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【ポピュラー×クラシック】ガーシュウィンが手掛けたピアノ曲を厳選

ポピュラー音楽と西洋音楽を融合した独自の音楽ジャンルを築き、ジャズとクラシック両方の歴史に名を刻んだアメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィン。

妖艶な雰囲気のメロディや思わず踊りだしたくなるようなポップなリズムをもつ名曲たちは、クラシック史において唯一無二の存在感を放っています。

本記事では、そんなガーシュウィンの作品のなかから、ピアノ独奏曲やピアノ編曲版で演奏される機会の多い楽曲を厳選!

作曲の背景や曲の特徴とあわせてご紹介していきます。

【ポピュラー×クラシック】ガーシュウィンが手掛けたピアノ曲を厳選(11〜20)

キューバ序曲George Gershwin

ポピュラー音楽とジャズの要素を取り入れ、クラシック音楽の新たな地平を切り開いたアメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンさんの代表作の一つである『キューバ序曲』は、1932年のハバナ旅行の印象を反映した管弦楽曲。

ガーシュウィンさんはキューバの民族楽器やカリブ海のリズムに魅了され、彼の既存の音楽テーマとの融合を試みました。

A-B-A形式で構成され、外側のセクションは速いテンポの躍動感にあふれ、中間部はオーボエの憂いを帯びたメロディが印象的です。

ラテンのリズムとクラシックが融合した色彩豊かな本作は、ピアノ編曲版も人気の1曲です。

おわりに

ジャジーなメロディや映画の世界に迷い込んだかのような妖艶な曲調が魅力的な、ジョージ・ガーシュウィンのピアノ作品をご紹介しました。

ガーシュウィンの作品は、特にリズミカルな曲やジャズがお好きな方にピッタリ。

ぜひ、彼の作品ならではのポップなリズムを楽しみながら演奏してみてくださいね!