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笑えるものからクリエティブな作品まで勢ぞろい!面白いMVまとめ

近年ではYouTube上にも積極的に公開されるようになったMVの数々。

アーティストが楽曲に込めた世界観や、アーティスト自身や楽曲そのものの魅力など、リスナーへと届けるために欠かせない存在になっていますよね!

この記事ではそうした数あるMVの中でも、とくにおもしろいと話題のMVを紹介していきますね!

「おもしろい」と言っても笑えるという意味合いの「おもしろい」だけではなく、映像の演出としても興味深いという意味の「おもしろい」MVもピックアップしました。

人気の映像クリエイターが担当したものから、アーティスト自らが演出を施した作品までさまざまですので、ぜひお楽しみくださいね!

笑えるものからクリエティブな作品まで勢ぞろい!面白いMVまとめ(1〜10)

君の街までASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『君の街まで』
君の街までASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカンの楽曲の中でも人気の高い『君の街まで』。

この曲は2004年にリリースされたアジカンの6枚目のシングルです。

楽曲の内容とは裏腹に「なんだこれは?」と言いたくなるこのMV。

山本晋也さんが出演、シンクロナイズドスイミングの監督なのですが、そのシンクロの競技がおこなわれているプールサイドで演奏、歌うアジカン。

シンクロと演奏するアジカンが映し出されているだけでも謎なのですが、そこから急展開、プールの中に巨大ザリガニが出現、1人がさらわれてしまうという流れに。

それに驚いているゴッチさんの顔がとても印象的でもあるMV、そして最後まで意味はよくわからないMVです(笑)。

創造星野源

星野源 – 創造 [Behind The Scenes]
創造星野源

「スーパーマリオブラザーズ35周年」のテーマソングにもなっているこの曲、星野源さんの『創造』。

星野源さんはラブソング、どことなく影のあるメロウな楽曲、そしてこんなにも明るくてポジティブな楽曲も作れるのかと感心してしまいます。

この曲のMVはアップテンポなナンバーでそれに合わせたようにせわしなく画面が動く、アーティスティックな作品。

ですがタイトルの『創造』を感じさせる、いろんなシーンが盛り込まれていてMVの裏側を集めた動画では「こんな風に撮っていたのか!」と感動するばかり。

途中「ニセ明」が登場するところもファンにはたまりませんよね!

リライトASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『リライト』(M-1グランプリ2024 プロモーションビデオ テーマソング)
リライトASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの代表的な楽曲である『リライト』は、アニメ『鋼の錬金術師』のオープニングテーマへの起用からはじまり、それ以降もさまざまなタイアップで度々注目される楽曲です。

自分の中にある不安定な感情を力強くはき出しているような内容で、前に向かっていく力が感じられますね。

映像はバンドの演奏シーンをまっすぐに見せるような内容で、勢いや力強さが強調されているような印象です。

本棚のような背景、空中に浮かび上がるメンバーなどの独特な表現もありますが、それらをあまり強く描かないことで、勢いを際立たせているようにも思えてきますね。

笑えるものからクリエティブな作品まで勢ぞろい!面白いMVまとめ(11〜20)

Magic of LovePerfume

[Official Music Video] Perfume「Magic of Love」
Magic of LovePerfume

Perfumeの『Magic of Love』は2013年にリリース、アルバム『LEVEL3』に収録されている楽曲です。

中田ヤスタカさんのデジタルなサウンドにのせて恋の魔法についてを歌うという構成が、Perfumeの王道のようなものを感じさせますよね。

映像はこのデジタルなサウンドの雰囲気、歌詞で描かれる独特な浮遊感を表現したようなカラフルな構成です。

さまざまな色と模様が描かれている部屋の中で、どこを背にするのかを切り替えていき、さまざまな色を見せていきます。

カラフルな映像だからこそ、浮かれた様子もしっかりと伝わっていますね。

再生Perfume

[Official Music Video]Perfume 「再生」
再生Perfume

2019年に配信限定でリリースされたPerfumeの『再生』。

このMV、始めは「いつもどおりのPerfume」といった感じの、キレのいいダンスで見せてくれるというものですが、サビの前当たりからちょっとずつ盛り上がる要素が出てきます。

森の中に浮かび上がる数々の画面に映し出されているのは過去のPerfumeのMV映像。

あー、懐かしいなあ、みんな若いなあと思いながら見ていると、サビからはなんとこの『再生』の歌詞に合わせた口の動きをしているリップシンク映像をつなぎ合わせているというもの。

いろんな衣装や髪形の3人がたっぷりと堪能できます。

たまに今の映像も挟み込まれていてとても不思議な気持ちになる、そしてちょっと感動してしまう作品です。

お勉強しといてよずっと真夜中でいいのに。

ずっと真夜中でいいのに。『お勉強しといてよ』MV (ZUTOMAYO – STUDY ME)
お勉強しといてよずっと真夜中でいいのに。

カラフルで躍動感のあるアニメーションで、歌詞で描かれている世界観や感情を表現していくような内容です。

序盤で同じ内容を繰り返しているところがポイントで、このくりかえしから世界が広がっていくような展開を見せることで、歌詞でも描かれている変わっていくことが強調して表現されています。

やる気がなさそうな気だるい表情を見せていた主人公、曲と物語が進んでいくごとに、必死な表情に変わっていく様子が、前に一歩を踏み出す強さも感じさせますね。

カラフルで軽やかな映像だからこそ、変わることの大切さをやさしく伝えているような印象ですね。

ジェニーハイラプソディージェニーハイ

ジェニーハイ「ジェニーハイラプソディー」
ジェニーハイラプソディージェニーハイ

ジェニーハイは番組の企画から誕生したバンドで、個性的なメンバーが集っているところも魅力ですよね。

そんなジェニーハイの個性の集いという部分に注目しつつ、世の理不尽を歌った楽曲が『ジェニーハイラプソディー』です。

すべてのメンバーにボーカルパートがあるところも印象的で、本人が語るからこそ、それぞれの思いがしっかりと伝わります。

映像は銭湯にやってきたメンバーを描いた不思議な世界観で、衣装のままでお湯に飛び込む様子などからも強烈な個性が感じられますね。

奇妙な世界観の中での真剣な表情という点で、聴いている人を徐々に引き込んでいくような印象です。