グループ・ホームで盛り上がるゲーム。楽しいレクリエーション
グループホームは、アットホームでまるでお家にいるような雰囲気を味わえるのが魅力の高齢者施設です。
そんな毎日の生活に欠かせないのがレクリエーション。
認知症がある高齢者の方がほとんどなので、心身の活性化につながるレクリエーションをおこないたいですよね。
そんな高齢者の方のために、「グループホームで盛り上がるゲーム・レクリエーション」はいかがでしょうか。
この記事では、高齢者の方の日々に役立つレクリエーションを紹介しています。
介護職員の方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
グループ・ホームで盛り上がるゲーム。楽しいレクリエーション(31〜40)
ゴルフゲーム

簡単で楽しめる紙コップの「ゴルフ」ゲームのご紹介です。
点数を書いた紙コップを床に寝かせて置き、ピンポン玉を転がして入れていきます。
紙コップに入ったピンポン玉の数で、勝敗を決めますよ。
ピンポン玉の得点を計算することで、脳トレにもつながります。
このゴルフは椅子に座ったままできるので、立つことが難しい高齢者の方にも参加していただけそうですね。
力を調節して、ピンポン玉を転がしていくので腕のリハビリにも役立ちますよ。
高齢者の方の中にはゴルフを楽しまれてきた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
ゴルフをしてきた思い出にも浸っていただけそうな、紙コップのゴルフですね。
ジャンケンうちわで認知症予防

じゃんけんで出される手の形、グーチョキパーのイラストが描かれた大きなうちわです。
前に立つ人がこのうちわを使ってじゃんけんの手を出し、それに対応する手をそれぞれに考えてもらいます。
出される手を見て判断し、それぞれの手を後から出してもらう流れで、勝てるパターンだけでなく負けるパターンでも手を考えてもらいましょう。
またうちわの裏面には数字が書かれており、数字がどの手を表しているのかの工程をはさむことで、より考える力が鍛えられる内容ですね。
スポーツを楽しもう!ピクトグラムカード

オリンピックの種目の表記などでもおなじみの、ピクトグラムを使ったカードです。
ピクトグラムだけではどの種目なのかがわかりにくい場合もありますよね。
ピクトグラムのシルエットを利用してどの種目なのかを考えてもらいましょう。
ピクトグラムの裏には競技名とわかりやすいイラストを描いておき、正解がわかるという内容ですね。
競技名がならんだプログラムの順番にピクトグラムをならべてもらうなど、さまざまなルールで楽しめるカードではないでしょうか。
タオルを使ったボール渡し

タオルとボールを使って盛り上がるレクリエーションを行いましょう。
まずは高齢者の方同士が向かい合い、タオルを持ってその上にボールを乗せます。
ボールは転がりやすいのでバランス感覚を調節することも大切です。
高齢者の方と息をあわせて、隣の方のタオルの上にうまく乗せちゃいましょう。
ハラハラドキドキするので盛り上がることまちがいなし。
みんなで協力してボールをつないでいくゲームなので、高齢者の方同士の仲も深まることでしょう。
タワーゲーム

ハラハラドキドキしながら盛り上がれるタワーゲームのアイデアです。
こちらは紙コップを重ねてタワーを作り、完成したらその上にボールを乗せる内容です。
いかに早くできるかチャレンジしてみるのもいいですし、2人で競い合ってみるのも楽しいでしょう。
そんなタワーゲームでは、急ぐあまり途中でタワーがくずれてしまうこともしばしばです。
「崩してしまわないかな」と緊張感を持ちつつ、進めてみてください。
その分、素早くできた時は達成感を味わえますよ。
グループ・ホームで盛り上がるゲーム。楽しいレクリエーション(41〜50)
チーム戦もあり!文字をみんなで探そう

みんなで協力して取り組める言葉探しゲームもあるんですよ。
その内容は施設内にある言葉が書かれた紙を探し出し、それを組み替えていくつかの単語を作るというものです。
これなら頭だけでなく体の運動にもなりますね。
また、個人戦やチーム対抗戦にしても白熱しそうです。
チーム戦の場合は、利用者同士の中が深まるきっかけにもなりそうです。
スペースに余裕がある場合はぜ取り組んでみてくださいね。
ちなみに作る単語は5つ前後だと、少なすぎず多すぎずよさそうです。
ナンバーコップ

「ナンバーコップ」ゲームは紙コップに書かれた数字と、紙に書かれた数字を一致させて遊びます。
数字を覚えることが脳のトレーニングになり、紙コップを持って置くことで腕や手のトレーニング効果が期待できます。
お一人でも楽しめますが、対抗戦にしても盛り上がりそうですよね。
シンプルな内容のゲームですが、そこがポイントですよ。
脳トレをより効果的にするためは「継続しておこなう」ことだそうです。
さらに、楽しいと「次はあれもしてみたい」といった意欲にもつながります。
今回ご紹介したナンバーコップをぜひ、活用してみてくださいね。