MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい
フリースタイルのMCバトルを見ていて、思わず声が出るような瞬間ってありますよね?
即興で繰り出されるパンチラインが相手を刺した瞬間、会場が揺れるようなあの熱気。
言葉と言葉がぶつかり合うバトルには、一度見たら忘れられない名勝負や、何度も見返したくなる有名なバースがたくさん存在します。
そこで今回は、そんなフリースタイルラップの世界から、印象的なバウトや心に残るバトルの数々を集めてみました!
熱くて痺れるものから、笑いが止まらないものまで幅広く紹介しているので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!
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MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(51〜60)
GOLBY 2017漢 a.k.a GAMI vs 晋平太

漢 a.k.a GAMIさんと晋平太さんの対決です。
漢さんが設立した日本最大級のMCバトル大会『UMB』の乗っ取りによって、長らく深い溝ができていた彼らのバックボーンなしには語れない名勝負です。
『フリースタイルダンジョン』で長い因縁に決着はつきましたが、実はあの収録の前に『GOLBY 2017』で対決しているんですよね。
正直、この時の対決はただ晋平太さんが漢さんにボコボコにされてるだけです。
ただ、今になって見てみると、晋平太さんはすごく反省していたんだなと思います。
だからこそ、言い訳をせず、真正面からディスを受けたのでしょう。
KING OF KINGS 2020 GRAND CHAMPIONSHIP FINALRAWAXXX vs 鎮座DOPENESS

伝説的なベストバウトがいくつも生まれた大会、KING OF KINGS 2020 GRAND CHAMPIONSHIP FINAL。
決勝の呂布カルマさんVS鎮座DOPENESSさんのバトルもすばらしかったですが、こちらのRAWAXXXさんVS鎮座DOPENESSさんのバトルもベストバウトとして名高く、多くの支持を集めました。
RAWAXXXの鋭いディスとフロウが光るものの、それを飲み込んでしまう鎮座DOPENESSさんのマイペースかつハイセンスなスタイルが見どころです。
梵頭 vs 輪入道フリースタイルモンスター

熱い試合もいいですが、MC同士の絆や友情が見え隠れするバトルもいいですよね。
そこで紹介したいのが、『フリースタイルモンスター』での、梵頭さんと輪入道さんのバトルです。
どちらも迫力のあるフロウと、重たいリリックが武器のMCです。
そんな2人はプライベートでも交流があるようで、このバトルの中ではお互いを認め合うようなラップが披露されました。
勝敗よりもその内容に胸が熱くなる、そんなバトルに仕上がっていますよ。
凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦ScoobyJ.vs.百足

非常に渋い声質が持ち味のラッパー、ScoobyJさん。
独創性にあふれたスタイルとしっかり対話するスタンスから、バトルシーンで非常に人気のラッパーですよね。
そんなScoobyJさんと若手ラッパーの筆頭格として知られている百足さんによるバトルが、こちらの『凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦』。
このバトルは勝ち負けよりも百足さんの成長を感じられるところが魅力です。
これまではケツの韻をとりあえずあわせるだけの典型的なキッズ向けフリースタイルだった百足さんが、しっかりとアンサーを返しながら言葉にオリジナリティを持たせているようになっているので、昔から彼を追っている方は衝撃を受けたのではないでしょうか?
MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(61〜70)
Nidra Assassin vs 梵頭凱旋MC BATTLE【春のMC BATTLE 三連祭 2022】

まったくスタイルの違うMC同士のバトルも楽しいですよね。
そこで紹介したいのが、2022年の『凱旋MC BATTLE』で行われた、Nidra Assassinさんと梵頭さんのバトルです。
Nidra Assassinさんはハイテンションかつ早口なフロウで、梵頭さんは落ち着いた雰囲気かつ、重たいフロウで勝負しました。
まさに両極端ですよね。
果たしでどのようなバトルに仕上がっているのか、確かめてみてくださいね。
おわりに
フリースタイルラップの世界では、一瞬のパンチラインが勝敗を分ける緊張感と、MCバトルならではの即興性が会場や見ている人をとりこにします。
ベストバウトと呼ばれる試合には、技術だけでなく心を揺さぶる何かが宿っているもの。
有名なバースから学べることは多く、それぞれの表現には独自の輝きがあります。
この記事をきっかけに、あなたもバトルの奥深さに触れてみてください。






