グループ・ホームで盛り上がるゲーム。楽しいレクリエーション
グループホームは、アットホームでまるでお家にいるような雰囲気を味わえるのが魅力の高齢者施設です。
そんな毎日の生活に欠かせないのがレクリエーション。
認知症がある高齢者の方がほとんどなので、心身の活性化につながるレクリエーションをおこないたいですよね。
そんな高齢者の方のために、「グループホームで盛り上がるゲーム・レクリエーション」はいかがでしょうか。
この記事では、高齢者の方の日々に役立つレクリエーションを紹介しています。
介護職員の方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
グループ・ホームで盛り上がるゲーム。楽しいレクリエーション(21〜30)
かるた

読み札を聞いて絵札を取り合うカルタ。
聴覚や視覚を刺激するといった意味で認知症の方にオススメできます。
大勢で楽しむときは市販のカルタでは少し小さいかもしれない、そこで「流行歌カルタ」や「全国旅行カルタ」などをみんなで自作するのも楽しいと思います。
昔はお正月の定番の遊びとされていたカルタ、ご高齢者の方々もきっとカルタに関する思い出の1つや2つはあると思います。
そのような思いで話とともにカルタを楽しめればいいですね。
しりとり

子供のころから慣れ親しんできた「しりとり」も認知症の方にオススメのレクリエーションです。
しりとりのいいところはモノを使わない、準備も必要のないといった手軽さにあります。
郊外へ出掛ける移動のバスの中、ちょっとした空き時間の埋め合わせなどに重宝すると思います。
また認知症のレベルに合わせて難易度を変えられる点もオススメポイントの1つです。
「3文字しばり」や「食べ物しばり」などカスタマイズは自由自在。
「50単語つなげられたらゴール」などの目標を設定してもいいですね。
グループ・ホームで盛り上がるゲーム。楽しいレクリエーション(31〜40)
じゃんけんボール送りゲーム

チーム対抗で盛り上がる、じゃんけんボール送りゲームを紹介します。
まずチームに分かれます。
そうしたらイスをそれぞれ1列に配置し、向かい合わせて座ります。
次に先頭の2人がボールを持ちじゃんけんをします。
そして勝った方は隣の人にボールをリレーする、というのを繰り返し先にボールを先頭の人まで戻したほうが勝ちという内容です。
どちらがリードしているのか目に見えてわかるので、白熱することでしょう。
また、頭と体を同時に動かせるのも魅力ですね。
もぐらたたき

盛り上がって脳トレにもなる、紙コップを使った「もぐらたたき」のご紹介です。
紙コップを10から20個ぐらい用意しモグラの絵を描いてモグラを作ります。
紙コップに割り箸を付けて、モグラをたたくハンマーも完成しますよ。
作る工程から高齢者の方に参加していただくことで、工作レクにもなりますね。
工作としても、モグラたたきゲームとしても手を使います。
指先を器用に使うことで、脳の活性化に役立ちますよ。
たたく動作で関節の動きの改善や、集中力なども鍛えられる効果が期待できます。
レクリエーションなどでチーム対抗戦にすると、盛り上がりそうですね。
カラオケ

ちょっとした空き時間にも楽しめて、かつストレス発散になるのがカラオケです。
大きな声で歌うのには、他には代えがたい快感がありますよね。
1人で歌う「ヒトカラ」もいいですが、みんなでワイワイ盛り上がるのも楽しそうです。
それからカラオケの楽しみ方として、採点機能のある機種を利用するという方法もあります。
きっとカラオケに行くモチベーションになるはずです。
また、歌声を分析してくれるので、上達したい方にもピッタリですよ。
カラオケ大会

いくつになっても、みなさん歌が大好きですよね。
最近のカラオケはレバートリーも多く、選曲に迷うくらいですが、誰でも口ずさめるような歴代のヒット曲を数曲、あらかじめ用意しておくといいですね。
手拍子を打ったり、リズムに合わせて体を揺らしたり、合いの手を入れたりして盛り上げてください。
歌詞を読んだり、思い出したりするのが脳トレにもなりますし、ストレス発散にもなりますよ。
「こんな一面もあったんだ」と発見する機会にもなりそうですね。
コミュニケーションのきっかけに!レクにも最適ボール体操

ボールを使ってスムーズにコミュニケーションをとってもらうレクリエーションです。
話のテーマを決めて、ボールを持っている人がお題に合わせた言葉を発表し、次の人にボールを回します。
テンポを意識してお題に合わせた言葉を考えていけば、脳トレの効果も期待されますね。
クイズ形式のお題で考える要素を加える、ボールの渡し方を工夫するなど、さまざまなアレンジを加えても盛り上りそうです。
自己紹介から、徐々に難しいお題にしていけば、その場のチームワークも高まっていきそうですね。