太さんを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

こちらの『凱旋MCbattle東西選抜春ノ陣2019.1回戦』は、韻の王様といっても過言ではない晋平太さんと、韻中毒者の韻マンさんによるライムの応酬が見どころです。

とにかく、普通のラッパーには踏めない高度な韻が連発するので、ステルス韻が大好きな方にとってはたまらないバトルと言えるでしょう。

MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(41〜50)

凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019韻マン.vs.PONEY

韻マン.vs.PONEY.凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦
凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019韻マン.vs.PONEY

非常に高い次元の韻を踏むテクニックを持つ韻マンさんと、フロウの名手として知られているPONYさんとの一戦。

まさに韻 vs フロウの戦いなのですが、いつも通り韻マンさんは、「韻だけ」という指摘を受けてしまいます。

そのバースに対する韻マンさんのアンサーが、まさにパンチライン!

音源は世界的にも評価されましたが、最近の韻マンさんは、バトルMCとしての実力も確実にレベルアップしています。

今後の彼の活動に注目ですね。

KING OF KINGS vs 真 ADRENALINE #2POWER WAVE vs 寿君

POWER WAVE vs 寿君:KING OF KINGS vs 真 ADRENALINE #2(2021年8月7日)
KING OF KINGS vs 真 ADRENALINE #2POWER WAVE vs 寿君

最近はレゲエのディージェイがMCバトルで大活躍しています。

こちらのKING OF KINGS vs 真 ADRENALINE #2では、そんなレゲエ界の大物である寿君さんが参戦しました。

相手は同じくレゲエ・ディージェイのPOWER WAVEさんです。

レゲエ・ディージェイの最初のバトルはヒップホップとの違いに飲み込まれることが多いのですが、この試合では初めてにもかかわらず完璧に乗りこなし、会場を盛り上げています。

今後の寿君さんの活躍に大注目ですね!