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MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい

フリースタイルのMCバトルを見ていて、思わず声が出るような瞬間ってありますよね?

即興で繰り出されるパンチラインが相手を刺した瞬間、会場が揺れるようなあの熱気。

言葉と言葉がぶつかり合うバトルには、一度見たら忘れられない名勝負や、何度も見返したくなる有名なバースがたくさん存在します。

そこで今回は、そんなフリースタイルラップの世界から、印象的なバウトや心に残るバトルの数々を集めてみました!

熱くて痺れるものから、笑いが止まらないものまで幅広く紹介しているので、ぜひ最後まで楽しんでくださいね!

MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(11〜20)

ADRENALINE 2019CHEHON vs RAWAXXX

CHEHON vs RAWAXXX【ADRENALINE 2019 FINAL】漢 a.k.a. GAMIが解説!
ADRENALINE 2019CHEHON vs RAWAXXX

レゲエのベテランDeejayであるCHEHONさんとトップクラスの実力をもつRAWAXXXさんの対決です。

この時期はJUMBOMAATCHさんがフリースタイルダンジョンのモンスターを務めることになって、レゲエの注目度が上がっていました。

そんななか待望のCHEHONさんがADRENALINEに登場したわけですが、結果は惜しくも負けたものの強烈なインパクトを残しました。

彼岸花のパンチラインは鳥肌モノでしたね!

RAWAXXXさんのフロウもさすがでした!

BATTLE SUMMIT2般若 vs SKRYU

般若 vs SKRYU/ BATTLE SUMMIT2(2024.8.14)
BATTLE SUMMIT2般若 vs SKRYU

第一回の成功を受けて、満を持して開かれたフリースタイル特大イベント、BATTLE SUMMIT2。

般若さんをはじめとした、多くのビッグネームが名を連ねた本大会は、ベストバウトが連発しました。

その中でも特にオススメしたいのが、般若さんとSKRYUさんのバトルです。

どちらも唯我独尊タイプで、相手に飲まれないスタイルが特徴です。

このバトルでもお互いのスタイルを出した上で、パンチラインを連発しています。

SKRYUさんのひょうひょうとした感じが最高にドープなので、ぜひチェックしてみてください。

凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦NovelCore.vs.梵頭

NovelCore.vs.梵頭.凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦
凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦NovelCore.vs.梵頭

現在、メインストリームで大活躍しているNovelCoreさん。

アイドルのような人気があるラッパーなので、アングラのラッパーとは何かと対比されることが多い傾向にありますよね。

こちらの『凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦』は、東海のアングラを代表する梵頭さんと対決したバトルで、互いのシーンを背負った重みのあるバトルが特徴です。

どちらのバースも納得させられるような説得力にあふれたパンチラインが登場するので、ぜひチェックしてみてください!

戦極MCBATTLE第18章SAM vs ID

SAM vs ID/戦極MCBATTLE第18章 BEST BOUT 2(2018.8.11)
戦極MCBATTLE第18章SAM vs ID

マイメンとして知られているSAMさんとIDさん。

非常に仲の良い二人のバトルは、バチバチというよりも高いレベルの見せあいに近く、MCバトルのなかでも屈指の盛り上がりを見せるカードとして知られています。

こちらの『戦極MCBATTLE第18章』では、IDさんによるハイセンスなフロウ、SAMさんによる留まりを知らない韻の多さという2つの高次元なスキルがさく裂しており、どちらのバースでもパンチラインが連発しています。

フロウVSライムのなかでも、特にハイレベルなバトルと言える試合でしたね!

凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦TERU.vs MC松島

TERU.vs MC松島 凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦
凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦TERU.vs MC松島

若いヘッズから人気を集めたベストバウトといえば、凱旋MC battle東西選抜夏ノ陣2019.1回戦ではないでしょうか?

TERUさんとMC松島さんという、対称的なスタイルを持った2人の対決で、全体を通してTERUさんがフロウで押していく展開が続きます。

スキルでは松島さんが遅れを取っていますが、個人的にはTERUさんに対して「いつも同じようなことしか言ってない」というディスは、なかなかのパンチラインだったと思います。

戦極MCBATTLE 第29章 両国国技館SAM vs Fuma no KTR

SAM vs Fuma no KTR/戦極MCBATTLE 第29章 両国国技館(2023.3.12)
戦極MCBATTLE 第29章 両国国技館SAM vs Fuma no KTR

SAMさんはライミングにおいて、日本のバトルMCでもトップクラスの実力を持ちます。

一方、Fuma no KTRさんは日本人離れしたフロウを持っています。

そんな2人がバトルした試合が、こちらの『戦極MCBATTLE 第29章 両国国技館』。

対称的なスタイルの2人ですが、どちらも技巧派という側面を持ち合わせているため、技術面では非常にレベルが高いバトルといえます。

技術重視でバトルを見られている方は、ぜひチェックしてみてください。

MCバトルのベストバウト。歴史に残るパンチラインがヤバい(21〜30)

凱旋MC battle Special 2023 at 東京ガーデンシアターNEW!DOTAMA vs SANTAWORLDVIEW

DOTAMA vs SANTAWORLDVIEW 凱旋MC battle Special 2023 at 東京ガーデンシアター(8月27日開催)
凱旋MC battle Special 2023 at 東京ガーデンシアターNEW!DOTAMA vs SANTAWORLDVIEW

ラップの内容、韻の踏み方、ビートへの乗り方、さまざまな点で見どころのある試合がこちら。

2023年の凱旋MC battle Specialでの、DOTAMAさんとSANTAWORLDVIEWさんの試合です。

始まりのあいさつかのように会場を盛り上げたあと、自身の音楽活動を語るSANTAWORLDVIEWさん。

それに対し、「顔がお猿さんみたい」と容姿をディスるDOTAMAさん。

しかし、そこからしっかりと韻を踏みながら展開していく様子はさすがです。

また、次のターンで音楽を知らないとディスられたDOTAMAさんは、「自分だって音源を出してライブをして食っている」とキャリアを語るなど、熱いやり取りが魅力的なんですよね。

その他にも互いにビートに合わせてさまざまな乗り方を披露しているなど、何度観ても新たな見どころが見つかるバトルです。