【お子さまから大人まで】歌いやすいジブリ曲まとめ
日本人にとっては国民的なアニメーション映画として親しまれているスタジオジブリによる名作の数々は、本編の内容はもちろん素晴らしい音楽に彩られていることでも知られています。
映画を見たことがないけど曲は知っている、というくらいに知名度の高い曲もありますし、多くの方々にとって「私の好きなジブリ曲」が存在するのではないでしょうか。
もちろんカラオケや合唱コンクールなどでも好まれる名曲ばかりですが、今回は実際に歌ってみたいという方に向けて「歌いやすいジブリ曲」をテーマとした名曲の数々を紹介しています。
比較的音域が狭い曲を選出していますから、高音域に自信がないという方にもおすすめですよ!
もくじ
【お子さまから大人まで】歌いやすいジブリ曲まとめ
風になるつじあやの

こちらの曲はつじあやのさんの6枚目のシングルにあたる曲で2002年にリリースされました。
ウクレレのアコースティックな響きが素朴で、飾り気のない曲ですよね。
この曲はスタジオジブリ映画『猫の恩返し』の主題歌として採用されました。
また、食品会社のCMとしても使われたので、映画を見ていない方にも耳なじみがある曲ではないでしょうか。
映画にはアコースティックバージョンのほうが採用され、ウクレレと歌だけのよりシンプルな曲が楽しめます。
ひこうき雲荒井由実

こちらの曲は1973年松任谷由実さんが荒井由実さんだったころに作った曲です。
彼女が小学生だった時に病気を発症した友達がなくなり、それをもとにこの曲を書いたそうです。
その後2013年に宮崎駿監督のジブリ映画『風立ちぬ』の主題歌として使用されました。
この映画は飛行機の開発についてのストーリーと、若くして死に向かい合った友達が描かれていたので選ばれたそうですが、ジブリ映画ではほかにも『魔女の宅急便』にも彼女の曲が使われていますよね。
朝ごはんの歌手嶌 葵

日本の朝ごはんを作る手順が歌われたかわいらしい歌がこちらです。
主人公の海のうちは下宿屋を経営しており、朝ご飯を作るのは海の役目なのです。
手嶌葵さんの独特な声がとてもマッチしていますよね。
この曲は2011年に発表された映画『コクリコ坂から』の中の曲として、谷山浩子さんが作りました。
谷山さんの世界が広がっている感じがしますね。
手嶌葵さんはその前作、『ゲド戦記』から声優としても歌手としても活躍しています。
さんぽ井上あずみ

井上あずみさんの代表曲といえば、『となりのトトロ』で使われた『さんぽ』ではないでしょうか。
1988年に公開されたこの映画はジブリの映画の中でも1,2を争うほど有名で、この曲は本当に大人から子供まで幅広い年齢層に愛され、歌われていますよね。
自分が子供の頃に歌った、や子供に歌ってあげたという人も多いのではないでしょうか。
テンポの良い童謡のようなこちらの曲は歌うだけで元気になってきますね。
これからもたくさんの人に歌い継がれていってほしいです。
いのちの記憶二階堂和美

2013年に公開された、竹取物語についてのジブリ映画、『かぐや姫の物語』の主題歌となったのがこちらの曲。
作詞作曲と歌を担当した二階堂和美さんは、なんと広島在住のシンガーソングライターであり、僧侶であるという異色のアーティストです。
彼女はNHK『おかあさんといっしょ』をはじめ、他のアーティストにも楽曲提供をしており、それを知っていた高畑勲監督からの強い要望で主題歌を作ることが決まったそうです。
ストレートで美しいメロディーは歌いたいという気持ちをかきたてますよね。
やさしさに包まれたなら荒井由実

1974年のリリース後、1989年に映画『魔女の宅急便』のエンディングテーマに起用され再び脚光を浴びた作品です。
やさしい雰囲気と荒井由実さんの落ち着いた歌声で、聴いている人の心をほぐしてくれるような温かみのある楽曲ですよね。
魔女の宅急便といえば、テレビで放送されるたびに話題にのぼる作品の一つ。
『やさしさに包まれたなら』は挿入歌の中でも短くシンプルな歌詞で、メロディーもさほど複雑でなくおぼえやすいので、テレビで観るたび頭から離れずしばらく口ずさんでいるという方もいらっしゃるのでは?