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ハーフの歌手・シンガー。海外の血を引くアーティスト【日本で活躍・注目】

ボーカルは、ある意味でシンガーの体そのものが楽器のパートです。

人種が違えば体格などにも違いがあり、それは当然ながら歌唱や声質に影響します。

また普段話す言葉はたとえ日本語だったとしても、幼少時から日本語以外の親御さんの母国語も話している方は、根本的な発声やリズム感などが違う場合も多々あります。

ここではそんな「日本人以外の血を引く」シンガー、アーティストをご紹介。

リズム感や声質など、純日本人のアーティストとは一味違う魅力を存分にお楽しみいただけることと思います。

ハーフの歌手・シンガー。海外の血を引くアーティスト【日本で活躍・注目】(1〜10)

19アカリ ドリチュラー(FAITH)

長野県伊那市から生まれたポップロックバンド、FAITHのメインボーカルをつとめるアカリドリチュラーさんは日本とアメリカのハーフ。

モデルとしても活動されています。

クラシックに励んでいた学生時代と洋楽を聴いて育ったルーツもあり、「ギャング・オブ・ポップ」と掲げたバンドの軽快なグルーヴを表現する歌唱力が魅力的ですね。

そんな心地よい90年代洋楽風の良質なポップスの作詞を手掛ける彼女の言葉は英詞で紡がれていて、温かく寄りそってくれるような優しさと強さがあふれています。

キュートでオシャレなスタイルはもちろんのこと、その確かな実力が注目されていて、これからますます活躍してくこと間違いなしです!

BE TOGETHER鈴木亜美

代表曲『BE TOGETHER』などで知られる鈴木亜美さん、意外にもハーフのシンガーなんですね!

きっと知らなかった人もいらっしゃるのではないでしょうか?

中国人の父親と日本人の母親を持つそうです。

オーデション番組『ASAYAN』で1位となり、『love the island』で歌手デビュー。

鈴木亜美さん自身もリスナーとして影響を受けたという名プロデューサー・小室哲哉さんとともに、1990年代後半から2000年代前半にかけてJ-POP史を彩ってきた彼女。

あみーゴの愛称で当時の若者を中心に親しまれ、透明感のあるキュートなルックスで人気を博しました。

活動復帰後は、中田ヤスタカさんやm-floの☆Taku Takahashiさんプロデュースのもと、クラブサウンドを中心とした楽曲も歌っています。

2021年にはYouTubeチャンネルを開設し、激辛マニアな一面や特技の料理を活かした動画などをアップされています。

Precious伊藤由奈

伊藤由奈 (Yuna Ito) – Precious @ Dream Live 2011
Precious伊藤由奈

伊藤由奈さんは、日本人の父親、韓国系アメリカ人の母親を持つハワイ出身のシンガーです。

2005年当時、社会現象にも近いほどの盛り上がりを見せた名作『NANA』の映画にてレイラ役を務めて注目を浴び、紅白歌合戦に出場。

その後は映画『LIMIT OF LOVE 海猿』の主題歌に起用された『Precious』が大ヒット。

結婚式の曲としても愛されています。

そんな映画を通じたバラードのイメージが強い彼女ですが、『losin’』や『恋はgroovy×2』などのグルーヴ感バツグンな楽曲や、『アンフェア』の歌である『I’m Here』のようにシリアスで力強い楽曲。

さらに『WORKAHOLIC』や『Moon Rabbit』といった疾走感が心地よいクラブチューンなどなど多彩な魅力があります!

歌手を目指すルーツとなったマライア・キャリーさんを思わせる歌唱力はもちろんのこと、弱い部分をも見せていくような幅広い表現力は鳥肌もの。

日本活動後は、ロサンゼルスにて活動されているようです。

ハーフの歌手・シンガー。海外の血を引くアーティスト【日本で活躍・注目】(11〜20)

Show Me HowMaika Loubté

Maika Loubté – Show Me How (Lyric Video from 2019 Live at Shibuya WWW)
Show Me HowMaika Loubté

ショートヘアがキュートな日本とフランスのハーフであるシンガーソングライター、マイカ・ルブテさん。

幼少時からクラシックピアノを習い、14歳のころ独学で曲制作を宅録で開始したそうです。

英語も話せるトリリンガルな面を活かした、さまざまな言語での楽曲スタイル。

ギタリストのShinyaさんと結成したユニットEA(エア)で2012年にミニアルバム『METRO』をリリース。

高野寛さんや小山田圭吾さんとの共演もへて2013年からソロ活動を開始しました。

マイカ・ルブテさん自身も出演した、マツダMX-30のCMソングの『Show Me How』などCMの楽曲提供でも活躍されています。

ウィスパーボイスのような透明感のある歌声とポップスらしい聴き心地の良さで、やわらかく包み込むようなエレクトロミュージックがステキです。

Midnight TrainEmi Meyer

DJ OKAWARI “Midnight Train feat. Emi Meyer” (Official Music Video)
Midnight TrainEmi Meyer

アメリカ人の父親と日本人の母親を持つエミ・マイヤーさんは、アメリカと日本を拠点に活動する注目のシンガー・ソングライター!

2007年、アルバム『キュリアス・クリーチャー』を発表するなど、精力的な活動をされています!

本作の海外からも評価されるトラック・メイカーDJ OKAWARIさんと発表した『Midnight Train』は、エミ・マイヤーさんの艶やかで伸びのある歌声が魅力的な1曲に仕上がってます!

みんなってエブリワン!池田エライザ

池田エライザが歌う、au三太郎「みんなってエブリワン!」フルバージョンMVが公開 「みんなってエブリワン!」MV
みんなってエブリワン!池田エライザ

主に女優として活躍し、モデル・映画監督など多彩な顔を持つ池田エライザさんはフィリピン生まれの福岡県出身。

日本人の父、フィリピン人とスペイン人のミックスである母を持つハーフシンガーです。

2009年にファッション誌「ニコラ」のオーデションでグランプリを獲得、2011年に映画『高校デビュー』で女優の活動を開始しました。

ギターを趣味としており、音楽面では2018年からNHK BSプレミアムの『The Covers』で司会を務めてカバーを披露したことから、特番など音楽番組でカバー曲を披露する機会が増えていきました。

2021年にはオリジナルとなるauのCMソング『みんなってエブリワン!』でキュートな魅力を届けたり、松本隆さんのトリビュートアルバムに参加するなど着実に音楽の活動を広げています。

温かみと透明感を持ったボーカルがとてもステキですよね。

引きつけられる歌唱力、執筆時点では未定ですがやはり正式なミュージシャンとしての活動も期待したいところです!

恋におちたらCrystal Kay

アフリカ系アメリカ人の父と在日韓国人3世の母を持つハーフとして生まれ、そのパワフルで奥行きのある歌声がリスナーに支持されているCrystal Kayさん。

日本語、英語、韓国語が使えるトリリンガルであることに加え、上智大学国際教養学部を卒業しているなど、歌だけではない幅広い才能を発揮していることも驚きですよね。

また、すでにシンガーとしてのキャリアを積んでいながら、より曲を作りやすくなるためにギターを始めるなど、才能と向上心をあわせ持ったアーティストと言えるのではないでしょうか。